【5分で分かる中学社会】中央アジア 各国の特徴 中1地理
前回は西アジアの国々について学びましたね。今回は中央アジアの国々についてです。
みなさんはファイブスタンって聞いたことありますか?戦隊ヒーローではありません!今日はファイブスタンについて学びます。
1:中央アジアの国の共通点

中央アジアの国々を見ると「~スタン」という国が多いことに気付きます。これはペルシャ語で「~の土地」「~の国」という意味です。
例えば、カザフスタンは「カザフ人の国」、ウズベキスタンは「ウズベク人」の国という意味になります。
中央アジアにはファイブスタンと呼ばれるスタンがつく代表的な国が5つあります。カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン(通称はキルギス)、タジキスタンの5つです。今回はそれらの国を紹介します。
中央アジアの共通点としてかつてはソビエト連邦の一部だったことが挙げられます。ソビエト連邦とはロシアの昔の国ですね。ソビエト連邦が崩壊したときに独立したのです。
他の共通点として内陸国で乾燥した気候が多いことも挙げられます。また、資源が豊富であることも重要です。宗教はイスラム教が広がっています。
これらの共通項を踏まえて各国について見ていきましょう。
2:中央アジアの各国の特徴

・カザフスタンはファイブスタンの中で面積が最大で、石油や天然ガス、鉱産資源が多く取れる国です。資源大国ですね。
また、カザフスタンはステップ気候に属しています。ステップというのは背丈の短い草原のことを指します。カザフスタンはカザフステップという世界最大級の草原が広がっています。

カザフステップでは伝統的に遊牧(家畜を連れて移動する生活)がさかんです。また、小麦の栽培もしています。
・ウズベキスタンは綿花栽培がさかんな国です。国土の多くは乾燥帯に属しており、農業では川の水をつかったかんがいが中心です。
綿花栽培のためにかんがい農業をしたのですが、その影響でアラル海という湖の面積が激減しました。(20世紀最大の環境破壊と呼ばれる。)
また、ウズベキスタンはシルクロードの中心地として古代から交易が発展してきました。
・トルクメニスタンは天然ガスが豊富な国です。国土の約8割が砂漠(カラクム砂漠)となっています。
また独裁国家であり、大統領の銅像が町に建っていたりします。大統領の崇拝や情報統制がとられている国としても有名です。
・キルギスタンはキルギスと呼ぶことが一般的です。天山山脈という6000m級の山々に囲まれた自然豊かな国です。キルギスは砂漠ではないので注意しましょう。伝統的に遊牧をしてきた国です。
・タジキスタンもキルギスのように山に囲まれた山岳国家で国土の9割が山岳です。また、パミール高原という標高5000m級の高原が広がっています。また、山の雪解け水が豊富なので、水力発電が発達した国でもあります。
3:まとめ
・中央アジアはファイブスタンの国が有名
→内陸国、ソ連から独立、乾燥地帯
・カザフスタン・トルクメニスタン
→石油、天然ガスなどの資源
・ウズベキスタン
→綿花
・キルギス・タジキスタン
→山岳地帯
次回はヨーロッパの気候について学びましょう。
練習問題はこちら。
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