「複雑で伝わりづらい商材」の価値を“指名買い”に変えた「価値が伝わる」2つの鉄則
株式会社DIL COOの川岸です。
X運用のご相談を受けていると、特にBtoB事業や、コンサルティング、システム開発といった「無形商材」を扱う経営者の方から、こんな悩みを頻繁に打ち明けられます。
「うちの事業、複雑すぎてXの投稿じゃ伝わらなくて…」
これに対して、発信内容を眺めた私ははっきりとこうお伝えしています。
「発信内容が、顧客にとってただの“ノイズ”になってますかね」
Xのタイムラインは、ユーザーがスマホを親指で猛スピードでスクロールする情報の濁流みたいなもので…
そこで「弊社は〇〇というソリューションを提供し…」と語ったところで、誰の指も止まりません。
複雑な商材を売るために必要なのは、正しい説明ではなく相手の脳内にスッと入り込む“言語化の技術”です。
そんな中、本記事でご紹介するのは、その言語化によって、X経由の問い合わせからの受注率100%という驚異的な数字を維持し続けている、株式会社ColorWiTh 代表の若色広大さんです。
彼は、弊社のX顧問サービスRe:WORDに参加し、X運用を弊社と二人三脚で本格化させてから、わずか1ヶ月ほどで以下の成果を叩き出しました。
アカウントの急成長:
フォロワー6,300人から約8,000人へ急増。1日で100人増える日も。
インプレッションの爆発:
通常のテキスト投稿だけで、1万〜5万imp超えを連発。
BtoBの大型成約:
XのDM経由で、資本金9,000万円の企業から年間780万円規模の契約を獲得。
超特大案件の引き寄せ:
東証一部上場企業との協業を控えるベンチャー企業から「新規事業のビジネスサイドを丸ごと任せたい」とX経由で打診を受ける。(月数百万円規模の案件)
しかも、このインタビュー以降も受注に繋がっているようで…
弊社が携わるようになって「4ヶ月」で見込み年間売上3,000〜4,000万円とのことです。
(Xの集客威力は本当に凄い…)
なぜ、彼の扱う「複雑な商材」は、X上でこれほどまでに求められるようになったかというと…
その裏側には、弊社との壁打ちを通じて見出した「自社の強みを“顧客の痛み”に翻訳する技術」と、若色さんご自身が徹底している「AIには絶対に真似できないプロファイリング・リプライ術」がありました。
今回の記事では、若色さんへのインタビューをもとに、
1. 複雑なBtoB商材を「バズるコンテンツ」に変換する思考法
2. 相手の懐に入り込み、指名買いを誘発する「交流の極意」
この2点について、具体的なノウハウを交えて解説します。
「自分の事業の魅力をどう発信すればいいか分からない」
「問い合わせが来なくて心が折れそう」
と感じている経営者の方にとって、この記事は現状を打破する大きなヒントになると思っています。
ちなみに…
この先を読む前に、ぜひ若色さんのアカウントを覗いてみてください。
一目見れば、彼がどれだけ相手に寄り添い、濃いコミュニケーションを取っているかが直感的に分かるはずです。
↓↓フォロー必須です。
https://x.com/wakairo_CW

① 「伝わらない」という絶望からの脱却
まず、若色さんの事業内容と、X運用を本格化させた当初の状況を整理させてください。
株式会社ColorWiThは、主に2つの事業を展開しています。
1つは、個人向けの複業スクール「複業アカデミー」。
もう1つが、法人の課題をフリーランスや複業人材で解決する「複業職人」というBtoB事業です。
特にこの「複業職人」が、非常に優れている一方で、Xで伝えるのが極めて難しい商材でした。
一般的なコンサルティングが「課題発見」や「戦略設計」で終わるのに対し、複業職人は「実務を遂行できるチームを組成し、マネジメントから進行管理まで一気通貫で担う」という、超コミット式の実務実行サービスです。
若色さんは、会社の立ち上げ当初「PR TIMESのようなリリースだけでは、自分たちの本当の強みや想いは伝わらない」と感じ、X運用をスタートしました。
しかし、当初を振り返り、彼はこう語っています。
「初めの半年は、正直Xからのお客さんはゼロでした。今思い返すと恥ずかしいですが、結構『自己満のポスト』が多かったんです。自分が打ち出したい価値が、どうしても相手にちゃんと伝わっていない感覚があって……。もどかしさを抱えながら、それでも『辞めたらおしまいだ』と気合だけで続けていました」
