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クレアチンと筋トレ〜そこまで必須ではない?〜

参考文献

Burke R, Piñero A, Coleman M, Mohan A, Sapuppo M, Augustin F, Aragon AA, Candow DG, Forbes SC, Swinton P, Schoenfeld BJ. (2023) The Effects of Creatine Supplementation Combined with Resistance Training on Regional Measures of Muscle Hypertrophy: A Systematic Review with Meta-Analysis. Nutrients, 15(9), 2116.

クレアチンサプリメントと筋力トレーニングの組み合わせが筋肥大の局所的指標に与える影響:メタアナリシスによる系統的レビュー


とりあえず内容を知りたい方はここ

今回紹介するのは、クレアチンサプリメントと筋力トレーニング(Resistance Training, RT)の組み合わせが、局所的な筋肥大にどの程度効果を及ぼすかを検証した、初めてのメタ分析です。

対象は健康な成人。6週間以上のRTとクレアチン摂取を組み合わせ、MRI・CT・超音波といった画像評価で筋厚や筋断面積の変化を確認したランダム化比較試験が解析に含まれました。

結果としては以下の通りです:

  • クレアチン+RT群は、プラセボ+RT群に比べ、筋厚の変化がわずかに大きかった。

  • 上半身・下半身ともに同程度の小さな効果。

  • 年齢による差があり、若年者ではやや効果が強い傾向が見られた。

ただし、95%信頼区間は狭く、劇的な差とまでは言えません。


ポイントと感想

クレアチンの効果はわずかだが確かにある

これまでのメタ分析では、クレアチンは除脂肪体重を1~1.4kg増加させると報告されていました。
しかし、それが筋肉量の増加ではなく、水分貯留の影響である可能性もあったため、実施筋肉が増えているのかは議論の余地がありました。

今回のレビューでは、画像診断から、筋肥大に焦点を当てたため、水分の影響を除いた純粋な筋の厚みを確認できたのがポイントです。
その結果、確かに増えているが、わずかという結論になりました。

若年者と高齢者で差が出る

年齢別で差が出ていました。
若年者ではやや効果が大きい一方、高齢者では限定的でした。
高齢者のリハにおいて、クレアチンが必須の栄養素かというと微妙かもしれません。
臨床では、あくまで補助的な選択肢として捉えるのが良さそうです。

ではでは。

#理学療法士 #整形外科

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