「忙しいからできなかったこと」を全部やってみた結果|#77(第4章)
FIREする前は、「時間ができたらやりたいこと」がいくつかありました。
その中でも、自分の中で一番はっきりしていたのが、
水曜どうでしょうのDVDを全部揃えることでした。
退職が決まった2025年11月末あたりから、少しずつ集め始めました。
もともと4〜5本は持っていたのですが、かなり中途半端な状態でした。
どうせなら全部揃えたい、そう思ったのがきっかけです。
FIREすることが決まった頃から、「これは本気で集めよう」と考えるようになりました。
理由はシンプルで、自分が本気で熱中できるものが、これしかなかったからです。
私は北海道の地方都市出身で、1998年の大学生活を機に、この番組を制作しているHTB(北海道テレビ)の近くにずっと住んでいました。
社会人になっても住み続け2006年頃までそこにいました。そのため、この番組には少し特別な思い入れがあります。
大学時代は、ピザハット澄川店でアルバイトをしていました。HTBがある南平岸の隣の駅の近くにあるピザ屋でした。
ピザを配達するかたわら、ポスティングといって、マンションなどにピザのチラシを配ることもしていたのですが、その途中でHTBに隣接する高台公園に立ち寄って、そこの芝生に寝そべってサボっていた記憶があります。。
あの場所は水曜どうでしょうのオープニングやエンディングを撮っている場所で有名なこともあり、空気感も含めて、なんとなく楽しい思い出として残っています。
また、ピザの宅配でHTBの社員の方から注文が入ることもありました。
そのときは、「もしかしたらディレクター陣に会えるかもしれない」
あるいは、「大泉さんや鈴井さんに会えるかもしれない」と思って、積極的に配達に行っていました。
何度も配達に行きましたが、結局、そのときは会えませんでした。
ただ、初めてHTBに配達に行った際に、建物のどこに行ったらよいか分からず、誰かに聞こうと思い、近くで来客用の湯飲みを洗っていた女性に声をかけました。その人は、アナウンサーの佐藤麻美さんでした。
テレビで見たことある人に人生で初めて会ったのが、その瞬間でした。それも含めていい思い出です。
ただ、一つすごく印象に残っている出来事があります。
バイト終わりに、澄川駅の近くの居酒屋に行ったときのことです。
たまたまそこに大泉洋さんがいて、普通に飲んでいました。大泉さんも当時大学生だったと思います。
一緒にいたバイトの先輩が大泉さんと中学校時代、同級生だったこともあり、その先輩が自然に声をかけていて、かるく会話のやり取りをしていました。その場にいられたのがとても嬉しく、今でもよく覚えています。
さらにもう一つ、今となっては少し面白い思い出があります。
1997年の放送で「韓国食い道楽サイコロの旅」という企画がありました。
その初回放送では、大泉さんの自宅にディレクター陣が迎えに行くところから番組がスタートします。
ただ、放送では大泉さんの自宅の場所が特定されないように、モザイクがしっかり入っていて、どこに住んでいるのかは分からないように編集されていました。
それでも、当時HTBの近くに住んでいて、ピザハットで配達のバイトをしていた私は、豊平区や南区の街並みをかなり細かく覚えていました。
その記憶を頼りに、「ここではないか」と推測して、大泉さんの自宅の場所を特定していたことがあります。今となっては完全なストーカー行為です。w
こうした出来事が積み重なって、水曜どうでしょうという番組は、自分にとって特別な存在になっていました。
だからこそ、FIRE生活をきっかけに、まずは揃っていないDVDを全部集めようと考えました。
もちろん、今はNETFLIXなどでも見ることはできます。
ただ、この番組は副音声がとても面白く、そこまで含めて楽しみたいと思ったときに、やはりDVDで揃えたいと考えました。
そこからは、かなり本気で探しました。
メルカリやヤフーフリマをこまめにチェックして、少しずつ買い集めていきました。
気づけば4ヶ月ほどかけて、全36弾を揃えることができました。
最後の36弾は最新作である「水曜どうでしょう第36弾 DVD&Blu-ray『懐かしの西表島』」で、これはローソンのLoppiで予約して新品を購入しました。

一生どうでしょうします。笑
ここまでやると、かなり達成感があります。
ちょうどそのタイミングで、「水曜どうでしょう~激闘と懐かしの西表島編~」の発売に合わせて、コンビニでエンタメくじも開催されていました。
せっかくここまで揃えたので、こちらも少しやってみようと思い、くじを引いてみたところ、「激闘と懐かしの西表島編~ラバーデスクマット」を手に入れることができました。
いまはそのデスクマットを机に敷いて、毎日このnoteを書いています。

こうして振り返ると、単にDVDを集めただけでなく、自分の生活の中にこの番組が入り込んでいる感覚があります。
さらに、FIRE生活を始めてから、この番組のディレクター陣がやっているYouTubeを見るようになりました。
そこで、定期的にトークイベントを開催していることを知りました。
ちょうど2026年5月末に川崎で開催される定期的なトークイベントがあり、チケットも購入しました。
会社員のままだったら、たとえファンであっても、ここまでのめり込んで参加することはなかったと思います。
FIRE生活になったことで、「行ける」と思えた。
この一歩は、自分にとって大きな変化でした。
ここまで振り返ると、「やりたかったことは全部やった」と言える状態です。
むしろ、想像していた以上にしっかりやりきったと思います。
ここまで振り返ると、「やりたかったことは全部やった」と言える状態です。
むしろ、想像していた以上にしっかりやりきったと思います。
もちろん、楽しい時間でしたし、満足感もありました。
ただ、それ以上に感じたのは、「ここまで振り切れたこと」そのものに価値があったということです。
会社員のままだったら、DVDを全て揃えることも、トークイベントに足を運ぶことも、どこかで優先順位を下げていたと思います。
時間があったとしても、「また今度でいいか」と先送りしていたかもしれません。
FIRE生活になったことで、「今やろう」と思えた。
そして実際に行動に移せた。
この違いは、自分にとって想像以上に大きいものでした。
やりたいと思っていたことに、しっかり時間を使う。
好きなことに、納得いくまで向き合う。
そういう時間の使い方ができたこと自体が、ひとつの成果だったと感じています。
FIREして時間ができたことで、やりたかったことは確かにできるようになりました。
そして、それをやりきったことで、次に何をするかを考える状態に進むことができた。
そういう意味では、この時間の使い方にも、しっかり意味があったと思っています。
次回(第78話)は、FIRE1ヶ月目で見えたメリットと“想定外のデメリット”についてお話しします。
この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?
A:やりたいことができれば満たされると思う
B:やりたいことだけでは足りないと感じる
どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。
■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。
いいなと思ったら応援しよう!
この連載は、実体験を無料で共有することをコンセプトにしています。
もし少しでも参考になったり、面白いと感じていただけたら、「❤️スキ」や「👤フォロー」で応援していただけると励みになります。