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理学療法士は『フィジカル』セラピスト(PT)ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ

こんにちは〜、sioです。

皆さんは理学療法士(PT)がどういう専門性を持つかご存知でしょうか。

会ったことないという方もいるでしょうし、
説明を聞いたことはあるけど、よく分からんという方が多いんじゃないかと思っています。

そううっすら思いつつ、
このややこしい職業を説明する自信がなくて後回しにしてました笑


理学療法士は「体の使い方の専門家」



そもそも「理学療法士」の「理学」ってなんなんだよ?!(チョコプラ)

理学療法士はPhysical Therapist(あるいはPhysiotherapist)。

「フィジカル=身体機能」に関わる幅広い分野を学んだ国家資格です。

それは「ケガ」や「病気」「障害」に限らず、
生まれる前から亡くなるまで、赤ちゃんもスポーツ選手も妊婦さんも、
全ての「ヒト」の身体機能です

筋骨格系、脳神経系、循環器系などの解剖学、生理学の知識と、力学(重力、床反力、モーメントなど)をベースに

人間はなぜ歩けるのか、
筋肉はどうやって強くなるのか、
心肺機能を高めるためにはどのようなトレーニングが効果的か、
どう練習すれば最も効率よく脳が運動を学習するのか、

などの知識を使って、痛みの治療や動きの練習を行なっていきます。


時々「PTさんって発達もみるんですね!」と驚かれますが、
脳性麻痺やダウン症、医療的ケア児の療育やリハビリテーションは元々専門です。

人間の発達や小児領域はもちろん、臨床心理学、発達心理学、精神医学などの心の領域も学んでいます。



オリンパスのコピーに
「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」
というのがありましたが、まさにそんな感じです。

理学療法士協会のコピーに使わせほしい。

ただ、もちろん、それだけの範囲全てに精通することは難しいので、
当然理学療法士によって専門分野があったり、人による能力差が出てくるんですね。

なので、皆さんには「理学療法士ってこんなことができるんですよ」と言いたいのと同時に、「でもそれは人によりますので、そのあたりをご承知おきください…」と言いたくなるのです。

「理学療法士とは」の説明が分かりにくいのも、それぞれの分野で説明が変わってくるからかな?と思います。


理学療法は
広く浅く、そして専門分野はぐーっと深く
な学問だと私は思っています。



医療保険の世界だけでも、
脳血管リハ、運動器リハ、心臓リハ、呼吸リハ、がんリハ…など多数の専門分野があります。

病院や施設だけではなく、
整骨院や整体、
プロスポーツのトレーナー、
ヨガやピラティスのインストラクター、
企業での産業リハ、
療育分野や体操教室など、
知識と経験を活かせる場は本当にさまざまです。


私の遍歴


私自身は学生の時から、脳の病気やケガによる麻痺や、高次脳機能障害(注意や言語、空間認識など、脳の複雑なネットワークの機能に障害が出ること)を専門に勉強していました。

なので
「動かしたくてもうまくいかない」歯痒さや、
「『周りからはできて当たり前』と思われることができない」辛さ
をよく分かっているつもりです。

その後、自分自身の育児がスタート。

我が子の発達を見て、
「教科書で習ったやつや〜!」
と感動し、人間の発達にすごく興味を持ちました。

この時期、フルタイムの仕事と子育ての両立で、心身の調子が大崩れしたこともあり、
その時の経験も今の私を形作っていると感じています。


その後、自分自身やママ友の悩みを目の当たりにして「療育分野の理学療法士になりたい」と思い、転職しました。

わが子がお世話になっている保育園の先生たちの保育が素晴らしくて、
元々夢だった保育士の資格を取ったのもこの時期です。

今は整形外科クリニックのパートも続けながら、療育に携わっています。

そのクリニックの患者さんに
「子どもの姿勢は見てもらえないの?」
と言われたり(現状医療保険ではできない)、
地域の子どもの居場所づくりのボランティアに関わるうちに

「医療保険や福祉の制度にとらわれなくても、理学療法士のスキルを活かすことができるのかも」

と思うようになったのが、このnoteの始まりです。




私の仕事のことをよく知らない友人が
「ダンナに歩き方がおかしいと言われた」と言っていたので、
「鎖骨が動いていないかも」
と鎖骨から肩甲帯の治療をおこなったところ

「歩きやすい、え、お腹に力が入る!」
「たったこれだけでこんな変わる?!」
と驚いてくれました。

こういうこともできます笑




痛いところがある人には、痛くならないような体の使い方を、
体が動きにくい人には、それでも日常生活が送れる体の使い方を、
心が疲れている人には、心が安心できるような体の使い方を、

そして子どもたちには、発達を促せる体の使い方を。



理学療法士は 「体の使い方」の専門家です。



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