下肢アライメントと腰痛の関係性
参考文献
Abbasi S, Mousavi SH, Khorramroo F (2024) Association between lower limb alignment and low back pain: A systematic review with meta-analysis. PLOS ONE 19(10): e0311480.
とりあえず内容を知りたい方はここ(論文の要約)
下肢アライメントと腰痛の関連」について検討した2024年の最新のシステマティックレビューとメタアナリシスです。
本研究では、最終的に13本の研究(計102,359人)が解析対象となりました。
その結果、以下の下肢アライメントが腰痛(LBP)のリスク増加と関連している可能性が示されました。
過剰回内(フラットフット):強いエビデンス(p=0.02)
股関節内旋可動域の増加:中等度のエビデンス
膝関節内旋の増加:限定的なエビデンス
ただし、研究デザインの異質性や方法論の制限により、最終的な結論を導くにはさらなる研究が必要とされています。
ポイントと感想
扁平足と腰痛
扁平足と腰痛の関連性が示されました。。過剰回内は、足部のアライメント異常だけでなく、脛骨や大腿骨の内旋を引き起こし、骨盤の前傾を助長しやすくなります。これが腰椎への負担を増大させ、慢性腰痛の要因となりうることが示されています。
股関節内旋の増加
上記に関係してきますが、股関節内旋可動域の増加と腰痛の関連も示されました。Hipの内旋が過剰になると、骨盤の動きが制限され、代償的に腰椎が過度に回旋するリスクが高まります(Harris-Hayes et al., 2009)。これにより微細外傷が蓄積し、慢性的な腰痛につながる可能性があります。
ではでは。
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