【5分で分かる中学社会】人類の誕生と四大文明① 人類の誕生 中1歴史
前回は時代の表し方について学びました。
今回は人類の誕生について学んでいきましょう。
1:人類の誕生
まずはこの図を見てください。これはサルでしょうか?ヒトでしょうか?

そもそもヒトの特徴とは何でしょう?
ヒトはサルと違って立って歩くことができます。これを直立二足歩行といいます。他の動物は基本的に四足歩行ですね。
直立二足歩行にはメリットがあります。それは手が使えるようになることです。そのため、ヒトの手先は発達しました。そして、ヒトは道具を使えるようになったのです。
直立二足歩行と道具の使用がヒトの特徴と言えそうです。ですから、先ほどの図もヒトに分類することができます。
人類は今から約700万年前のアフリカに登場してきたといわれています。最初の人類を猿人(えんじん)と呼びます。
しかし、猿人たちは環境の変化に耐えられず、やがて絶滅してしまいました。
時代は進み、地球環境は大きな変化を迎えます。今から約250万年前から地球はとても寒い時期に突入するのです。この地球環境の時代を氷河時代といいます。
氷河時代はとても寒い氷期と少し暖かくなる間氷期を繰り返しました。この時代にも人類は登場します。
約200万年前には原人(げんじん)と呼ばれる新たな人類が登場しました。どうやら原人は火を使うことができたようです。また、打製石器(だせいせっき)という石を打ち欠いて作った石器を使用していました。
しかし、原人たちもやがて何らかの理由で絶滅してしまいました。
そして、今から約20万年前に今の人類の祖先となる新人(しんじん)が登場します。
新人は打製石器を使用したほか、芸術の感性があったり、死者を埋葬する文化があったりと、知的に高度な生活を送っていたようです。
2:旧石器時代のくらし
人類が打製石器を使っていた時代を旧石器時代と呼びます。
旧石器時代の人類はどのような生活をしていたのでしょうか?
まず食べ物ですが、人類は狩り(狩猟)をして肉を確保していました。当時は氷河時代ですから、動物はそこまで多くありませんでしたが、マンモスやナウマンゾウなどの大型の動物が各地に点在していました。
ですから、人類はそれらの動物を追いかけて、移動しながら生活をしていました。

また、狩りのほかには、木の実などを採集して生活をしていました。
このように、人類が
①打製石器を使用
②狩猟・採集が生活の中心
③移動しながら生活
という3つの特徴をもって生活していた時代を旧石器時代と呼びます。
旧石器時代は氷河時代が終わる約1万年前まで続きます。ですから、人類の歴史で最も長いのは旧石器時代です。
旧石器時代という呼び方は人類の歴史について考えるときに使います。一方、氷河時代は地球環境を考えるときの呼び方です。
ですから、地球が氷河時代のとき、人類は旧石器時代を送っていたということになります。時代を整理して理解しましょう。次の図も参考にしてください。

3:まとめ
・人類は今から約700万年前のアフリカに登場
→最初の人類は猿人
・約250万年前に地球は氷河時代を迎える。
・約200万年前に原人が登場する。
→火や打製石器を使用した。
・約20万年前に新人が登場した。
→芸術の感性や埋葬などの高度な文化
人類が打製石器を使い、狩猟・採集を行って移動しながら生活していた時代を旧石器時代と呼ぶ。
→氷河時代が終わる約1万年前まで続く。
次回は新石器時代について学んでいきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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