「自己理解」で人生がガラリと変わった話:残業地獄から「平穏」を取り戻すまで
オンラインの自己理解講座である『自己理解プログラム』に出会ってから、僕の働き方と暮らしはガラリと変わりました。
この記事では、
残業200時間の『残業地獄』から『平穏』を軸にした生活にシフトするまでの流れを、
自己理解プログラムの本→プログラム→転職という順番で振り返ってみます。
特に、「仕事は頑張っているのに、このままでいいのかな?」
と感じている人に向けて書いています。
僕の、
『大事なこと(価値観)』
『得意なこと(強み)』
『好きなこと』
のそれぞれの詳細は、また別の記事でじっくり書いていく予定です。
ここでは「自己理解が、どう人生の方向性を変えたか」にフォーカスします。
🥶残業地獄、人間らしさはほぼゼロだった頃
✅ 人間らしくなかった暮らしのこと
前職の働き方をひと言で表すと『人間らしくない暮らし』でした。
平日は、朝に家を出て深夜に帰る、職場と自宅の往復だけ。
月の残業時間は200時間に届きそうな勢いで、
休みは基本的に日曜日だけでした。
家事はほとんど手につかず、部屋は常に散らかり気味。
「早く人間になりたい」が口癖で、同僚にもよくそうぼやいていました笑。
学生時代の友人からは「感情なくなったよね」と言われたこともあります。
飲み会や集まりに顔を出す余裕もなく、
仕事以外の自分の人生が、ほぼ消えていく感覚がありました。
※
あの時期はあの時期で、
20代の体力と仕事の成長実感があったからこそ続けられていました。
今振り返ると、必要な時間でもあったと思っています。
決して後悔はしていません。
✅ 結婚して「平穏」が自分の最優先だと気づいた瞬間
そんな生活の中で結婚し、暮らしの優先順位が変わっていきました。
パートナーとの時間、健康、生活リズム──
それまで後回しにしてきたものが、自分にとってどれだけ大事かを、
少しずつ自覚するようになりました。
このとき気づいたのが、
「僕が一番大事にしたいのは『平穏』なんだ」ということです。
派手な成功よりも、日々の生活が安定していて、心が落ち着いていること。そこが守られていないと、
他の何を積み上げても意味がないと感じるようになりました。
新卒で就活している時から今も変わらずですが、
『家族のために、スキルを磨いてどこに行ってもお金を稼いで生きていけるようになりたい』
という思いを持っていたため、
振り返ると、ターニングポイントが来ていたのです。
✅ 『平穏』とかけ離れた働き方と、適応障害
とはいえ、現実の働き方は『平穏』とは真逆でした。
睡眠時間は削られ続け、休みの日も仕事のことがずっと頭から離れない。
ある日、家に帰って妻とご飯を食べている時、
理由もよくわからないまま涙が止まらなくなりました。
仕事の緊迫と、家庭の安寧のギャップに、
整理がつかなくなったのかもしれません。
そこからメンタルのバランスを崩し、適応障害と診断されました。
「この働き方のままでは、いつか完全に壊れる」
とようやく認めざるを得なかったタイミングです。
働き方を少しマイルドにしてもらいながら、
この先どう生きていけばいいのかを考え始めた頃、
『自己理解プログラム』と出会いました。
📜「自己理解プログラム」との出会いと、本を読んで驚いたこと
✅ 自己理解プログラムのコーチをしていた先輩
『自己理解プログラム』を教えてくれたのは、前職の先輩でした。
その先輩は、『自己理解プログラム』のコーチとして活動していたのでした。
久しぶりに連絡を取ったとき、
僕の状況を聞いた先輩が「まずは本を読んでみない?」とすすめてくれました。
いきなり高額なプログラム営業ではなく、
「本からでいいよ」と言ってくれたのも、安心したポイントです。
✅ 本を読んで感じたこと:分かりやすさとステップ設計
本を読んで、まず感じたのは、内容の『理解しやすさ』でした。
自己理解の本というと、抽象的な言葉が並びがちですが、
自己理解プログラムの本はステップがとても明確でした。
まずは『大事なこと(価値観)』を言語化する
次に『得意なこと(強み)』を整理する
最後に『好きなこと』を洗い出す
というように、順番が整理されていて、
「次に何をすればいいか」がはっきりしていました。
この3つを順番に整理していくことで、
「とりあえず頑張る」状態から、「自分なりの軸を持って選べる」感覚に近づいていきました。
✅ 本だけでも価値がある。でも、プログラム受講もアリだと思った理由
正直、本だけでもかなりの学びがあります。
自分ひとりでじっくり手を動かしていけば、
