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📕カラスの親指/📗カエルの小指

#読書記録
#カラスの親指
#カエルの小指
#道尾秀介


2025年10冊目と5冊目

去年読んだ「シャドウ」が面白かったので道尾秀介さんの他作品を調べた所、「カラスの親指」が猛プッシュされていたので早速読んだ。



めちゃくちゃ面白かった。


ひぇ〜!!って感じ。

カラスの親指は2008年に刊行されており、実に17年近く経っているのだが、時代の遅れは全く感じなかった。

あらすじとしては、波瀾万丈すぎる経験を経て全てを失い詐欺師となった男「武沢竹夫」が人を騙して生活をする中で出会った5人の男女と、ひょんな事からひとつ屋根の下で寝食をともにするという流れ。そして復讐on復讐on復讐で半グレ集団の敵BOSSを壮大に騙す為に力を合わせて奮闘する。最後には「え?」「は?」「え?!」「ひぇ〜!!」と思わず声が漏れる程の大どんでん返しが待っている。

大どんでん返しが凄すぎた。

過去一で驚いたかもしれない。その壮大さに。

よくあるミステリー小説のミスリードからのどんでん返しとは違う。文字通り全てがひっくり返る感覚。

マジで凄かった。

直近で読んだ「方舟」とか「アリアドネの声」とかよりも17年前の「カラスの親指」の方が遥かに凄く感じた。もちろんその2つも座って読みながら腰を抜かすほど驚いたけど。何ていうか、とにかく感動した。

凄いな、道尾秀介さん天才だ。

しかしながら、
ハードルが高すぎたのかもしれない。

「カエルの小指」は少し期待はずれだった。

ってのも、「やひろ」の息子がちょっとチートすぎた。10歳であそこまで優秀だとちょっと冷める。いっそ天才少年として実は黒幕だったら納得がいくレベル。

10歳なのは時系列的に仕方がないのかもしれないけど、それは初期の年齢設定が原因な気がする。「武沢竹夫」の初期の年齢を高くしてしまい、「まひろ」と「やひろ」の年齢を離しすぎたせいで皆の戦える年齢が「10年後」になってしまったのではないだろうか。

となれば、必然的に「やひろ」の息子は10歳になってしまう。小学生だから通じる場面も多々あったけど、せめて15年後の15歳ならまだ納得できる言動も多々あった。

感鋭すぎやし、英語できすぎやし、アナグラムとかIT関係の基礎知識ありすぎる。

マウス無しのキーボードだけで操作するのってガチ勢からしたら朝メシ前なのか?

私がポンコツすぎてあのくらいのレベルでチートに見えてるだけなのか?

それでもどんでん返しにはやはり驚かされた。流石は流石。結局の所は面白かった。

もしまだ先があるならば、「カモメの薬指」を気長に待ちたいが、著者はこの2作で完結だと言っているので諦めよう。

ちなみに「カラスの親指」は映像化されているらしい。それすら知らなかった。

知らなくて良かった。先入観いらないからね。

私的に「武沢竹夫」は「阿部寛」ではなく「大沢たかお」なんだよな。

もしまだ読んだ事がない人がいるならば是非ともオススメです。絶対後悔しない。

★★★★★

★★★☆☆


以上。


良かったら他の読書記録も一読頂くと喜びます。

お疲れ様でした🐦‍⬛🐸

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