ひとのお金で焼肉を食べたい
※このプロジェクトは2021年9月にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に申請したところ、理由も告げられずに申請が却下されたプロジェクトです。5年近くがたった今も諦めきれていません。職場復帰を果たしたこの機会に、noteで再チャレンジさせてください。何卒よろしくお願いします。
1.プロジェクト立ち上げの背景
熱せられた網の上に置かれた煌びやかな肉達が、肉汁を滴らせながら芳醇な香りを放ち、鮮やかな赤色から甘美で蠱惑的な黄金色へとその姿を変えていく。付け合わせのサラダでお茶を濁し、焼き加減のチキンレースを乗り越えた肉に、たっぷりと濃厚なタレを絡ませて口へと運ぶ。
一説によると、アダムとイブが食べたとされる禁断の果実は、りんごではなく焼肉だったのではないかと言われています。焼けば官軍、焼かぬは賊軍、トング持たぬは焦げた肉。焼肉を前に人は皆無力です。戦争の発端が焼肉であれば、戦争を止めるのもまた焼肉なのです。

誰しもが愛してやまない焼肉は、どんなシチュエーションで食べても必ず私たちに笑顔を届けてくれます。友達とワイワイ食べるも良し、恋人との記念日に食べるも良し、頑張った自分へのご褒美に食べるも良し。序盤、中盤、終盤と隙がありません。
しかし、そんな焼肉にも、実は一番美味しく食べられるシチュエーションがあることをご存知でしょうか。それは
『ひとのお金で焼肉を食べるとき』
頼んだ肉の値段や食べた後の支払いについての一切を考えることなく、好きな肉を好きなだけ食べることができたなら、これ以上の幸せがあるでしょうか。焼肉を奢られたい欲は人類の誰しもが常に抱えている欲望です。最近の研究によると、人類の三大欲求は食欲・睡眠欲・焼肉を奢られたい欲の三つなのではないかとも言われています。このように【焼肉奢り市場】には、日本経済がはち切れんばかりの需要があるにも関わらず、供給の方は全くと言っていいほど追いついていません。焼肉を奢る供給不足と日本経済の不況との因果関係は、昨今、多くの専門家の注目を集めています。

かくいう今回のプロジェクトオーナーである私もそんな欲望に取り憑かれた愚かで哀れな人間の一人です。24時間365日、常日頃から人のお金で焼肉を食べたいと考えています。このままでは辞世の句が『ひとのお金で焼肉を食べたい』になることは自明の理です。しかし、そうは言ってもやはり需要過多・供給不足の【焼肉奢り市場】では人に焼肉を奢ってもらうことは容易なことではありません。一体なぜ人に焼肉を奢る供給がこんなにも足りていないのでしょうか。その原因をまずは探っていきます。
2.焼肉奢り市場・供給不足の原因

供給不足の原因の一つ目は、奢る側に『奢る理由がない』ことです。奢られる側はお金を払うことなく焼肉を食べられる訳ですから、もちろん利点しかありません。しかし、奢る側はどうでしょうか。汗水垂らして働いて得た大切なお金で、他人が食べる焼肉を奢ることに一体なんのメリットがあるのでしょうか。そのお金を寄付すれば、一体どれだけのカンボジアの子供達が魔剣伝説の初回120円チャージでサーバー一位になれるのでしょうか。奢る側の利点、大義名分がないことは供給不足の大きな要因の一つです。

二つ目に『奢る機会の減少』が挙げられます。新型コロナウイルス感染拡大により発令された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置。それらに伴った飲食店の時短営業、酒類の販売中止、黙食の推奨などにより、外食をする機会、ひいては『焼肉を奢る機会』が希薄化しているのです。また【焼肉奢り市場】が新型コロナウイルスの感染拡大によって受けた経済損失は5000兆円にのぼるという見解もあります。これは飲食店業界の存続にも関わる重要な問題でもあるのです。

三つ目はシンプルに『焼肉の値段が高い』ことです。100円や200円の缶ジュースレベルであれば日常の中で奢られる機会もあるでしょう。しかし、数千円〜数万円もする焼肉ともなれば話は別です。『財布忘れちゃったからジュース奢って!笑』は許されても『財布忘れちゃったから焼肉奢って!笑』なんて言った日には、大切な蝶の展翅を壊されてもただ冷淡に笑い罵倒するだけだったエーミールですら、顔を真っ赤にして大声を荒げることは必至。どんなに堅い友情も崩れ去り、百年の恋は覚め、第三次世界大戦の引き金を引く可能性もあります。焼肉の値段の高さは間違いなく供給不足の一因を担っているのです。

