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続・「トランプ2.0」の衝撃

 「トランプ2.0」の衝撃|損切丸 からの続編

 「損切丸」を始めた5年前、最初に出っくわしたのが トランプSurprise @大阪+板門店|損切丸 。 「兵どもが夢の跡」- マーケットに徒労感。各相場の現状を点検してみる。|損切丸 等々読み返してみると、いかにマーケットが荒れ模様だったかが思い起こされる。ヤレヤレ…

 今朝(11/7)の日経平均然り、独DAX英FTもそうだが、+1,500ドルも急反発したNYダウに連れ高になるかと思いきや、その後ズルズル売りに押され頭が重くなった。そう、” America First" というのは「アメリカが良くなればあとは知らん」対立している中国に限らず、他国など犠牲になっても構わないということ「同盟国」などという概念はまるでない

 株が上がって有り難がる向きも多いがそれはとんでもない誤解。まずは安全保障を巡って「お金」を要求してくるだろうし、商取引に関しては関税などアメリカに一方的有利な条件を突きつけてくるはず。日本に関して言えば「円安」が過ぎるので日銀に「利上げしろ!」と言ってくる可能性が高いと筆者は見ている。いずれにしろ米国以外の株価にはマイナス

 ではアメリカが万全かというとさにあらず。ご祝儀相場的にビットコイン(BTC)も含めた関連銘柄が爆騰してNYダウS&Pナスダックも当面上昇を続ける可能性が高いが、米国債市場が鬼門になる

 ご覧のように大統領選前後で長期債の売り ≓「ベアスティープニング」(金利上昇局面での長期>短期金利の傾斜化)が進んでおり「イールドカーブ」の形状はすっかり変わってしまった。ここからは財政リスクプレミアムを織込む展開。 "マネーシフト" -「お金」の行き先|損切丸 が起きれば、既にS&Pの「イールドスプレッド」がプラスになるなど「金利」対比で割高感が増している株式市場の行く手を阻む

 ただ考えようによってはこの ”御仁” の登場は日銀、ひいては日本に取って「福音」になるかもしれない「昭和」以来政治も経済も金融政策も全て ”アメリカ追従” でやってきたこの国はもう自立すべき時に来ている”子" を崖から落とす "親" ライオンではないが、突き放すような "親" の態度は実は ”子" の自立・成長を促す

 典型的なのは金融政策で、いつまでもFRBに右に倣えではどうしようもない。これも「昭和」モデルの典型で脱却が望ましい。「円安」を巡ってはFRBの「利下げ」を待つような受け身の姿勢より自身の「利上げ」によって堂々と「正常化」すべき。そもそも「実質金利」が異常なマイナス金利のままでは「円キャリートレード」は止まらない。この点も住宅ローンの変動金利など国内事情を優先するのではなく、もっとグローバルな視点が必要

 幸い ”御仁” は「ドル安」指向であり「利上げ」にはむしろ追い風。これも天の巡り合わせ ≓ 歴史の必然なのかもしれないが、実際@155円台接近を受けてJGB(日本国債)も急速に売られてきた"親" に怒られる前に自発的に動け、というマーケットの声とも言える

 しかしまだ就任もしていないのにこれだけマーケットを動かすとは ”御仁” もやはりなかなかのもの。5年前の「1.0」を参考につつ対処しようと考えているが、その間に100年に一度の「パンデミック」を挟み、アメリカでは約4,000万人ものベビーブーマーが引退するなど人口動態も急変「1.0」時とは比べものにならないほど「人手不足」を起点とした「インフレ」圧力が高まっており、前回と同じでは敬愛する「レーガノミクス」≓ "Let`s Make America Great Again" の生みの親( ↑ 標題添付)の悪夢 ≓@9~10%の「高金利時代」。その後の大不況の原因となった)が蘇る

 1つはっきりしているのは 日本の「インフレ」はまだまだ続く ー 「お金」<「人」の時代へ|損切丸 。 "商売人" が忌み嫌うのは「デフレ」であり、その "商売人" が世界のトップに立つということは、株価が下がる ≓ 「デフレ」的な政策は絶対に取らない。つまり「インフレ」≓ 株高を目指す政策にならざるを得ない。これは世界的潮流でもあり、日本もアメリカもヨーロッパも想定を越える「高金利時代」を迎える可能性が出てきた

 日本も預金金利@5%なんて時代が来たりして(半分願望)

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