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痛みに強いわたしの痛みランキング~第1位


お待たせしました。

第1位 尿管結石


あれは25歳という若かりし頃の事。

早朝、会社に行こうと準備していると、なんだか腰の辺りが痛い。

お腹も痛い。

いたーい!!


これはちょっと尋常じゃないことだけは分かった。


病院行かなくちゃ。

引っ越してきて1年も経たない土地では、今まで病院に行ったことが一度もなかった。

もちろん、スマホも無い時代。


確か、駅の向こうに大きな病院らしきものがあったという記憶だけを頼りに外へ出たけれど、お腹が痛くて「くの字」でしか歩けない。


脂汗が出て呼吸も荒くなり、時折止まってはまた歩く。

やっと辿り着いた病院とやらの中に入って、待合室のような所で座って待っていた。


早朝だったからか待っている人は誰もいないし、受付も開いていない。
(なんで中に入れたのか疑問)

受付は何時なの? 

早く誰か来てー


1時間も待った。

やっと受付が開いた。

ずみまぜん
おながいだくで…ハァハァ


不審な顔してその人は言った。

ここ、こどもの病院ですけど。』

そこは、こども療育センターのような所だったのだ。

朦朧としているから判断力が働かず、ここは大きな病院だと思い込んで1時間も無駄にしてしまった。

なんですと!!



駅に戻る。

小さい小さい診療所を見つけた。

ほんとに狭かった。

居たのは、おじいさん先生と看護師さん一人。

ずみまぜん
おながいだくで…ハァハァ(2度目)


緊急性を感じたのか、すぐに検尿することに。

コップの中の尿は真赤だった。

診察台で死にそうになってる状態で横たわった。

ハァハァ

真赤な尿を見せられ、告げられたのは

『結石だね~』


なんの説明もなしに、注射を打たれた。


ふわ~~っとなって痛みが消えて行った。


モルヒネだ。

麻薬ってのは、こうなるんだな…と冷静になってから納得した。

今だったら、いや、当時でもモルヒネは打たないんじゃないだろうか。

おじいさん先生だからこその処置な気がした。

『スイカでもたくさん食べて、縄跳びしたら石が出てくるかもしれんから。』

会社に結石連絡、おっと、欠席連絡をしてなかったことに気付き、病院の電話を借りて会社に電話した。(スマホのない時代)

既に始業時間を1時間以上も過ぎていた。


診療所を後にした。


痛みの名残だけがあるものの、激しい痛みは消えていた。


スイカ大玉を買って帰った。



後日、大きな病院で検査したものの、石は見つからなかった

きっと、知らないうちに尿と一緒に出たんだろうと思っていた。

しかし、本当は、結石は尿管にずーっと残っていたのだった。

その後、1年近く石を育てて、すったもんだの挙句、1㎝超えの巨大石を尿道から器具で引っ張り出すという第二のステージが待っていた。


その時のすったもんだと痛みについては、長くなったので、また別の機会に。

《結論》

救急車案件と堂々と言えるくらいの瀕死状態。

この後、育った石が1年も悪さして

最後にまた別の苦しみを味わうという

二倍二倍の想い出のせいで第1位







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