多くの経営者がここで「やっぱりXはBtoBに向いていないな」と結論づけて辞めていきます。
しかし、若色さんは弊社との壁打ちを通じて、1つの大きな「ブレイクスルー」を果たします。
それは「自分の言葉以上の言語化を外部のプロに委託し、自社の商材を“Xの文脈”に翻訳する」という決断でした。
複雑なBtoB商材を売る「2つの鉄則」
若色さんの行動とRe:WORDでの支援内容を因数分解すると、高単価で複雑な商材を扱うすべての経営者が実践すべき「2つの勝ちパターン」に行き着きます。
鉄則①:
Whatを捨て、Painに翻訳する。
自社の「専門用語(What)」を捨て、顧客の「現場の悩み(Pain)」に翻訳する。
もしあなたが、X上で「弊社はプロ人材によるプロジェクトマネジメントを一気通貫で提供し…」といった“自社目線の発信”をしているなら、今すぐやめたほうがいいです。
顧客が求めているのは「あなたのサービス内容」ではなく「自分の痛みをどう解決してくれるか」だけ。
若色さんのアカウントが劇的に伸び、問い合わせに繋がりだしたのは、発信の主語を「自分(I)」から「ターゲットの悩み(You)」へ翻訳してからでした。
これを私は“言葉のリフレーミング”と呼んでいますが、威力は抜群です…
論より証拠ということで、実際に問い合わせを生んだ若色さんのポスト例です。↓
3ヶ月で業務委託が辞める企業に共通するのは、社員と同じ扱いをしてしまうこと。朝礼に呼ぶ、定例会議に参加させる、契約書にない業務を「ついでに」頼む。業務委託は社員じゃない。成果物で評価し、実務に集中できる環境を作らないと、優秀な人ほど去っていく。意外と気づいてない企業、多いんです…
— 若色広大 | 全国100社超の複業実績を持つCEO (@wakairo_CW) November 26, 2025
正社員1人 vs 業務委託3人、どちらが安いか知っていますか?
— 若色広大 | 全国100社超の複業実績を持つCEO (@wakairo_CW) November 27, 2025
・正社員年収400万円の実質コストは550万円
・社会保険料、教育費、採用費が隠れている
・業務委託なら即戦力が手に入る
・成果が3倍になるのに、コストは2倍
・地方企業ほど業務委託で勝てる…
東京の社長が、地方企業の社長に絶対に言わない業務委託の活用術
— 若色広大 | 全国100社超の複業実績を持つCEO (@wakairo_CW) December 2, 2025
・新規事業は業務委託チームで立ち上げる
・マーケティングは全て外部人材
・社員は既存事業に集中させる
・採用ではなく業務委託で組織を作る
・都心企業の8割が既に活用している…
この3投稿の反響がとにかく凄かったようで…
僅か1週間で3件の受注(toC案件2件 / toB案件1件)で、年間売上800万円に繋がったようです。
弊社のご支援の中で、最も意識した改善ポイントが「複業人材のチーム組成」という伝わりづらい表現をせず、経営者が悩んでいる「人件費のコスト問題」や「採用の失敗」という一次情報のリアルな痛みに伝え方をリフレーミングしたこと。
このアプローチ転換が功を奏しました。
「地方企業って、コンサルに依頼して立派な絵は描いてもらうけど、『実際に動ける人材が社内にいない』から計画倒れで終わるケースが多いんです。そこを僕らが実務部隊として巻き取る。この『現場のリアルな課題』に焦点を当ててポストを作ってもらうようになってから、一気に問い合わせが増えました」
「あ、この人はうちの会社の内部事情(痛み)を完全に理解している」
そう思わせた瞬間に、Xは最強の営業ツールへと化けます。
これこそが、高単価な契約や大型案件の指名買いが起きる理由です。
ちなみに、このリフレーミングの視点は、経営者がXで集客する上で超重要なので、こちらでも詳しくまとめています。↓
鉄則②:
「プロファイリング・リプライ」を徹底する。
もう1つの鉄則は、Xにおける「交流(リプライ)」の質です。
「わかります!」
「勉強になります!」
こんなAIでも書けるような“ 感じ良さげなリプライ”を100回送っても、相手の記憶には1ミリも残りません。
若色さんが恐ろしいのは、彼がリプライを送る前の「事前準備(プロファイリング)」の徹底ぶりです。
「僕はリプライをする前、必ずその人の『プロフィール』と『直近1週間分のポスト』を全部読んでから返すように心がけています。どんなバックボーン(過去)があって、なんで今このポストをしているのか? その人の本質や人間性が分からないような交流は、交流じゃないと思うんです」
