6年かけてたどり着いた「収入の仕組み」の完成|#65(第3章)
ここまで、不動産投資と債券投資を組み合わせながら、「仕組みで収入を得る」形を作ってきました。
そしてこの時点で、自分の中で一つの大きな変化が起きていました。
それは、「収入の柱が複数ある状態」になったということです。
もともと、不動産投資によって家賃収入はありました。
毎月安定して入ってくる収入であり、資産形成の軸になっていたものです。
ただ、それでもどこかで「不動産に依存している」という感覚はありました。
空室や修繕、金利の変化など、不動産特有のリスクはゼロではありません。
収入がある状態ではありながらも、完全に安心しきれる状態ではなかったのだと思います。
そこに、債券による配当収入が加わりました。
この配当収入は、不動産とは性質がまったく異なります。
市場の影響は受けるものの、家賃のように個別の物件に左右されるものではありません。
そして何より、あらかじめ設計した通りに入ってくるという特徴があります。
この2つの収入が組み合わさったことで、感覚が大きく変わりました。
どちらか一方に依存するのではなく、複数の収入源がある状態。
仮にどちらかに何かがあったとしても、もう一方が支えることができる。
この「分散されている状態」が、想像以上の安心感につながりました。
そしてもう一つ大きかったのは、「資産を取り崩さずに生活できる状態」が見えてきたことです。
これまでの投資は、基本的に資産を増やすことが目的でした。
増えた資産を、どこかのタイミングで取り崩して使う。
そういう前提で考えていました。
ただ、この仕組みでは違います。
資産はそのまま保有し続けながら、そこから生まれる収入で生活することができる。
つまり、「資産を使う」のではなく、「資産に働いてもらう」という状態です。
この違いは、想像以上に大きなものでした。
一度取り崩してしまえば、その資産は減っていきます。
一方で、仕組みとして回り続けている限り、収入は継続します。
この構造を作れたことで、「お金に対する不安」の質が変わったように感じています。
完全にゼロになるわけではありません。
ただ、以前のような「増えなかったらどうしよう」という不安ではなく、「仕組みが崩れないか」という視点に変わりました。
そしてこれは、「コントロールできる不安」です。
どの部分にリスクがあるのか。
それに対してどう対応するのか。
そういったことを事前に考えておくことができます。
ここまでの流れは、決して一瞬でできたものではありません。
不動産投資、そして債券投資と取り組みを重ねながら、この仕組みが完成するまでには約6年かかりました。
振り返ってみると、この6年間でやってきたことは一貫しています。
それは、「再現性のある形にする」ということでした。
特別な才能や一時的な運に頼るのではなく、同じ条件であれば同じ結果が出る仕組みを作る。
この考え方を軸に、少しずつ積み上げてきました。
そして今、ようやく一つの形として完成したのが、
・家賃収入
・配当収入
という二つの柱です。
この状態は、このnoteのテーマである
「普通の会社員が6年で資産5.8億円を築きFIREした記録」
の中でも、“仕組み”という部分の完成形だと感じています。
単に資産が増えたという話ではなく、「どうやってその状態を作ったのか」。
その答えが、ここまでの第3章で書いてきた内容です。
第1章では、お金と向き合うところから始まりました。
第2章では、不動産投資によって資産を加速させました。
そして第3章で、債券という選択によって収入を安定させる仕組みが完成しました。
こうして振り返ると、すべてが一本の線でつながっているように感じます。
この時点で、資産形成としては一つの到達点に立つことができました。
もちろん、これで終わりではありません。
ただ、「どうすればいいのか分からない」という状態からは、完全に抜け出すことができました。
そして何より、「お金に振り回される側」から「お金を動かす側」に少しだけ近づけたような感覚があります。
これが、第3章で語ってきました「債券を活用した収入の仕組み作り」についての、私なりの答えになります。
次回からは第4章に入ります。
ここまで少しノウハウ寄りの内容が続いていましたが、第4章では「FIREした日常とリアル」について書いていきます。
実際にこの状態で生活してみて、何が変わったのか。そして、何が変わらなかったのか。
より身近に感じていただけるような、日々のリアルをお伝えしていきます。
ここまで読み進めていただいた皆さま、本当にありがとうございます。
連載を続ける中で、(PVの推移を見る限りですが)毎日100人以上の方に読んでいただけるようになってきました。
正直に言うと、ここまで多くの方に読んでいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しく感じています。
この連載で書いている内容は、特別な誰かの話ではなく、自分自身が実際にやってきたことを、そのままリアルに書いています。
だからこそ、再現性のある内容だと思っていますし、読んでいただいている皆さんにも、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
自分自身も最初は普通の会社員でした。
6年前に本格的に資産形成を意識しはじめて、その結果が今の状態です。
決して特別な才能があったわけではありませんし、誰にでも可能性はあると思っています。
だからこそ、この連載を通じて、少しでも多くの方に資産形成のヒントを届けたい。
そして、「自分にもできるかもしれない」と感じてもらえたら、それが一番嬉しいです。
これからも、自分の経験をベースに、できるだけリアルで、できるだけ分かりやすく、そして再現性のある形で発信を続けていきます。
引き続き読んでいただけると嬉しいです。
※この連載は80~100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらの考えに近いですか?
A:資産を増やして、将来取り崩して使う
B:資産は残したまま、配当や家賃で生活する
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