【神武征討記( ・ω・)】第34話「激闘!下関防衛戦!」
こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。
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【武将ファイル】これを見れば神武征討記がより面白くなる!神武征討記の各キャラクターを軍団ごとにまとめたぞ( ・ω・)
神武征討記を最初から読みたい方はこちら( ・ω・)
第1話「太陽の御子」
第2部 神武東征編を最初から読みたい方はこちら( ・ω・)
第32話「それぞれの人事~神武十将軍と大和十二神将」
前回のお話はこちら( ・ω・)
なお、この物語はフィクションです。
極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。
本作の著作権は、弁護士 岡本卓大に属します( ・ω・)
それでは、はじまりはじまり~
この物語は、日本という国の原型を作った一人の空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。
神武征討記
第34話「激闘!下関防衛戦!」
ストーリーテラーのアメノウズメでございます。
大和十二神将キョウノミチナガの調略により、トサノリョウマ軍団が阿波(徳島県)・土佐(高知県)の四国半分を奪われるという衝撃の戦いの幕開け。
さらに神武様の本国である筑紫(福岡県)の対岸である長門(山口県)下関に大和十二神将ヘイケノキヨモリが4万の大軍を率いて侵攻してきました。
神武様達九州の神武軍団本軍は、軍船が整っておらず、神武軍は、アカマホウイチ率いる周防・長門(山口県)軍1万と、神武様が派遣した神武十将軍カムイ、ツチミカドヒメ率いる2万の援軍、合わせて3万でヘイケノキヨモリ軍と戦わなければなりません。
筑紫(福岡県)の神武王宮・・・

キビツモモタ「神武・・・一つ気になってることがある。将の人選だ。」

神武「どうした?モモタ( ・ω・)?」
キビツモモタ「下関の防衛にカムイとツチミカドヒメを出したよな。うまく行くかな・・・?」
神武「カムイもツチミカドヒメも戦の指揮、作戦立案、武勇、どれも優れた将だよ( ・ω・)」
キビツモモタ「それは、わかってる。いや、アカマホウイチとの関係だよ。」
神武「どういうことだ?」
キビツモモタ「俺はヘイケイノキヨモリの強さも、カムイやツチミカドヒメが強くて信用できるヤツらだってことも知ってる。
だけど、ホウイチは、周防・長門(山口県)二カ国の王だ。
周防・長門(山口県)領内での戦であれば、当然、ホウイチが総大将ということだよな?」
神武「ああ。ホウイチも素直で良いヤツだぜ( ・ω・)」
キビツモモタ「神武・・・お前にとって素直で良いヤツだからって、カムイやツチミカドヒメに対してもそうとは限らないぜ。
ホウイチは王としてのプライドを持ってる。
しかも、こう言っちゃなんだが、戦の実戦経験は無い。
せいぜい、ヘイケノキヨモリ軍の少数の雑魚から防衛やってたくらいだ。
万単位の兵力でやり合う大戦の指揮をできるヤツじゃない。」
神武「カムイが事実上の総指揮執るだろ?」
キビツモモタ「やっぱり、わかってなかったか。
いいか神武。お前は、どこに行っても誰とでもうまくやれる。
お前が出ればどこに行ってもお前が総大将だ。
でもな。人間って、能力だけじゃうまくいかないときもあるんだ。
功名心とか、妬みの感情とかあるからな・・・」
神武「周防長門王と俺が派遣した将軍達の間で確執ができる可能性があるということか?」
キビツモモタ「まあ、いらぬ心配ならいいんだがな・・・」
キビツモモタの心配通り、下関では一つの問題が生じていました・・・

