ひとりで「天神市」に通ってハギレを買ってたあの頃 (マクラメバッグの続き)
皆さまこんにちは、 owarimao です。「100年前のマクラメ・プロジェクト」とえらそうに銘打って、マクラメのバッグを地味に作っています。
作り方は本にくわしく書いていないので、手探りで進んでいます。
今週はだいぶ頑張ったほうですが、まだ完成はしていません。

同じ結び方を10回するとこんなふうに自然にねじれてくる



斜めに編み残し、いちばん端の糸1本を芯にして巻き結びする

出ている糸を全部使うと多すぎるので、適当に間引く


「くさり結び」で房を作りながら底を綴じてゆく

きょうの午後2時でここまで到達
さて……マクラメ部分もまだ完成していませんが……そろそろ内側に入れる布袋のことも考えないと。
お手本の写真では、贅沢な光沢を帯びた絹の袋が入れてあります。リボンを通して絞ってあるのがキュートです。
そっくり同じものを、自分が作れるのかどうか? それが問題です。
前回は、裏地を目立たせたくなかったので、100均で「シースルーカフェカーテン」というものを買ってきてつけました。
でも今回は、布の袋が準主役になります。どんな布で作ろうかな。
下の写真は、昔から持っている、和風の布の端切れたちです。今から30年ほども前(そういう話が多いな)、まだ学生のころに、京都の「天神市」などで見つけて買ってきました。

京都の「天神市」は、おなじ京都の「弘法市」などと並んで、昔からある有名な骨董市です。
毎月決まった日に開催されるこの市に、学生のころ、何度か足を運びました。本当はもっと足繁く行きたかったのですが、こういうのがあること自体長いこと知らなかったので、数回しか行けませんでした。まだインターネットも普及していなかった頃で、情報が少なかったんです。
高価な着物ももちろんありましたが、私が狙ったのは、安く売られている小さな端切れ。学生のお小遣いでも買える程度のものです。「何に使う」という当てもないまま、華やかな色柄を中心に買い集めました。
当時、20代でそんなことをしている人はほとんどいなかったように思います。少なくとも私の周囲にはいませんでした。だから誰を誘うでもなくひとりで出かけ、ひとりで「収穫」を眺めて、孤独を癒していました。
今はインターネットがあるので、自分で作ったものをすぐに世間に披露できます。でも昔はそうではなかったので、20代で手芸をする人などあまりいませんでした。「暗い」「おばさんくさい」などと言われるのが怖くて、「手芸が好き」とおおっぴらに言えないような雰囲気だったのです。
でも、時代は変わりました。今はこうして、note でいろいろな方に作品を見ていただけるので楽しいです。
買い集めた端切れは、ほとんど使うこともなく箱に入れたままにしてきました。これから頑張って使っていきたいと思います。
