FIRE1ヶ月目で見えたメリットと“想定外のデメリット”|#78(第4章)
FIREしてから1ヶ月ほどが経ち、少しずつ生活にも慣れてきました。
最初の数日は、「ついにこの生活が始まった」という高揚感のようなものもありましたが、1ヶ月ほど経つと、その感覚も落ち着いてきます。
いい意味でも悪い意味でも、「これが日常になる」という状態です。
だからこそ、このタイミングで一度、冷静に振り返ってみることにしました。
実際にFIRE生活をしてみて、何が良かったのか。
そして、想定していなかったことは何だったのか。
まずは、メリットからです。
一番大きいのは、やはり「時間の自由」です。
平日が自由に使えることで、生活の質が大きく変わりました。
混雑を避けて行動できること。
時間に追われないこと。
予定を自分で決められること。
第76話で書いた通り、同じことをしていても、その体験の質がまったく変わります。
また、ストレスが減ったことも大きいと感じています。
会社員時代は、どうしても自分ではコントロールできない要素が多くありました。
時間、仕事内容、人間関係。
それらがゼロになったわけではありませんが、少なくとも「自分で選べる範囲」が圧倒的に増えました。
この感覚は、想像していた以上に大きな変化でした。
そして、もう一つのメリットは「余裕」です。
時間にも、お金にも、少し余裕がある状態。
この状態は、日々の小さな判断をとても楽にしてくれます。
急ぐ必要がない。
無理をする必要もない。
この積み重ねが、生活全体の質を底上げしていると感じています。
ここまでは、ある程度想像通りでした。
ただ、実際に生活してみて、「想定していなかったこと」もいくつかありました。
それが、いわゆるデメリットの部分です。
一番分かりやすいのは、「時間の使い方に迷うこと」です。
時間があること自体は間違いなく良いことです。
ただ、その時間をどう使うかは、自分で決めなければいけません。
これは思っていた以上に難しいと感じました。
やることが決まっている状態は、ある意味では楽だったのかもしれません。
次に何をするかを、常に自分で考える必要がある。
この状態に最初は少し戸惑いました。
また、生活リズムも変わりました。
特に分かりやすいのは、夜の過ごし方です。
極端な話、何時まで起きていても問題はありません。
その結果、寝る時間が遅くなり、生活リズムが少しずつ変わっていきました。
これは自由の裏返しとも言えます。
制約がなくなることで、自分でコントロールしなければいけない部分が増える。
ここは想定していなかったポイントでした。
そしてもう一つ、少し意外だったのは、「時間があるだけでは満たされない」という感覚です。
第77話で書いたように、やりたかったことをやりきることはできました。
ただ、それがずっと続くわけではありません。
やりきった後は、また次を考える必要があります。
時間があれば満たされる、という単純な構造ではない。
これは実際に経験してみて初めて分かることでした。
こうして振り返ってみると、FIREには明確なメリットがあります。
ただ同時に、「万能ではない」ということも強く感じました。
すべての問題が解決するわけではありませんし、新しい課題も生まれます。
ただ、それでも全体として見ると、FIREして良かったと感じています。
なぜなら、「自分で選べる状態」にあるからです。
時間の使い方も、生活の形も、自分で決められる。
この状態そのものに価値があると感じています。
メリットとデメリット、どちらもある。
ただ、それを含めて受け入れられるかどうかが重要なのだと思います。
FIREは魔法のような解決策ではありません。
ただ、「人生の選択肢を増やす手段」としては、非常に有効だと感じています。
この1ヶ月で見えたのは、そんな現実でした。
次回(第79話)は、
FIREはゴールではなかったと気づいた瞬間についてお話しします。
この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?
A:メリットが多少のデメリットを上回ると思う
B:デメリットも気になるので慎重に考えたい
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