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参加者のリアルな課題を「刺さるセッション」に変える意外と泥臭いセッション企画の舞台裏【ノンプロキャンプおすそわけ06】

こんにちは!タカハシノリアキです。

シリーズ「ノンプロキャンプおすそわけ」では、2026年7月に開催するイベント「ノンプロキャンプ 2026」の企画や準備の裏側、そこで得られた学びや気づきをリアルタイムでお届けしています。

前回は、イベントのメインコピーとなる「押し寄せるAIの波を、僕らはむしろ乗りこなす」というテーマが決定するまでのプロセスや、ペルソナのキャラクター化についてお話ししました。

今回は、テーマ決定と並行して進めていた「あなたの身近なペルソナシート」の分析結果と、そこから集まった悩みをもとにAIと協働しながらセッション案を絞り込んでいった泥臭いプロセスについてお伝えします。

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「身近なペルソナシート」で浮き彫りになった参加者のリアルな課題

実際の人物をイメージして記入したペルソナシートの回収

イベントのテーマ決定と並行して、コミュニティメンバーの皆さんには「あなたの身近なペルソナシート」というヒアリングシートの記入をお願いしていました。

これは、あらかじめ定義した5つのペルソナ像(くすぶる挑戦者、孤独な旗振り役、情報奔流の遭難者、伸び悩みの探求者、置いてけぼりのデジタル難民)について、身の回りに該当する人がいるか、その人がどんな具体的な困りごとを抱えていて、どんなコンテンツが刺さりそうか、どのようにイベントにお誘いするかを書いていただく取り組みです。

集まったデータは、回答者数20名、ペルソナの件数としては合計48件でした。正直なところ、もっと多くの方に声掛けをしていたため、もう少し回答を書いてほしかったな、まだコミュニティ全体を巻き込み切れていないなという焦りや課題感もありました。

この巻き込みの難しさは、今回のノンプロキャンプ全体を通じた大きな課題にもなっていましたので、それに関してはまたお話します。

分析で浮き彫りになった最多ペルソナ「情報奔流の遭難者」の救済

それでも、20名のメンバーが真剣に書いてくださったデータは非常に貴重なものでした。

集まったデータをAIに取り込んで分析した結果、最も多かったペルソナは「情報奔流の遭難者」で、全体の約半数にあたる20件を占めていることが分かりました。日々の情報が多すぎて何から手をつければいいか分からないという、参加者のリアルな疲弊感や課題感が浮き彫りになり、この層をどう救済するかがイベント全体のキーポイントとして共有されました。

メンバーの熱量とAI壁打ちで15案から9案へ絞り込むセッション設計

AIと作成した15のセッション案に対するリアルなフィードバック

当日のタイムテーブルは、会場の部屋数や時間の都合上、前半と後半の2枠かける4部屋で、実質8枠がセッションの目標数となります。

5つのペルソナそれぞれにマッチしたセッションを用意するため、集まったペルソナの悩みをもとにセッション案を作成していきました。

まず最初の手順として、ペルソナごとの悩みをもとに、AIと一緒に5つのペルソナ×各3案=計15個のセッション案を作成しました。

正直に言うと、AIの提案の中には少しピンと来ないものもありました。セッションチームのメンバーにも手伝ってもらいながら進めていましたが、当時は時間・余裕がそこまでなかったというのが正直な記憶です。

そこで、作成した15個のセッション案を運営ミーティングに持ち寄り、メンバー全員からフィードバックやコメントをもらうことにしました。

メンバーから「絶対参加したい」「共感できる」といった熱いコメントをもらえたことは、僕たちにとって大きな自信になりました。一方で、「この内容、一体誰が登壇できるんだ?」という不安なコメントもあり、実際そこは僕たちも頭を抱えていたポイントでした。

メンバーの熱量とペルソナのバランスを両立させる絞り込み

いただいたフィードバックをもとに、15個のセッション案を絞り込んでいきました

セッションチームのみなさんと、ひとつひとつの案とそのフィードバックを見ながら、熱量があるセッションは積極的に採用し、逆にあまりコメントや熱量がつかなかったものは素直に削っていくというアプローチをとりました。

その際、僕たちが強く意識していたのは、5つのペルソナ向けセッションがバランスよくカバーされ、どの層も置いてけぼりにしないということです。この軸をしっかり保持しながら9案まで絞り込むことができました。

まとめ:課題の可視化と熱量の可視化がセッション作成の第一歩

今回は、ノンプロキャンプのセッション企画プロセス前半として、身近なペルソナシートの回収・分析から、AIを活用した15のセッション案作成、そしてメンバーのフィードバックを通じた9案への絞り込みまでをお届けしました。

参加者のリアルな課題を可視化し、それに対するコミュニティ内の熱量を測ることが、企画を形にするための重要なステップとなりました。

次回は、9案に絞り込んだセッション案を仮タイムテーブルに落とし込み、セッションの「座長」オファーに奔走した裏話や、起死回生となった「LT大会」の開催によって登壇者が決まっていくドラマについてお伝えします。


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