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会社員は本当に不利なのか?という疑問|#91(第5章)

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資産形成やFIREの話をしていると、よく見かける言葉があります。

「会社員ではお金持ちになれない」

「会社員は搾取される側」

「自由になりたいなら会社を辞めるしかない」

——SNSを見ていると、こういう意見をかなり見かけます。

実際、自分自身も昔は、どこかでそう思っていた部分がありました。

会社員を続けている限り、大きく人生を変えるのは難しい。給料には限界があり、積立を活用して複利で資産形成をしたとしても、計算上は、結局定年まで働き続けなければならない。

だからこそ、「会社員=不利」という考え方に共感していた時期もあったと思います。

ただ、ここまで資産形成を続け、実際にFIRE生活まで来てみると、今は少し違う考えになっています。

むしろ、自分の場合は、「会社員だったからこそ」ここまで来られた部分がかなり大きかったと感じているのです。


まず何より大きかったのは、毎月安定して入ってくる給料でした。

当たり前の話ですが、会社員は毎月お金が入ってきます。しかも、自分の場合はカード会社時代も、その後のIT企業時代も、比較的安定した収入を得ることができていました。

これは今振り返ると、本当に大きかったと思います。

特に資産形成初期は、「投資で増やす力」より、「入金力」の方が重要でした。

どれだけ優れた投資商品があっても、元本が小さいうちは増えるスピードにも限界があります。

だからこそ自分は、固定費を下げ、貯金を仕組み化し、毎月投資に回す。まずはそういう土台作りを重視していました。

この「毎月積み上げられる」というのは、会社員のかなり大きな強みだと思います。

しかも、会社員は精神的にも安定しやすい。

毎月給料が入るからこそ、暴落時にも「すぐ生活できなくなる」という恐怖が比較的小さいのです。

これは、長期投資とかなり相性が良い。

実際、自分が投資信託の積立を長く続けられたのも、会社員としての安定収入があったからだと思っています。


また、会社員の強さは、給料だけではありません。社会的信用も、非常に大きい。

特に自分の場合、それを強く感じたのは不動産投資でした。

不動産投資では、融資が非常に重要になります。つまり、「外部の資金(他人資本)を活用して資産規模を拡大する」ということです。

そして、その融資審査で非常に強かったのが、「安定した会社員」という属性でした。

年収、勤務先、勤続年数。こういったものは、金融機関から見ると非常に重要です。

SNSでは、「会社員は弱い」という空気もありますが、少なくとも融資の世界では、会社員はかなり強い属性だと思います。

実際、自分も会社員だったからこそ、複数棟の不動産投資へ進むことができました。

もし収入が不安定な状態だったら、同じようには進めなかったと思います。


また、会社員には“退場しにくい”という強さもあります。

投資の世界では、途中で退場してしまう人がかなり多い。

無理な投資をしてしまう。生活費まで投資に回してしまう。相場が下がって耐えられなくなる。こういうケースは本当に多いと思います。

でも会社員の場合、毎月給料が入ってくる。つまり、「一度失敗したら終わり」になりにくいのです。

これはかなり大きなメリットだと思っています。

さらに言えば、会社員は生活リズムも比較的安定しやすい。

毎日働き、毎月給料が入り、その中で淡々と積み立てていく。この“普通の継続”が、実はかなり強いのだと思います。

資産形成において、一番難しいのは、「長く続けること」だからです。

もちろん、会社員にも限界はあります。

時間の自由は少なく、収入にも上限があり、会社の給料だけで一気に資産規模を拡大するのは難しい。

だからこそ、自分も途中から、

株 → 投資信託 → 不動産 → 債券

と、少しずつ形を変えていきました。

でも、その土台にあったのは、間違いなく会社員としての収入と信用だったと思います。


最近は、「会社員か、独立か」のように、極端な二択で語られることも多い気がしています。

でも実際には、会社員という土台を活かしながら、少しずつ資産形成を進めていく方法も十分に強い。

むしろ、自分の場合はこちらの方が合っていました。

毎月の給料。
社会的信用。
安定した生活。

これらを使いながら、徐々に仕組み収入を積み上げていく。

そう考えると、会社員は「不利」なのではなく、“使い方次第で非常に強い立場”なのかもしれません。

そして今振り返ると、自分がやっていたことは、特別な才能が必要なことではありませんでした。

派手な起業をしたわけでもない。一発当てたわけでもない。

むしろ、生活費を管理し、積立を続け、収入を使い切らず、少しずつ仕組み収入へ変えていく。かなり地味なことの積み重ねでした。

でも、その「普通」を長く続けられたのは、会社員という土台があったからなのだと思います。

だから最近は、「まずは今ある環境をどう活かすか」を考えることが、資産形成ではかなり重要なのではないかと感じています。


次回(第92話)は、「会社員だからこそ資産を作れた理由」について、もう少し具体的にお話しします。

この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?

A:会社員は資産形成で不利だと思う
B:会社員には会社員の強みがあると思う

どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。


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■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。

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