『自己理解プログラム』をひと通り実践できる内容です。
一方で、実際にプログラムを受講してみて感じたのは、
やっぱり人に伴走してもらう価値の大きさでした。
期日があることで、途中で投げ出しにくい『適度な強制力』が生まれる
宿題やワークに取り組むので、アウトプットの『量と質』が自然と上がる
コーチの『プロ視点』からの質問やフィードバックで、思考が一段深まる
こうした要素が積み重なって、
自己理解の深まり方が本だけのときと段違いだと感じました。
つまずきそうなポイントには、
あらかじめフォローの説明やワークが用意されていて、
「ああ、ここで悩む人が多いんだろうな」と感じる箇所ほど丁寧に設計されていました。
考え抜かれたサービスやメソッドが好きな僕としては、
「ここまで体系的にまとめられているのか」
とちょっと嫉妬するくらいでした。
🌱僕の『価値観ピラミッド』と、転職の決め手になった軸
✅ 大事なこと(価値観ピラミッド)の中身
自己理解プログラムの中で、
特に印象に残っているのが『価値観ピラミッド』という考え方です。
僕のピラミッドは、下から順にこうなりました。
①『平穏』心が落ち着いて負の感情がない状態。
②『成長』自分のスキルや経験が少しずつ増えていく感覚。
③『仲間』一緒に働く人たちとの関係性。
④『工夫』仕事や暮らしの中で、やり方を変えていく楽しさ。
⑤『貢献』誰かの役に立てたと感じる瞬間です。
一番下の土台が『平穏』です。
平穏とは、例えば、
「毎日だいたい同じ時間に帰れて、土日はちゃんと休める」
「家でご飯を食べて、ゆっくり風呂に入れるくらいの余白がある」
というものです。
ここが崩れると、その上に積んだものが全部ぐらつくイメージでした。
✅ 前職では、一番下の『平穏』が崩れていた
プログラムを通して振り返ると、
前職ではこの一番下の『平穏』がほとんど満たされていませんでした。
睡眠時間は足りない
休みの日も頭の中はずっと仕事
家事やプライベートの時間はほぼゼロ
若さと『成長している実感』だけで、
なんとかバランスを保っていたのかもしれません。
ただ、結婚して守りたいものが増えると、そのバランスが一気に崩れました。
「僕は何よりも『平穏』を大事にしたいのに、今の仕事はその真逆を要求してくる」
プログラムのワークを進めながら、
そのギャップに言葉が追いついてきた感覚がありました。
✅ 問いが変わった瞬間:「平穏を守る働き方とは?」
それまでの僕は
「この会社でどうキャリアアップしていくか」
「この仕事でどう評価されるか」
という視点でばかり考えていました。
でも、『価値観ピラミッド』ができあがったあと、問いが変わりました。
「どんな働き方なら、僕の『平穏』を守れるだろう?」
「その上で、『成長』や『貢献』をどう重ねていけるだろう?」
この問いに変わったことが、転職を決断するうえでの大きな転機でした。
感情的に逃げるのではなく、
自分の価値観に沿って環境を選び直す感覚に近かったです。
転職経験も踏まえてベンチャーと大企業の違いについては
以下の記事で書いていてあります。
※ちなみに、自己理解をした結果、
『今の会社に残る』と決める選択も全然アリだと思います。
僕も今の職場はその結論になっています。
💪強みと「好きなこと」もセットで棚卸しした話
✅ ストレングスファインダーで『得意なこと』を可視化する
自己理解プログラムのプロセスの中で、
僕は『ストレングスファインダー』も受けました。
これは自分の『強み』を診断してくれるツールで、
自分が何を得意としやすいのかがとても明確になります。
正直、これだけでも一度受けてみる価値はあると思っています。
あまりに面白かったので、妻にも受けてもらいました笑。
僕の上位5つはこんな感じでした。
①『達成欲』:仕事もプライベートも、タスクを消化することが生きがい
②『調和性』:対立を好まず、みんなが納得できる落としどころを探したい
③『公平性』:誰かだけが得したり損したりする状況に違和感を覚える
④『ポジティブ』:基本的に楽観的で、物事の良い面を見ようとする
⑤『最上志向』:どうせやるなら、もっと良くできないかと考えてしまう
「達成欲」のおかげで、ToDoリストを淡々とつぶしていくのはまったく苦になりません。
「調和性」と「公平性」のおかげで、職場ではだいたい誰とでも一定の距離感で仲良くできます。
広く浅く、フラットに付き合うのは得意なほうです。
「ポジティブ」もあるので、前向きに捉えることも得意です。
一方で、「最上志向」が強く出すぎると、完璧を求めすぎて疲れてしまうこともあります。
