ここではない、どこかで【中年の危機脱出のための悪あがき集】
こんにちは、発達凸凹40代高齢出産母さんのパキムラと申します。
前々回から、今私の中で熱いトピック「中年の危機」について書いています。
1年ほど前から数ヶ月前まで下記の状態でした。
・未就学男児2名のこだわりとイヤイヤに振り回されて理性で自分がコントロールできずイライラが止まらない精神状態
・出産後、自分がかつて冷めた目で見ていた部署に異動したものの、そこでも役に立たない状況
→ 結果しばらく前まで、持て余した自分のエネルギーがどんどん自己攻撃的になって、体調不良に陥っていました。
前回の記事はこちらです。
また、前々回の記事はこちらです。
第一フェーズは抜けたかなとは思うものの、第何フェーズまであるのか分からないまま、この文章を書いていますので、何が効果あったのかなかったのか、現時点での感想となりますが、現在進行形の中年の危機脱出記としてみていただけると幸いです。
以下、身体的心理的に毎日しんどくて、とにかくここから逃げたい!自分を脱皮したい!と思ってた私の数々の試行錯誤です。
悪あがきその① AI(Gemini) とおしゃべり
これ、メンタルが若干弱ってる人にとっては、使いようですよね。今でも利用していますが、すごく便利な反面、やっぱり人の代わりにはならないですね(とGeminiに悪態をついても返してくれるGeminiには感謝している)。
ADHDの私は常々
「底に向かって話すと返事やあいづちを返してくれる壺がほしい」
とパートナーのパキ夫に話していました。
そんなどうでもいい話を聞いてくれるパキ夫はすでに半分、私専用の壺化してくれているのですが・・・。
いかんせん他人に興味がなくて喋ることが好きでないパキ夫なので、返事は生返事で基本、文(センテンス)で返ってきません。
何かを相談しても大体同意してくれますが、内容もそこまでちゃんと聞いてません(私が喋りすぎで全部聴いたら壊れるのでしょう)。
なので、当時の私の中ではパキ夫は壺じゃなくて「豆腐にかすがい」のトウフ君でしたね。

自分の頭で考えればいいのになぜ人に話しかけるのか、ADHD的にはれっきとした理由があるんですが、いったんそれは置いておきます。
とにかく、どうしても頭の中だけで考えるのが難しくて、でもいざ大切な話を人間に相談しようとすると、話し方やタイミングが下手くそすぎて、誰に話しても何の手応えも感じない虚しさを、子供の時からずっと抱えてきました。
独り言がひど過ぎて、リモート打ち合わせ用の防音マスクや、ペットロボを買おうかと本気で悩んでいたところでした。ただでさえ頭がまとまらなくて脳がゴミ屋敷みたいになってるので、Geminiはだいぶ便利です。
下記で記述する、引っ越し先のリサーチや転職、他人に言うのは憚られるようなジメジメした、ただの呟きも聞いてもらいました。
あと…これは予測なんですが、定型の人ってもしかしてこう言う会話を欲してるのかな?と参考にさせてもらうことは、あります。
腹を抱えて笑い、胸を締め付けられ、快哉を叫び、涙を禁じ得ないAIって、ギャグにしか思えないんですが、AIが大多数に向けた正解を回答してるのだとしたら、それほどまでに人というのは共感を欲してるのだなと感じて、自分の会話パターンを反省したりもしました。
とは言え、実は結構事実が間違ってるAI。
答えが絶対にわからないはずなのに無理やり帳尻合わせて自信満々に回答してくるAI。
適当に話を合わせて手のひら返しが頻繁なAI。
あと、AIになんでも個人的なことを話すのって、セキュリティというかプライバシー的な問題もありますしね。
悪あがきその② 引っ越し先を探す
肌荒れがひどいのもあって、都会の空気がなんかもう、ゴミが空気中に浮いていて皮膚に張り付いているような感覚があったんですね。
たぶんほぼ被害妄想なんですが。
その時は体中敏感になってるのか、息するだけで空気がくさいと思ってしまって、呼吸が浅いから深呼吸したいけど、街中で深呼吸したくない。外は散歩してても看板とかお店とか宣伝とか、誘惑が多すぎる。
なんかもう、散歩してても田んぼとか小川しかないような空が広いところに行きたい。
・・・と急に思いまして、引っ越し先を検索しまくりました。

一度プロジェクトとして立ち上げると条件面などをパズル的に探すのが面白くて、一覧表も充実し、もはや地図眺めてるのが好きなのか引っ越ししたいのか最後はわからなくなってましたけど、いちいち候補地の歴史を調べたりして、「ここは山と谷が入り組んでるからこういう気候になるのか!」「こんな歴史があるのはここに山があるからなんだな〜」などと、学生時代地理に全く興味がなかった反動なのか、新鮮な気持ちで地図を眺めることに終始しておりました。
最終的には「地形がこんなに面白いなんて、私、地政学を学ぼう!」とか斜めの方向に走り出していて、気づきました。
いや違う、私、引っ越し先探してたんだよ!