アカマホウイチ「カムイ殿。ツチミカドヒメ殿。よくぞ援軍に来てくれた。周防長門王アカマホウイチである。よろしく頼む。」

ツチミカドヒメ「アカマホウイチ殿。よろしくお願いします。」

カムイ「よろしく。」
アカマホウイチ「・・・」

スオウノハルヒメ「周防長門王妃のスオウノハルヒメです。
カムイ殿、ツチミカドヒメ殿。よろしくお願いいたします。」
アカマホウイチ「さて。安芸(広島県)から、ヘイケノキヨモリが4万の軍勢で、この下関に向かっている。
我が軍は、貴殿らの率いてきた神武様からの援軍を含めて3万。
兵力差は一万。
ここは、3万の軍勢で迎え撃つことになる。」
カムイ「敵の陸軍、水軍の比率は?」
アカマホウイチ「歩兵3万、水軍1万だ。」
ツチミカドヒメ「この下関に騎馬は何頭いるの?」
アカマホウイチ「・・・1万騎分の馬はいる。」
カムイ「ならば俺が騎馬1万で敵軍を防府で迎え撃とう。
ツチミカドヒメは、歩兵に弓を装備させた弓隊1万で、佐波川の対岸から援護してくれ。」
ツチミカドヒメ「わかったわ。水軍はどうする?」
カムイ「水軍1万だけなら、下関を通過させて、九州の神武達に任せてもよいだろう。
むしろ、ヘイハチトウゴの水軍と海では戦わず上陸させて戦う方がいい。
アカマホウイチ殿は、1万の兵で下関要塞を守ってくれ。」
アカマホウイチ「・・・・・・」
カムイ「ヘイハチトウゴの水軍1万が下関の目の前を通ったとしても、けして海では戦うな。戦うなら、上陸してきた敵と陸で戦う。
あのトサノリョウマ達の四国水軍を破ったヘイハチトウゴ水軍と海上で戦っても勝ち目は無いからな。」
ツチミカドヒメ「そうね。」
アカマホウイチ「カムイと言ったな!
貴様!なにを勝手に仕切っている!
この周防・長門の王は、このアカマホウイチだ!」
カムイ「?」
アカマホウイチ「聞けば、貴様は、アイヌとかいうよくわからぬ異民族出身というではないか!
神武様に取り入って、十将軍などと名乗っているが、大和勢力と通じているのではないのか!?」
スオウノハルヒメ「あなた!なんて失礼なことを!
カムイ殿。申し訳ございません。」
アカマホウイチ「俺が総大将だ!王への口の利き方をしらぬ無教養な野蛮人は、黙って王である俺の命令を聞け!」
カムイ「・・・俺は神武の臣であって、お前の臣ではない。」
ツチミカドヒメ「ちょっとカムイ!あなたまで!」
アカマホウイチ「俺が3万の兵を率いて、防府でヘイケノキヨモリ軍と決戦する!
敵の歩兵は3万!五分の兵力だ!」
ツチミカドヒメ「ダメよ!それでは、ヘイハチトウゴ水軍に空になっている下関を落とされてしまうわ!」
カムイ「それにお前の指揮では3万の兵が犬死にするな。」
アカマホウイチ「貴様ら二人が2万の兵でできることが、俺が3万の兵を率いても、できないと言うのか!?」
カムイ「そうだ。」
ツチミカドヒメ「アカマホウイチ王殿!
ここは、我ら神武軍2万が迎撃いたしますので、周防長門兵1万は下関を防衛お願いいたします!」
スオウノハルヒメ「あなた!神武様が防衛の命を下されているのです!
ここはツチミカドヒメ殿の言うとおりに致しましょう!」
アカマホウイチ「ハルヒメ・・・うむ。お前もそう言うなら、ここはツチミカドヒメの策を採用してやろう。
ツチミカドヒメ、カムイ、励め!」
アカマホウイチが退席する。
スオウノハルヒメ「カムイ殿、ツチミカドヒメ殿・・・
我が夫、アカマホウイチが大変失礼なことを・・・
申し訳ございません・・・」
カムイ「あなたが謝ることは無いだろう。
まあ、アイヌであることに俺は誇りこそあれ、蔑まれたとも思ってはいないさ。」
ツチミカドヒメ「アカマホウイチ殿は、いったいどうしたのですか?」
スオウノハルヒメ「我が夫は・・・実戦経験がありません。
これまで周防・長門二カ国の王を兼ね、みなにかしずかれて、戦も無く生きてきました。
カムイ殿の作戦を聞いていて、王である自分をないがしろにしているとでも、思ってしまったのでしょう・・・
出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)での学生時代から、劣等感の強い人ですので・・・」
ツチミカドヒメ「スオウノハルヒメ王妃。
ヘイケイノキヨモリ軍3万の相手は我らがします。
ヘイハチトウゴの水軍1万が下関に近づいてきても、けして水軍で打って出てはいけません。
1万の兵に攻められても、1万の兵で籠城すれば守れます。」
スオウノハルヒメ「はい。我が夫には、しかとそのように申し伝えます。」
一抹の不安を覚えながら、カムイ・ツチミカドヒメ軍2万は、防府へ向けて出陣していきました。
大和軍ヘイケイノキヨモリの本陣・・・

