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何でもかんでも "多過ぎる"

 "2026年度予算の概算要求、過去最大122兆円"
 "医療費、過去最高の▼48兆円"
 (内訳)入院▼19兆円、入院外(外来・往診等)▼16兆円、医薬品調剤▼8兆円、歯科▼3兆円
 "国債費は過去最大の▼32兆円"
 (内訳)借換▼19兆円、利払い▼13兆円

 「財政健全化至上主義」のためのプロパガンダもあるのだろうが、財政の話が出てくると何でもかんでも "過去最高・過去最大" 「予算」を斬る!- 「お金」に関してこの国は崖っぷち|損切丸 @2024.12.28 なのは紛れもない事実で、仮に野党の要求通り「減税」するなら必要なのは「財源」ではなく「支出削減」。家計に準えれば年収700万円で▼1,200万円使っている勘定で、毎年200万円「借金」をジャンプ(≓借換国債)している

 「インフレ」があるとはいえ、いくら何でも「支払い」が "多過ぎる"

 それでも何処の政党からも「歳出削減」の話が出てこないのは奇妙な事。 "老人票" を失って落選するのが怖いのだろうが、これでは ”破滅" に向かって一直線。大体国会議員も大半が60歳を超えた "老人" ≓ "大盤振る舞い" の受益者なのだから自らの "実入り" が減る立法措置など手掛けるはずがない

 役人・官僚の数も "多過ぎる"

 仕事でN水省やR野庁を訪れた事があるが、驚いたのは廊下まで人が溢れかえっていたこと。地方からの来訪者もいただろうがほとんどは役人。本当にこんなに仕事があるのだろうか。ちなみに批判に晒されているZ務省はそんなことはなく、建物も "倹約アピール" で老朽化したまま放置

 外資に転職した後、日銀・財務省・金融庁の窓口を一手に引き受けた「損切丸」だが、邦銀なら各2名ずつ専門担当が張り付く仕事。「資金繰り」も考えれば最低8名が必要な部署をたった2名で回していた。大きく違ったのが「システム投資」本気でIT・AI化を進めればN水省もR野庁も役人は半分に出来るし、同じ比率で「天下り」も減る ≓「財政健全化」「歳出削減」

 本来 「大きな政府」と「小さな政府」- どちらの ”ポリシーミックス” を選ぶのか|損切丸 の議論を真剣にするべきなのだが「医療費の自己負担を一律3割に増やす」なんてぶち上げたらワイワイ文句が吹き出すのは目に見えている。後期高齢者の筆者の母もちょっと介護保険の負担が増えただけで大騒ぎ。週に一度お迎え車が来て施設で "ただ" でエクササイズ。友達の分の湿布を多めにもらったり、筆者には "老人天国" にしか見えない

  "多過ぎる" といえばタワーマンションや賃貸物件の供給量も凄い

 東京都23区の中古マンション価格が1億を超えている現状でも新築物件が次々と出てくる。一体誰が住むのかと思いたくなるが、その一部は「賃貸」に回っている。湾岸のタワマンでは空室が目立つようだが、借り手が守られている「借地借家法」も知らない "にわか投資家" も多い。そもそも「賃貸物件」が足りないNYやオーストラリアと違って少子高齢化の日本は「住宅総数」>「総世帯数」が常 ↓ 「空室リスク」は思いの他高い

 マーケットに出回っている「お金」も "多過ぎる"

 「異次元緩和」なんて常識外れを続けた国が言えた義理ではないが、そもそもは 何処へ行く「インフレ」国家・アメリカ|損切丸 が何でもかんでも「借金」を増やし、長年「インフレ」で全てをうやむやにしてきた事が主因。「主要通貨ドル」を世界中にばら撒くことになり、覇権を握ってきた。だがそれも米国債利払いが国防費を超える事態に陥り限界に達している。ある意味 "Tariff Man" の登場は必然だったとも言える

 そもそも地球上に「人」が "多過ぎる" 

  "地球温暖化の最大の対策は人口を減らす事" 。地球にとって ”害虫” である人類は増え過ぎて自浄作用が働いているとも言える。医療の進歩も死なないための延命策とも捉えられ "長生き" は人口を増やす方向に働く。そういう矛盾を「お金」という一種の "打ち出の小槌" で誤魔化してきたが、その矛盾の蓄積が「インフレ」「金利上昇」として顕現化している

 歴史的には「人口抑制」は「戦争」によって調整されてきた。独裁国家が "3国同盟" を組む姿を見ると何だか嫌な胸騒ぎもするが、膨大な不良政権を抱えていたり「年金」が払えなくなったり、経済のベースがG7より劣る彼らにとって「戦争経済」以外方法がないのだろう。権力の座からも降りたくないから「戦争」が止められない。あとは程度の問題だ

 日本の「団塊の世代」もそうだが「経済拡大」しか頭に無い高齢者が取り仕切る世界は既に終焉を迎えようとしている。ここからは「競争」ではなく「共存」が必要なのだが、世界は逆の方向に向かっている。抑止力として働いているのが「金利」であり、人類自ら創り出した "打ち出の小槌" をコントロールできるか、マーケットは試している

 小心者の筆者も死ぬのは怖いが、娘に重荷を背負わせてまで長生きしたいとは思わない。まして "マカロニ症候群" なんて御免被る。元金利トレーダーとしては少しでも「金利」の抑止力を期待しつつ目の前の「現実」に対処していく他無い…。日経平均も▼700円以上下げているし一体どうなるやら

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