売るな、届けよ。52歳が相乗りマーケティングに挑戦!
「今すぐ億万長者になりたい!」
「何もせずに稼ぎたい!」
「寝ているだけでお金が入ってくる仕組みが欲しい!」
そんな甘い言葉に心を奪われていた頃の自分、懐かしく思えます。
15年前、うつ病の診断を受けたとき、私は自分の人生に絶望していました。
50歳を過ぎてからは体は思うように動かず、不整脈、心房細動、脂質異常症、糖尿病と、病院の診察券が財布に何枚も並ぶ日々。「このまま誰にも必要とされず、消えていくのかな」という暗い思いに支配されていました。
でも今は違います。就労継続支援A型事業所で働きながら、朝は読書、夜はnote執筆。決して華やかではないけれど、充実した時間を過ごしています。何が変わったのか?
それは「私が届けたいもの」ではなく「誰かが必要としているもの」に目を向け始めたからです。
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■ 売るのではなく届ける - 私が気づいた本当のマーケティング
もしあなたが今、「自分の商品やサービスが売れない」「SNSの投稿が反応を得られない」と悩んでいるなら、この視点の転換が救いになるかもしれません。
私の痛みが、あなたの明日を少しでも明るくできたら。そんな思いでキーボードを打っています。
先日、あるマーケティングの専門家から届いたメルマガで「Where're Your Potential Customers?(あなたの見込み客はどこにいるか?)」というテーマについて読みました。
その瞬間、これまでの自分の行動がすべて間違っていたことに気づいたのです。
私自身、2024年3月にXを始めた当時は、「自分の思いをただ発信すれば誰かに届くだろう」という甘い考えでした。アカウントを作り、思いつくままに投稿し、なぜか「いいね」がつかないことに落ち込む日々。
あの頃の自分に伝えたいのは、「あなたは誰に届けたいの? その人はどこにいるの?」という単純な問いかけです。
メルマガの著者によれば、見込み客がどこにいるのかわからない状態では、そもそもプロモーションのしようがないそうです。これは高級フレンチレストランを例に考えるとわかりやすい。
富裕層や記念日に奮発するカップルが集まる場所に出店するべきレストランを、地方のド田舎や繁華街の雑居ビルの4階に開いたら……当然、ビジネスは行き詰まります。
この例を読んだとき、胸に突き刺さる思いがしました。
私のXアカウントも、ブログも、まさに「雑居ビルの4階の高級フレンチ」状態だったのです。誰に読んでほしいのか、その人たちはどこにいるのかを考えずに、ただ書きたいことを書いていた。
「見込み客がどこにいるか」という問いは、自己満足から脱却し、誰かの役に立つための第一歩です。あなたも今日から、この問いを持ち歩いてみませんか?
■ 相乗りマーケティングで効率と信頼を両立させる - 孤独な戦いを卒業する
「でも、見込み客を見つけても、私一人の力でどうやって届ければいいの?」
これは私が最初に抱いた疑問でした。病気と向き合いながら、限られた体力と時間の中で、どうやって効率的に自分の価値を届けるか。
ここで登場するのが「相乗りマーケティング」という考え方です。メルマガの著者によれば、これは「客層が同じ他社のリストを活用して行うマーケティング手法」とのこと。
私は「相乗り」という言葉に最初は抵抗がありました。
「人の力を借りるなんて、格好悪い」と。
でも、よく考えてみてください。私たちは社会の中で生きている以上、誰かの力を借りて生きています。そして誰かの力になることで、自分も生かされている。
この考え方を取り入れたとき、マーケティングの景色が一変しました。
例えば、SNSでの相乗りマーケティング。
見込み客が集まっているアカウントを見つけ、そのフォロワーにアプローチする方法です。メルマガの著者は、自身のライティング講座の見込み客として「副業希望者」「脱サラ志望者」「将来に不安を抱える人」などをターゲットに設定。
そういった人たちが集まるSNSアカウントを見つけて、投稿にリアクションしている人たちにアプローチしたそうです。
この方法を知ったとき、私は自分のこれまでの孤独な発信活動が、どれほど非効率だったかを痛感しました。
うつ病や様々な持病と闘いながらの日々、限られたエネルギーをもっと賢く使うべきだったと。
かつての私は「誰かに届けたい」という思いばかりが先走り、「誰に」「どこで」「どうやって」届けるかという具体的な戦略がなかったのです。まるで地図もコンパスもなく海に漕ぎ出した小舟のように。
オフラインでの相乗りマーケティングも興味深いです。メルマガの著者は、自分の講座の見込み客に主婦が多いことから、地元のカフェにチラシを置く案を考えていたそうです。「チラシを置かせてください。売上が発生した場合は50%お支払いします」と提案すれば、きっとOKが出るだろうと。
この発想の転換! 病気で外出が限られる私にとって、「自分の代わりに集客してくれる場所や人をどう見つけるか」という視点は、まさに目から鱗が落ちるような気づきでした。
相乗りマーケティングのもう一つの強みは、信頼の移転です。
見知らぬ人からいきなり商品を勧められるより、自分が信頼している場所(カフェなど)や人から紹介されるほうが、安心感がありますよね。
これは私自身の経験からも実感します。就労継続支援A型事業所で働き始めたばかりの頃、同僚から「この本、良かったよ」と勧められた本は、amazonの無機質なレビューより何倍も信頼できました。
なぜなら、その同僚が私と似た境遇で、似た悩みを持っていることを知っていたからです。
あなたも今日から、「一人で全てを背負わない」マーケティングを始めてみませんか?