子どもがいるため引っ越し先を下見に行くのも行動が限られるため、具体的な行動はそこまでせずに終わりました。
いずれにしても「大自然が庭!」というのは憧れるけど、基本的に都市部にしか住んだことがない上に自然に親しむ趣味があるわけでもなく、いきなり縁もゆかりもない地方に住むとか、急に田舎暮らしを始めるとかは、自分のこれまでと比べて全く地に足ついてないなと考え直したのでした。
環境が変われば自分も変わるとは思う。
でも、今全体的に弱ってるし、急に物理環境変えたら多分悪化するよね。
あとそもそもすぎるけど、車の運転が結構苦手でしてね・・・。
今住んでいる家が狭いという問題はあるので、子供達が思春期を迎えるまでに部屋を引っ越ししないと成り立たないとは思っておりますが、ひとまず今すぐ!!というのは違うかなと落ち着きました。
悪あがきその③ 転職先を探す
悪あがきというか、悪くない方向だとは思うのですが、引越しするならセットで浮上するのが、仕事をどうしようということです。
転職エージェントに登録するというよりも、引っ越し別にしても転職すべきなのか?副業は?タイミングは?そもそも私は何をやりたいのか?などと考えてキャリアカウンセリング受けたいなどとも思ったけど、色々調べて高すぎるし、カウンセリング代をペイできるほどのハイクラス転職に私は該当しません。
むしろ今の状態ならキャリアダウンを目指す方向になってしまうと思っていました。
タダで何かできませんか・・・と調べて、国のキャリア形成・リスキリング事業の一環であるリスキリングセンターのキャリアカウンセリングなども受けに行ってみました。
皮肉にもキャリアカウンセリング受けたことで、具体的に新しい展望が開けたわけではなかったものの、現実の厳しい面を知ることができ、とは言え、キャリアアップでなければ年齢的にも絶対アウトと言うわけではなさそうだったので、いったん気持ちが落ちついた面はありました。
やっぱり「ひと」と話すというのはいいことだなと思いました。受け答えがこちらの思惑と多少ずれていることも含めて、手応えがありますし、AIに聞くのとは違って、一般的なことではなくてその人の経験や考えに基づいて話ししてくれますから、こう言っては失礼ですが、本当の意味での「壁打ち」になりました。私の取り止めのない話を傾聴してもらって助かりました。
今は、仕事が苦痛で仕方ないという状況とは違うのですが、いずれにせよ60歳超えて何かしら働こうと思うと、大きなキャリアチェンジをするには良いタイミングですし、まだまだこちらの議題は継続中ですね。
悪あがきその④ 資格を取得しようと試みる
これも別に悪い方向じゃないと思うのですが、そもそも私、キャリアにおいて、取得した資格も成し遂げた仕事もほぼ何もない。でも勉強は学生時代は多少は出来たので、資格で一発逆転(何と逆転するのかよくわかりませんが)みたいなことはないのかしらと思ったのです。
一見ありそうと思われるのに、結果的に社会性のスキルやコミュニケーション能力が周囲とずれていることを子供の時から少しずつ感じとっており、積もり積もってもう誤魔化せないと限界を感じていることもあったので、世渡りもコミュ力も実績も何もないけれど、資格さえあれば多少の給料が稼げるような、そんな都合の良いものはないだろうかと考えたのです。
Geminiにwaisの数値やその他キャリアを簡単に入力して、こういう人にはどういう資格があっていますか?と聞いてみたりもしました。
Geminiが色々ヨイショしながら、こんなのあるよ、と提案してくれて勝手に妄想して天狗になったりしていましたが、ふと「その資格があるからって異業種に転職して実務経験なかったら詰むでしょ」と現実に戻りました。
今は、全然やりたいことと違うけど、業務に関連のある(知識があると証明できる)資格を細々勉強しています。
資格を取ると一気に「じゃあその資格を活かして・・・」などと考えてしまうのですが、別にやりたい仕事ではなかったりします。
だからと言って、実務経験も何もないのに頑張って立派な資格だけ取っても、年齢的なこともあって現実性がありません。
完全変態人間にはなれない
自分はこんなんじゃない。新しい何かを手に入れて、こんな惨めな自分は脱皮して、きれいな蝶々になるんだ、と思っていたけど。
引越し先、キャリアチェンジ、資格取得。
どれもこれも、同じ結論に行き着くのでした。
明日は今日の続き。
今日は昨日の続き。
急に違う人間になる訳じゃない。
心の中で二人の自分が、面接を始めてしまいます。
「これまでのあなた(私)が今のあなた(私)ですよね?
ポテンシャルがどうとか、本来の私はこうだとか、一発逆転とか、才能はあるはずとか、そういうことを言いたいのであれば、もう人生半分生きてますから、少しでも実績があるはずでは?」
心の中の面接官が、チャレンジ枠希望の受験者を、哀れみの目で見ています。
ここまででちょっと長くなってきてしまったので、次回は「悪あがきその⑤生きがいを探す」をつづってみようと思います!