そして最後の要因が『一緒に食べにくのが気まずい』です。たまたまクラスが同じだった人やSNSで知り合った程度の人、ましてや一度グループで遊んだことのある人ですら、二人で焼肉に行った時の気まずい空気が嫌で、憚られる場合があります。『複数人で焼肉を食べに行けば?』という声が聞こえてきそうですが、複数人で焼肉を食べに行き、そのうち一人の会計だけを別の一人が肩代わりすることがあり得るでしょうか。奢りで食べに行くのであれば二人で行くことになる、しかし絶妙な距離の友達と二人で焼肉を食べに行くのも気まずい。これが供給不足の一端を担っている可能性は十分にあり得ます。

焼肉を奢る供給不足の原因がわかったところでようやく本題です。先程のべた4つの障害を乗り越えて、どうにかひとのお金で焼肉を食べる手段はないのでしょうか。この問題はもはや日本だけの問題ではなく、国際的な問題になっています。SDGs17の目標はこの『焼肉奢り供給不足』を含めた18の目標であったという話は、一部の関係者の間では有名な話です。誰もが頭を抱え込むこの問題について研究を続けて約3日、私は一つの答えに辿り着いたのです。勘の良い方はもうすでにお気づきかもしれませんが、それこそが今回私が立ち上げたクラウドファンディングプロジェクト『ひとのお金で焼肉が食べたい』です。
3.ひとのお金で焼肉を食べたい

ガチでありがとう
クラウドファンディングとは、商品開発やイベントの開催、何か挑戦したいことがある時、そのための資金をインターネットを介して不特定多数の人から少額ずつ調達する資金調達手段のことです。
職場復帰達成というこの好機にクラウドファンディングを行うことで、先程の4つの問題が全て解決するのです。
『奢る理由』に関しては職場復帰達成という大義名分があり、
『奢る機会』もこのプロジェクトによって生み出すことができました。
『焼肉の値段が高い』点は、支援する金額を自分で選択できるので予算に合わせて奢ることができます。
そして集めたお金を使って一人で食べに行くので『一緒に食べに行く気まずさ』もありません。
この着想に辿り着いた当初、自分の才能が恐ろしくなりました。なんて天才的な発想なんだ。Twitterのフォロワーが約1600人、Instagramのフォロワーが約800人、LINEの友達が約1500人、合計3900人の知り合いとSNS上で繋がっているので、一人頭100円で計算しても39万円が集まる計算です。
そんなバカな。叙々苑でお腹いっぱい食べてもそんなに使いきれないじゃないか。考えただけでもおかしくなっちゃいそうです。
4.寄付方法・リターン
長くなりましたがこれが今回のプロジェクトを立ち上げた理由です。
冒頭にも記載した通り、元々はクラウドファンディングサイトに投稿して寄付を募る予定でしたが、申請が却下されてしまったため、noteに投稿しました。
資金の集め方についてですが、noteの寄付機能を用いた方法を考えています。(※下記画像参照)


いただいた資金は余すことなく一回の焼肉に使い、領収書を後日noteにUPさせていただきます。リターンとして返せるものはありませんが、支援していただいた方には次の三つをお約束します。
⑴感謝のメッセージを送ること
⑵今後会うたびヘコヘコすること
⑶食べる際、投資していただいた方を思い浮かべ感謝しながら食べること
5.おわりに
ご拝読いただきありがとうございました。
ふざけた企画である反面『一般人がリターンなしのクラウドファンディングを企画した場合、一体いくらの焼肉が食べれるのか』という実験的な企画でもあります。今回の実験から得られた研究結果は、noteにまとめて発表させていただきたいと思います。
最低でも3000円集めて牛角の食べ放題に行きたいと考えています。フライヤーや資料の作成費ですでに大赤字です。その金額で普通に焼肉食べれたという事実は見ないようにして、気軽に応援していただけると幸いです。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いします。
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名
●事業者の住所/所在地
●事業者の電話番号
…請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
■募集方式について
…本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
・一番最初に書いたnote↓
・コミカルな僕も、よかったら読んでね↓
社会不適合日記
毎週木曜20:00に更新。
うつ病と怠惰の狭間で、自身の社会不適合性を茶化しています。
次回は「おともだちぱんちの由来」について。
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