自分の商品やサービスを必要としている人たちが、すでに集まっている場所を見つけ、そこと協力関係を築く。この小さな一歩が、あなたのビジネスを大きく変えるかもしれません。
■ 相手の立場で考える - 自分本位から関係性重視へのシフト
「相乗りマーケティングって、結局は自分の利益のために他人を利用することでしょ?」
そう思われるかもしれません。かつての私もそう考えていました。
しかし、メルマガを読み進めるうちに、真の相乗りマーケティングは「Win-Winの関係構築」にあるのだと気づかされました。
相乗りマーケティングは一方通行ではありません。お願いする側になることもあれば、依頼される側になることもあります。
メルマガの著者は、あるライティングスクール運営会社から「SNSやメルマガでうちのスクールを紹介してほしい。売上の20%をお支払いします」と依頼されたそうです。しかし、結局その話には乗らなかったとのこと。
なぜなら、自社の商品(5万円のライティング講座)を売れば利益率100%で手元に5万円残るのに対し、30万円のライティングスクールを紹介して20%の報酬をもらっても6万円にしかならない。さらに、自社商品なら後続商品も売りやすくなるという長期的視点もあったからだそうです。
この判断から学べることは多いです。
単に「儲かるから」と短絡的に決めるのではなく、自分のビジネス全体の流れや長期的な視点から判断することの大切さ。うつ病を経験した私には、この「急がず、焦らず、長期的に考える」という姿勢が、とても心に響きました。
発作的な行動で体調を崩してきた過去の自分に、「もっとゆっくり、長い目で見ていいんだよ」と伝えたい。そして、同じように焦りを感じているあなたにも、そう伝えたいのです。
著者はさらに、相乗りマーケティングをお願いする際の姿勢についても触れていました。
「自社のお願いを押し付けて、その代わりにこれをあげますよ」という一方的な提案ではなく、相手が何を求めているのかを考えて提案することが大切だと。
たとえば「ライティングスクールをご紹介いただけたら売上20%をお支払いするだけでなく、弊社のSNS・メルマガでも、あなたのメルマガの案内を流させていただきます」というように、相手にとってのメリットを考えた提案だったら、話が進んだかもしれないと振り返っていたのです。
これは私が就労継続支援A型事業所で働く中で学んだことと重なります。自分の体調や気分だけを優先していたら、チームの一員として機能できません。相手の状況や気持ちを汲み取り、「どうすれば互いに良い関係を築けるか」を常に考える。
それが社会で生きる基本であり、ビジネスでも同じなのだと思います。
著者は「信頼関係を構築してからさらっとお願いする」という恋愛に似たアプローチを推奨しています。いきなり「つき合ってください!」と言うより、まずは関係性を築いてから次のステップに進む方が自然ですよね。
この「関係性ファースト」の姿勢は、私のような心の病を経験した人間にとって、とても安心できるアプローチです。
一気に結果を求めるのではなく、一歩ずつ信頼を積み重ねていく。そんな優しいビジネスの形があっていいじゃないか、と思えるようになりました。
あなたも今日から、ビジネスパートナーや顧客との関係を「何を得られるか」ではなく「どんな関係を築けるか」という視点で見直してみませんか?
小さな意識の変化が、大きな違いを生み出すかもしれません。
■ 見込み客の心理と行動パターンを理解して - 自分の価値を本当に届けるために
「私の商品やサービスは、本当に誰かの役に立っているのだろうか?」
この問いは、うつ病の真っ只中にいた私の心を幾度となく苛みました。
「自分には価値がない」
「誰も私を必要としていない」
という思いが、暗い雲のように心を覆っていたのです。
しかし、マーケティングの視点から見ると、この問いは違う形で現れます。
「私の価値を必要としている人はどこにいるのか?」
「その人たちは何を求め、どこに集まっているのか?」
メルマガの著者は、この視点の重要性を「ビンビンにアンテナを張り巡らせる」という言葉で表現していました。自分の商品を必要としている人の思考や行動パターンに敏感になること。
それが、効果的なマーケティングの第一歩なのです。
私自身、2024年3月にXを始めた当時は漠然と、あるがままの自分の発信で勝負しようと考えていました。どうすれば届けたい相手に届くかなんてことは一切考えずに。どこに届けたい相手がいて、何をどのように届けたらよいか。その視点がまったくなかった。
結果、遠回りばかりして、前に進めませんでした。
あの頃の自分に言いたい。
「あなたの経験や知識、感じたことは、確実に誰かの役に立つ。でも、それを必要としている人がどこにいるか、まずはそこを見つけなさい」と。
そして、この言葉は今のあなたにも贈りたいメッセージです。自分の価値を疑う前に、その価値を必要としている人を探す努力をしてみませんか?