そうした「強みの裏側」まで見えるのも、ストレングスファインダーの面白いところでした。
前職では、この強みセットのおかげで仕事をどんどん引き受けられた一方で、
「達成欲」と「最上志向」が強く出すぎて、頑張りすぎてしまったところもあったと思います。
今は、ほどよく力を抜くことも意識しています。
✅ 「好きなこと」を棚卸ししてみた
同時に、『好きなこと』も棚卸ししました。
僕の場合は、こんな感じです。
『効率化』
『IT』
『農業』
『スポーツ』
『効率化』『IT』は、仕事の中で活かそうとしている要素です。
業務の無駄を見つけて仕組み化したり、
ツールを使って楽にしたりするのは、純粋に楽しい時間です。
一方、『農業』『スポーツ』は今のところ完全に趣味寄りです。
週末に土いじりをしたり、体を動かす時間を意識的に確保することで、
心身のリセットになっています。
仕事と趣味のグラデーションとして、
これらをどう生活に取り入れていくかは、まだ試行錯誤中です。
ただ、「自分はこういうものが好きなんだ」と言葉にしておくだけでも、
時間やお金の使い方の選択がしやすくなりました。
✨転職後、「迷っても迷子にならなくなった」
✅ まず『平穏』を大事にできるようになった
転職して一番変わったのは、『平穏』を大事にできるようになったことです。
残業時間はかなり減り、睡眠時間と休日がきちんと確保できるようになりました。
家事や自炊の時間も少しずつ増え、
休日には『農業』や『スポーツ』にあてる余白も生まれました。
「早く人間になりたい」と言っていた頃から比べると、
ようやく人間らしい暮らしに戻ってきた感覚があります。
✅ 仕事選び・時間やお金の使い方・人間関係の「羅針盤」
自己理解プログラムを通じて作った、
・『価値観ピラミッド』
・『強み(ストレングスファインダー)』
・『好きなこと』のリスト
は、今では人生全体の『羅針盤』のような存在になっています。
仕事を任されるときも、
「これは僕の『平穏』と『成長』を両方守れるか?」
と一度立ち止まって考えるようになりました。
時間やお金の使い方も、
「この使い方は、自分の『好きなこと』や『仲間』につながるか?」
と問い直す癖がつきました。
公私を問わず人間関係でも、
「この関わりは、自分の大事にしたい価値観と噛み合っているか?」
という視点を持てるようになりました。
✅ 3か月に1度、自己理解を見直す習慣
完璧に整った「正解」が一度で見つかるわけではないので、
僕は3か月に1度くらいのペースで、自己理解を見直しています。
『価値観ピラミッド』は、今の生活でどれくらい満たせているか
『強み』は、ちゃんと活かせる仕事の仕方ができているか
『好きなこと』に、時間やお金をどれくらい投資できているか
ざっくり自己採点して、
「ここはもう少し変えてみようかな」
と小さな改善アクションを決める感じです。
実際には、週末の朝にノートを開き、
「平穏」「成長」など5つの言葉に1〜5点で丸をつけるだけのシンプルな振り返りです。
この『定期点検』のおかげで、
多少迷うことはあっても、完全に迷子になる感覚はなくなりました。
方向性を見失いそうになったときに立ち返れる地図があるだけで、
気持ちがだいぶ楽になります。
💡本だけでもいいので、自己理解を始めてみるという選択肢
みなさんは、今の自分の働き方や暮らしについて、
「このままで本当にいいのかな」
と感じることはあるでしょうか。
自己理解プログラムは、そんな『もやもやしている人』にこそ、
一度触れてみてほしい自己理解の方法だと感じています。
まずは本から、自分のペースで進めてみる
合いそうだと感じたら、プログラムで伴走してもらう
という二段階で考えるのも、一つのやり方です。
本だけでも、自分の『大事なこと』『得意なこと』『好きなこと』を
言葉にするきっかけになります。
プログラムまで進むと、強制力やプロの視点が加わり、
自己理解がぐっと深まります。
どちらを選ぶにしても、
「自分なりの自己理解を、一度ちゃんと言葉にしておく」ことには大きな意味があります。
押し売りではなく、
「合いそうなら試してみる選択肢がここにある」
というくらいの距離感で、頭の片隅に置いてもらえたらうれしいです。
今日のやってみよう
・自己理解を深める・更新する方法について、まず1つだけ考えてみる
それでは、また次回。みなさん、よい一日を🙌

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