ヘイケノキヨモリ「敵軍2万が出撃してきたか。
おそらくは防府辺りで両軍が衝突することになるな。
敵将は?」

ニイノアマトキコ「あなた。敵将は、神武十将軍。
カムイとツチミカドヒメのようですわ。」
ヘイケノキヨモリ「神武十将軍のうち2人か。
これは、手強いな。下関の防衛は?」
ニイノアマトキコ「ふふふ・・・アカマホウイチ周防長門王の1万のようですわね。」
ヘイケノキヨモリ「我が軍には、カムイ、ツチミカドヒメに勝てる武勇の将はおらん。持久戦で、ヤツらを防府に引き留める。
ヘイハチトウゴに下関を落としてもらおう。」
ニイノアマトキコ「ヘイハチトウゴ殿は海上ゆえ。狼煙を上げておきます。」
連絡用の狼煙を上げるヘイケイノキヨモリ軍。
それを見た海上を進むヘイハチトウゴ軍。ヘイハチトウゴの旗艦では・・・

ヘイハチトウゴ「あの狼煙。我らヘイハチトウゴ水軍のみで下関を落とせということか。」

マツヤマノサネユキ「下関の守将は周防長門王のアカマホウイチ。
兵力は1万のようです。」
ヘイハチトウゴ「1万か・・・籠城されると落とせんな。
海上に引きずり出して海戦に持っていけぬものか。」
マツヤマノサネユキ「下関周辺での海戦となれば、九州の神武軍が援軍に来るかも知れません。
宇部周辺海域に誘い出しましょう。」
ヘイハチトウゴ「できるか。マツヤマノサネユキ参謀長よ。」
マツヤマノサネユキ「宇部周辺の集落を我が軍が攻撃、略奪しているという虚報を下関に流しましょう。
アカマホウイチは出てくるでしょう。」
ヘイハチトウゴ「うむ。計略については任せる!
みな、宇部海域での海戦に備え、作戦を確認せよ!」
下関に向けて虚報の間者を放ちながら、海上を進軍するヘイハチトウゴ水軍。
なんだか、イヤな予感がするわね・・・
さて、防府では、カムイ・ツチミカドヒメ軍2万とヘイケノキヨモリ軍3万が対峙していました。
しかし、兵力に勝るヘイケイノキヨモリ軍は、攻撃を仕掛けてきません。
カムイ「ヘイケノキヨモリ軍3万・・・攻めてこないのか?」
ツチミカドヒメ「鶴翼の陣を張ったまま、動かないわね。」
カムイ「何を待っている?援軍でも来るのか・・・?」
ツチミカドヒメ「こちらが前進すれば敵は後退する・・・
弓も射程範囲外だわ・・・」
カムイ「まさか!?こっちの3万が囮か!?」
ツチミカドヒメ「でも、下関は1万の兵で籠城すれば守れるはず。
アカマホウイチ殿が打って出たりしなければ・・・」
カムイ「だが、俺たちが下関に退けば、ヘイケイノキヨモリ軍は、俺たちの追撃に出る・・・
動けないな・・・これは。」
下関要塞・・・
アカマホウイチ「なんだと!?宇部周辺の諸集落が、ヘイハチトウゴの水軍に略奪されている!?」
側近「はっ!詳細な被害状況はわかりませんが、広範囲の集落が襲われているようです!」
アカマホウイチ「おのれ!賊将ヘイハチトウゴ!
周防長門水軍1万にて、ヘイハチトウゴ水軍を討つ!
出陣じゃ~!」
スオウノハルヒメ「ダメよ!あなた!
下関要塞から打って出てはいけない!」
アカマホウイチ「いや!ヘイケノキヨモリ軍は防府から動いておらん!
ヘイハチトウゴの水軍を壊滅させれば下関を攻める軍は無い!出陣!」
ヘイハチトウゴ軍の参謀マツヤマノサネユキの流した虚報に乗せられ、アカマホウイチは1万の水軍全軍を率いて下関要塞を出陣してしまいました。
ここから先は

神武征討記( ・ω・)第1期(第1話~第100話)
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