メルマガの著者が指摘していた「一見関係なさそうな市場が実は繋がっている」という視点も、私の目を開かせました。
例として「筋トレとスキンケア」が挙げられていました。この2つは「自分磨き」という共通点で繋がっています。筋トレしている人は自分を磨く習慣が身についているのでスキンケアにも意欲的であり、スキンケアしている人も自分磨きの習慣があるので筋トレに興味が湧きやすい。
この発想の柔軟さ! 私はうつ病と診断された当時、「もう何もできない」と思い込んでいました。でも実は、その経験自体が誰かの支えになる可能性があったのです。
健康問題で悩む人、キャリアの転換期にいる人、人生の意味を見失った人...私の経験は、直接的でなくても、様々な悩みを持つ人々と「繋がる」ことができるんですね。
あなたの商品やサービスも同じです。「直接的な市場」だけでなく、「繋がりのある市場」を探してみると、思わぬ場所に見込み客が見つかるかもしれません。
その視点を持つだけで、世界は広がります。
そして何より心に残ったのは、「一度断られても凹まないこと」というメッセージ。私は過去、一度の失敗や拒絶で全てを諦めてしまうタイプでした。うつ病も、そんな挫折体験の積み重ねが一因だったかもしれません。
でも今は違います。一つのドアが閉まっても、別のドアを探せばいい。見込み客が集まる場所は無数にあるのです。
この考え方は、私の人生哲学そのものを変えてくれました。
かつての私は「完璧を目指す」という強迫観念に縛られていました。しかし今は、不完全な自分でも、誰かの役に立てると信じています。
ある扉が閉まっても、別の扉を探す勇気。それが、うつ病から立ち直るプロセスで学んだ最も大きな教訓です。
あなたも、一度や二度の失敗で立ち止まらないでください。必要としてくれる人は、必ずどこかにいます。
大切なのは、その人たちを探し続ける粘り強さと、見つけたときに最適な形で価値を届ける知恵です。
■ マーケティングの本質 - あなたの価値を必要とする人に届ける第一歩
結局のところ、マーケティングの本質とは何でしょうか?
それは「売る」のではなく「必要とされる場に届ける」こと。押し売りではなく、本当に求めている人の元へ価値を届けること。そして、その過程で信頼を構築していくこと。
「今すぐ」「何もせずに」「寝ているだけで」「1億円欲しい」と考えている人、「1秒も働きたくない」「なのに尊敬されたい」という矛盾した願望を持つ人たち。
私も昔はそんな甘い考えに囚われていました。「努力せずに結果だけ欲しい」という心のどこかにある願望。
でも、そんな考え方では持続可能なビジネスは築けません。
本当に価値あるものを、本当に必要としている人に届ける。そのためには、見込み客がどこにいるかを知り、効率的かつ信頼性の高い方法で届ける工夫が必要なのです。
私も52歳になった今、ようやくこの本質に気づきました。病と向き合いながらも、自分の経験や思いが誰かの役に立つなら、それをきちんと届けたい。そのためには、ただ発信するのではなく「必要としている人がどこにいるか」を考え、そこに届ける工夫をしなければならないのです。
ここからのあなたの行動として、提案したいのは3つのシンプルなステップです。
まず、自分の商品やサービスを本当に必要としている人の特徴を紙に書き出してみてください。できるだけ具体的に。
次に、その人たちが集まりそうな場所(オンライン/オフライン問わず)をリストアップしてみましょう。
そして、その場所の一つに今週中に足を運んでみる。あるいはオンラインでフォローやコメントをしてみる。
この小さな一歩が、あなたのビジネスや活動に大きな変化をもたらすかもしれません。
私も今回のメルマガから学んだことを実践し、「うつ病を抱えながらも前向きに生きる方法」を求める人たちが集まる場所を見つけ、そこに自分の経験と希望を届けていきたいと思います。
今日から「届ける」意識で、発信を変えていきます。
あなたの価値は、必ず誰かを助けます。
その価値を最も必要としている人のところへ、効率よく、そして信頼を築きながら届ける方法を見つけましょう。それこそが、マーケティングの真髄なのですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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