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会社員でもできる本格的な資産形成のヒントを得た日|#24(第1章)

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これまでの話で、私がインデックス投資を続ける中で感じていた違和感について書いてきました。

資産は増えている。
しかし、そこから毎月入ってくる収入があるわけではありません。

さらに、資産を取り崩して生活する「出口」の難しさや、複利の力を十分に活かすには長い時間が必要になることも見えてきました。

つまり、資産は増えていても、時間の自由や安定した収入につながっているわけではなかったのです。

では、会社員のまま本格的に資産形成を加速させる方法はないのだろうか。

そんなことを考えていた頃、日本ではお金に関する話題がこれまで以上に多く聞かれるようになっていました。


引き続き、2019年ごろのことです。

いわゆる「老後2000万円問題」がニュースで取り上げられたり、企業の副業解禁が話題になったりと、将来のお金の作り方について考える空気が社会全体に広がっていた時期でした。

私の周囲でも、そうした話題は少しずつ増えていました。

たとえば、企画営業の代行をする副業を始めた同僚がいました。
また、エンジニアの同僚の中には、自分でアプリを開発して副業として収益化している人もいました。しかもその収益は、会社の給料よりも多いという話を聞き、正直かなり驚いた記憶があります。

会社員として働きながら、別の収入源を作っている人が実際に身近にいる。
そういう時代になってきているのだと感じました。

ただ、そうした話を興味深く聞きながらも、どこか冷静に見ている自分もいました。

副業という選択肢は、もちろん一つの方法だと思います。
しかし私の中では、どうしても一つの疑問がありました。

それは、副業というのは基本的に「自分の時間の切り売り」になるのではないか、ということです。

営業代行も、アプリ開発も、結局は自分の時間を使って働くことでお金を得る仕組みです。もちろん、その努力が実を結べば収入は増えるかもしれません。しかし、働く時間が増えるほど収入が増えるという構造である限り、大きく資産を増やすには限界があるのではないかとも感じていました。

序章でも触れましたが、一般的に資産を大きく増やしている人たちを見ていると、ある共通点があることに気づきます。

それは、自分の資金だけで事業や資産形成をしているわけではないということです。
事業を立ち上げ、銀行やVCなどから融資を受け、その資金を使って売上を伸ばしていく。つまり、自分の資金だけではなく、外部の資金(他人資本)を活用して事業を拡大しているのです。

この仕組みはとても合理的だと思いました。
自分の資金だけでできることには限界があります。しかし、外部の資金を活用することで、より大きな規模の挑戦が可能になります。

ただ、そうした仕組みを理解しながらも、私自身が事業を始めるイメージはあまり持てませんでした。

私は普通の会社員で、特別な技術やノウハウがあるわけでもありませんし、起業につながるような人脈があるわけでもありません。何か革新的なビジネスアイデアがあったわけでもありませんでした。

では、会社員のままでは資産を大きく増やすことはできないのだろうか。

そんなことを考えながら、お金の増やし方について色々と調べていたある日、妻がふとこんなことを言いました。

「不動産投資、やってみたらいいじゃん」

とても軽い口調でした。
何か強く勧めるというよりも、思いついたことをそのまま口にしたような感じでした。

そして妻は、ある昔の出来事を思い出したように話してくれました。

2010年ごろ、当時私は日本橋の人形町に住んでいました。
ある日、妻とその友人、そして何人かでカラオケに行こうという話になり、待ち合わせをしていたことがありました。

そのとき、妻の友人の一人がこんなことを言ったのです。

「不動産投資をやっているんだけど、電気代の引き落とし口座にお金を入れるの忘れちゃってさ」

それは資産形成の話というより、完全に雑談のような会話でした。
「そんなことあるんだね」と軽く笑いながら聞いていた程度で、当時の私はその話を特別なものとして受け止めてはいませんでした。

ただ、その友人は大手の総合商社に勤めている普通の会社員でした。

会社員でも不動産投資をしている人がいる。

その話を思い出した、私は少し考え込みました。

もし会社員でも不動産投資ができるのだとしたら、それはこれまで私が考えていた資産形成とはまったく違う可能性を持っているかもしれません。

それまでの私は、資産形成といえば「貯金」と「投資信託」というイメージでした。
それらは確かに堅実な方法ですし、実際に資産も増えていました。

しかし、不動産投資というものは、その延長線上にあるものなのか、それともまったく別の世界なのか。そのときの私には、まだよくわかっていませんでした。

ただ一つだけ思ったことがあります。

一度、きちんと調べてみよう。

会社員でもできる資産形成の方法があるのかもしれない。
そう思った私は、不動産投資について本格的に調べてみることにしました。

これが、後に私の資産形成を大きく変えることになる、新しい一歩の始まりでした。


次回(第25話)は、不動産投資について本格的に調べ始めた話を書きます。

アマゾンで人気の不動産投資の新刊を買ったり、ヤフオクでは不動産投資に関する大量の中古本を買い、YouTubeも片っ端から見て情報収集を進めていく中で、会社員が資産を加速させる方法に気づいていきます。

📝皆さんの資産形成の取り組みや考え方も、ぜひお気軽にコメントで教えてください。
(コメントには必ずご返信させていただきます)

この連載は80~100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


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■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。

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