相手の過去の苦労に寄り添う。相手の趣味に触れて距離を縮める。
こういった「あなたという人間を、私はちゃんと見ていますよ」という圧倒的なGiver(与える人)の姿勢が、相手の心を強烈に揺さぶります。
さらに彼は、自分の投稿に「いいね」や「ブックマーク」をしてくれた人をリスト化し、見込み客として丁寧に交流を重ねるという、地道なドブ板営業をデジタル上で行こなっているようです。
だからこそ「あの若色さんにお願いしたい」という圧倒的な信頼残高が貯まり、問い合わせからの受注率100%という驚異的な数字に結びつくのだと思います。
この「リプライ戦略」は、他クライアントでもかなり成果が出ていますので、マジでおすすめの戦略の1つです。↓
Xは「Why」を届ける唯一のツール
インタビューの最後、若色さんはこれからXを頑張りたい経営者に向けて、こんな熱いメッセージをくれました。
「色々なSNSがありますが、明確に『Xだけは絶対に先にやっておくべきだ』と断言できます。理由は、言葉で伝えられるからです。採用をしたい理由、事業を拡大したい想い……そういった背景(Why)は、ニュースリリースなどでは絶対に書ききれません。継続的に文章にして、1つの本のように毎日ポストしていくことで、初めてファンが定着する。それができるのは、Xというツールだけだと思っています」
背景(Why)の存在はとても鍵になっていて、いくら商品/サービスが良いものでも事業従事者の想いが乗っていないと、なかなか成約できません。
これは業界への「スタンス」とも捉えられますが、これを明示することで「選ばれるアカウント」になっていけます。
この「スタンス」は、Xでの「採用」にも大きく作用する大事な視点で、詳しくこちらでも解説しています。↓
最後に、1つだけ質問させてください。
自社で扱っている商品やサービスは、以下の特徴に当てはまりますか?
・単価が高く、テキストだけでは「機能」や「価値」が伝わりにくい
・契約には深い信頼関係が不可欠である(コンサル/開発/士業など)
・あなた自身の「人間力」や「相性」が最大の武器になる
もし1つでも当てはまるなら「自社の専門用語を使って、Xの中で売り切ろう」とするのは間違いです。
フォロワー数やインプレッション数という虚栄の数字に惑わされず、
「自社の強みを、どう顧客の痛みに翻訳するか」
「誰に、どうやって地道に出会いに行くか」
という導線を、今一度再設計してみてください。
Xは決して「魔法のように自社サービスの魅力が伝わる自動販売機」ではなく…
あなたのサービスの価値を正しく翻訳し、濃い人間関係を構築するための、最強の「出会いのハブ」です。
ぜひ若色さんのアカウントをフォローして、その「愛されるリプライ」と「相手に刺さる投稿」を追ってみてください。
【若色広大さんのアカウント】
https://x.com/wakairo_CW
さらに…そんな若色さんの toC向けサービス「複業アカデミー」が、とんでもない速度で成果が出まくっているので、ぜひこちらも覗いてみてください。↓
とはいえ「自分のビジネスの場合、どうやってXの文脈に翻訳していけばいいか分からない」と感じている経営者・役員・個人事業主の方がいらっしゃいましたら、ぜひ私のXアカウントまでDMください。
【無料】で経営者/役員/個人事業主向けに壁打ちも実施中です。
目的達成までのロードマップを15分で敷いています。(毎週決まった枠の中でですがご了承ください。)
弊社サービス「RE:WORD(リワード)」とは?
日本一経営者をバズらせたプロライターが監修、月3万円で毎日の投稿作成を代行、220社以上の経営者が集うコミュニティ、会食に参加できる「X顧問」サービスです。
▼弊社の実績
採用コストゼロで12名採用、4ヶ月で決裁者アポ156件獲得、月間インプレッション1,000万回超え、1年で150社以上の契約を獲得。
▼クライアントの実績
・月間100万インプ超えを複数名が毎月達成
・1ヶ月でフォロワー1,000名以上の増加
・地上波やメディア出演、書籍出版のオファー
・求人2名募集に100名以上が説明会参加
・介護、建設、エンタメ、士業など多業界での採用成功
ちなみに、こんな超マニアックな「実践に基づいたXの裏マニュアル」は無料マガジンにしていますので、コチラもぜひ。↓

