【目印を見つけるノート】2323. ラベルを集めるより中身が知りたい
小説家・翻訳家の松本侑子さんのnoteを拝読しました。
先日、
8月15日に私は短文を書いて、『ガラスのうさぎ』のタイトルにだけ触れました。引用したnoteではそれについて詳しく書かれています。どのような『ドキュメンタリー』なのか知りたい方の入り口になると思いましたので、引用させていただきます。
印象的な一文を拝読して反省しました。
自分は言葉をひとつ出して完結してしまうことが多々あります。書名なら内容、ライブなら現地の様子、そのようなことまで書かないのです。書いたら膨大な量になるというのと、いろいろ思うことを紙芝居のように変えていますので、そこまで到達しないのです。
日記として毎日書いていることや、自分の書く生産力もあってそうなると思うのですが、中身や意味を知らずにラベルを並べてなぞっているだけというのは避けたいことです。
たとえば、きのうも出した水野勝成は「戦国最後のかぶきもの」とも言い表せますが、どなたかと話すときに、「ああ、戦国最後のかぶきものでしょ」といわれたら、ちょっとシュンとすると思います。
違う例にしましょう。
ビル・ロビンソン(故人)というプロレスラーがいました。彼には『人間風車』というキャッチフレーズがついていました。昔、プロレスラーにはそのようなキャッチフレーズが必ずついていたものです。子どもも覚えやすいですね。「1000の顔を持つ男」、「金髪の貴公子」、「テキサス・ブロンコ」、「サーベル・タイガー」、「超獣」、「(無冠の)帝王」……どれがどなたか分かるという方は世代によって多いでしょう。
ロビンソンさんがそう呼ばれていたのは、ダブルアームスープレックスという決め技で相手をブンブン放り投げることから来ています。そこまでは子どもの自分にも分かったのですが、今思い起こすと、姿と名前と必殺技とキャッチフレーズしか覚えていない。もちろん、熱心なファンの方はもっとたくさんご存知でしょう。
「でも実際、どういう人だったんだろう」と思って調べてみて初めて、その人となりが分かるのです。イギリス人だということも私は知りませんでした。
そういうことです。
自分はまだまだ何も知らない。
その本筋を忘れてしまうと、単なるラベルのコレクターになってしまいます。さらにそれを自分にペタペタ貼るようになったら……嫌だなあ。
あえて書かない、書けないというときもありますが、軌道修正しつつ進みたいと思います。
さて、
昨日今日とRayさんは登校日なので、お弁当を作りました。久々なので手際がよくなかったです。
中学校までは給食があったので、通しで毎日作るのは高校だけです。中学まではすごく助かったなあと改めて深く感謝しますし、高校弁当エブリディではいろいろ学ばせていただいています。高1の頃は、「これが3年続くのか」と気が遠くなりましたが、今はあと半年を残すばかりになりました。
よく継続が大事だといいますが、弁当を作るのも学校や会社へ行くのも継続だろうと思います。そして最初は長いと感じても、いつの間にかゴールが見えてくる。そのようなものなのだろうと感じます。
愚痴はこぼしますが、家族にお弁当を作り続けられるのはたいへん幸せなことだと思います。
もうひとつ、
先週末はサマソニの話題でもちきりでした。きのうはnoteに出ているサマソニの記事を拾って読んでいましたが、その中に2008年のヘッドライナー、The Verveのことを書いている記事がありました。
興味深かったです。
その時のセットリストは少し前に見たのです。
ラストが『Love Is Noise』なのは同年のグラストンベリーと一緒ですね。
あと、その時のインタビュー動画も見ました。The Verveが来日したのは後にも先にもこの一回だけでした。
細かく覚えていないのですが、
インタビュアーの方が「どうしてこれまで来日してくれなかったんですか」という趣旨のことを聞いていました。ヴォーカルのRichard Ashcroftさんは、「日本が嫌だとかそういうことではないよ。バンドが解散して再結成して、それがいつまで続くかというのがまずあったんだ」という趣旨の回答をされました。タイミングが合わなかったということで、本当にそうでした。その前の解散時もツアーが積み重なってかなり深刻な軋轢が生じたようですし、リアルな音楽性の違いも出ていた。重くて浮遊感のあるサイケデリックな音楽か、メロディを重視してオーケストラを効果的に入れる美しい音楽かというような違いだと思います。文字にするとなかなかはっきりしますね。
そして2009年、再度の解散が発表されました。
日本がどうこうではなかったでしょう。
Ashcroftさんは今月も、イギリスで何ヵ所かライブをしています(追っかけの方のSNSを追いかけています)。ライブアルバムも最近リリースされましたが、サポートメンバーと長く安定した活動をしているのを見ると、それぞれに合った形があるのだろうなと感じます。続けられる形を見つけたのでしょう。
Rayさんは件のサマソニの年に生まれました。それぐらい前の話なのですね。The VerveとRichard Ashcroftさんについて、自分は去年からの視聴者ですので新参者も新参者、まだまだ習っている感じです。
ちょうど去年の今頃、Youtubeでバッジをもらったのがびっくりでした。夏の通信簿みたいでした。

今年の夏休みの宿題はまだ残っているような気もします。
The Verve『Love Is Noise』(Glastonbury 2008 )
これだけ書いてThe Verveを出さないわけにもいきません。記事を拝読するとサマソニでは不機嫌なときもあったようですが、それでも見てみたかったですね。このグラストンベリーのライヴの最後でAshcroftさんはサングラスを一瞬外して革ジャンを着て客席とやりとりをしています。そこになぜか感じ入ったりします。
では、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 弾き語りも聞きたいなあ(  ̄- ̄)
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