見出し画像

『初の四国へ!』松山・広島 二都探訪記(1)/きまぐれ雑記

北海道に生まれ北海道に育つと、どうにも全国の土地柄に疎くなる。
第一に、北海道内が広すぎる。
鉄路での玄関口・函館を皮切りに、小樽・札幌と観光都市が並ぶ。
食材の宝庫・十勝地方には帯広、海産物の町・道東の釧路。
オホーツクには北見・網走。
陸続きの大地の北限である稚内。同じく東の根室。
挙げていけばキリがないほどの特徴が満ちている。
全国のことを知る前に地元のことを知るべきだと考えると、それだけで相当な年月を必要としてしまうのだ。

そして海。
周囲を海に囲まれている北海道は、どこの都府県とも地続きではない。
海を挟んでしまうと、基本的移動手段は空路だ。
そうなると道外への移動は「目的地への落下傘的な移動」となる。
具体的には目的地に近い空港に降り立って、最短距離での陸路移動。

こうした状況で、どういう事態が生まれるのか……。
個人的な実感と偏見で、断言しよう。

道民の多くは四国に足を踏み入れたことがない

……のではないか。
私の親戚縁者から「こないだ四国に行ってきたよ」とか「四国土産だよ」といった話を、一度も聞いたことがない。
何かの全国大会でも開催されるのであれば訪問の機会はあるのかもしれないが、それとて「甲子園」のように毎年ではないし、そもそも鬼のような全道予選を勝ち上がらねばならないので現実的ではない。

実は去年から今年にかけ、私と妻は社会人生活30年という節目を迎えた。
せめてもの祝いにと二人旅を考えたときに思い立ったのが「そうだ、四国に行こう」であった。
いろいろ考えた末にたどり着いた行程が「坊ちゃん」と「坂の上の雲」のマチ・松山市と、瀬戸内海を挟んだ「安芸の宮島」を訪ねるプランだった。

今回は、主に同様な生き方をしてきた北海道民のために、その顛末を記しておこうと思う。

松山を訪う

北海道札幌から松山に行きたい場合。
実は季節運航で丘珠空港から直行便が出ている場合もあるようだが、冬場は乗り継ぎが必要となる。
今回は新千歳空港から羽田空港での乗り継ぎで松山空港を目指した。
新千歳から羽田で1時間半。羽田から松山で1時間半。
乗り継ぎで20分から1時間ほどのラグは生じるが、妥当なところ。
松山空港、初めての来訪は爽やかな青空であった。

午前11時台に到着。少し早いが昼食をとることにして、空港内のレストランに入る。

鯛塩レモンラーメン。
鯛と瀬戸内レモンですよ。
うんうん、初手としてはいいところでしょう。
空港内には「みきゃん」というご当地キャラクターが至る所にはびこっていて、UFOキャッチャーにはぎゅうぎゅうに押し込まれていた。

予定ではリムジンバスで空港から松山市内のホテル周辺まで移動するつもりだったが、リムジンバスは飛行機の着時間に紐づいてダイヤが組まれているようで、私たちが動き始めた時間にはあいにく運航がなかった。
そのため空港内での掲示を手掛かりに路線バスで移動したが、問題なく目的地に着くことができた。

市街地から遠くに望む松山城。あそこもきょうの目的地の一つだ。
だが、その前に行っておきたい場所がある。
それは……「坂の上の雲ミュージアム」!
この場所の話だけでそこそこ内容があるため、予め別項目で記事化している。我ながらなんというまどろっこしい性格なのだろうかw

というわけで、「坂の上の雲ミュージアム」を満喫。
次なる目的地は、松山城!
……というところで探訪記は(2)へと続くのであった。


いいなと思ったら応援しよう!