前例というライバルに挑む!ノンプロキャンプ2026に宿した主宰者の葛藤と焦り 【ノンプロキャンプおすそわけ02】
こんにちは!タカハシノリアキです。
シリーズ「ノンプロキャンプおすそわけ」では、7/4に開催された「ノンプロキャンプ2026」の成果と熱量を、コミュニティの内外におすそわけするために、イベントの「表」の学びと「裏」の企画共創プロセスをオープンに共有しています。
今回は、前回の「ノンプロキャンプ2025」の大成功を受けて、僕自身が抱えていた2回目のプレッシャーや、日本の働くの価値を上げるというミッションに対する焦り、そしてテーマを「AI」へと全面的にシフトする決断をした背景についてお話しします。
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エンジニア向けとは何が違う?ノンプログラマーのためのテックの祭典「ノンプロキャンプ」の誕生

IT業界に溢れるイベントとノンプログラマー向けの空白地帯
世の中を見渡すと、ITエンジニアやプログラマーを対象としたテック系のイベントや勉強会は、サービス別や職種別など多種多様な形で数多く開催されています。特に東京などの大都市では、頻繁に技術イベントが行われています。
しかし、ITやプログラミングを本職としない「ノンプログラマー」向けのテックイベントは、ほとんど存在していないな…と。
日々の業務を効率化したい、もっとITを使いこなしたいというノンプログラマーたちのための、1年に1回のお祭りのような大型イベントがあったらいいんじゃないか、そんなふうに思ったのです。
サイボウズ東京オフィスで手探りから始まった2025年の挑戦
そこで、ノンプログラマー向けのテックイベントをやろうと立ち上げたのが「ノンプログラマーズ・テクノロジーキャンプ(通称:ノンプロキャンプ)」です。
コミュニティである「ノンプロ研」のメンバーの協力を得て、2025年に初めて開催されることになりました。
運良くサイボウズさんの東京オフィスをお借りできることになり、会場の規模も大きかったため、1回目は手探り状態でがむしゃらに準備を進めました。
メンバーの皆さんが本当に頑張ってくれた結果、申込数は203名、来場者は169名、懇親会には125名が参加するという見事な結果となり、完全に成功と言っていい形で幕を閉じることができました。
何より、会場にいらした皆さんの熱量。楽しんで学ぶ姿。そして、懇親会での熱気あふれる交流。学びのイベントで、こんなにも楽しさと充実感が得られるのか…と。僕自身、とても驚かされました。
1回目の大成功という「実績」がもたらした2回目ならではのプレッシャー

「がむしゃら」に突っ込めた初開催と成功を受けての2回目
1回目というのは前例がありません。そのため、良い意味で「失敗して元々、とにかく全力でやるだけ」と割り切って突っ込むことができました。比較する過去の実績もないため、がむしゃらに走ることができたのです。
しかし、その初回が素晴らしい成功を収めたからこそ、当然のように「2回目も開催しよう」という話が持ち上がります。アチコチで「2回目は?」と声をかけていただくことになります。
前例というライバルの出現と「盛り上がらなかったらどうしよう」という重圧
2回目の開催を控えた僕の心の中にあったのは、1回目の実績という「前例」との戦いでした。1回目は前例がない強さがありましたが、2回目になると、どうしても過去の成功体験が比較対象として目の前に現れてしまいます。
「前年みたいに盛り上がらなかったらどうしよう」という、前例という比較対象が出てくることによるモヤモヤやプレッシャーを感じていました。
ミッション達成の難しさともがき続ける主宰者としての現在地

そのプレッシャーをさらに強くしていたのは、僕が掲げている「日本の働くの価値を上げる」というミッションに関わる部分です。
このミッションを掲げて10年ほど活動していますが、このミッションは本当に難しいと感じています。
ノンプロ研やPodcastなども含めてあの手この手で取り組んでいますが、いくつかの成果はあるとは思うのですが、全然できていないと感じるところも多く、ずっと手応えのなさを抱えながらもがき続けています。
その中にあって、前回のノンプロキャンプ2025とあの熱狂は、このミッションに対する「確かな手応え」を強く実感できた数少ない場でした。
だからこそ、この場を本当に大切にしたいという思いが強く、それゆえに2回目で本当にあの熱量を再現できるのだろうかというプレッシャーがより大きくなっていました。
確かな手応えを得るために「ベースキャンプ」から「AI乗りこなし」へ

そんなプレッシャーを感じながらも、2026年1月には再びサイボウズさんの会場を押さえることができ、本格的に準備がスタートしました。
イベントを企画する上で、まず決めなければいけないのがテーマです。
1回目のテーマは「明日への一歩につながる。ここが僕らのベースキャンプ」。ノンプロ研の日常をストレートに再現して、集まったノンプログラマーの皆さんが知識やノウハウだけでなく、勇気やつながりを持って帰ることを目指したものでした。
2回目となる今回は、同じテーマを繰り返すという選択肢もありましたが、僕たちが選んだのは「AI」への思い切ったシフトでした。
そのテーマは「押し寄せるAIの波を僕らはむしろ乗りこなす」。ガラッとテーマを変えて2回目はお送りしようという決定を下したのです。
まとめ
ノンプロキャンプの2回目を迎えるにあたり、1回目の大成功という実績や、「日本の働くの価値を上げる」というミッションに対して抱える手応えの薄さが、プレッシャーとなって僕の中にありました。
次回は、その中でどのようにAI全面シフトへの決断を下していったのかについて詳しくお話しします。
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