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「好きなこと」を後回しにしなくてよかった|#97(第5章)

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今回は、少し自分の趣味の話になります。

ただ、自分にとっては、「FIREしたからこそ体験できた一日だった」と強く感じた出来事でもありました。

神奈川県川崎市の武蔵新城駅の近くで開催された、【5/24】第6回『藤やん流!仕事に効く道場』&『うれしーと楽に生きる寺子屋』↗に参加してきました。水曜どうでしょうのディレクターお二人が主催のイベントです。

自宅から電車で約55分で到着、初めての武蔵新城駅

水曜どうでしょうに関するイベントに参加するのは、今回が初めてでした。自分にとって、水曜どうでしょうは、唯一の趣味と言ってもいい存在です。

DVDを全巻集め何度も見返し、ディアゴスティーニを定期購読し、好きなシーンを思い出し、永遠と「なぜこの番組は、今見てもこんなに面白いのか」と一人ニヤニヤ考えていました。そんな自分が、藤村さんと嬉野さんのトークイベントに実際に参加できる。それだけでも、かなり特別な一日でした。

しかも今回、ただ客席で話を聞いて終わっただけではありませんでした。結果的に、自分でも想像していなかったような経験を、思い出に残すことができました。


まず、このイベントはかなり前から予約(第71話参照)↗していました。以前の自分なら、こういうイベントに行くこと自体、どこかで後回しにしていたと思います。

もちろん日曜日のイベントなので、会社員時代でも参加できたかもしれません。でも、翌日の仕事を考えたり、月曜日の朝を気にしたり、「帰りが遅くなったらきついな」と想像したり、あらゆる言い訳を並べ、永遠と後回しにして過ごしてきました。

でも今は違いました。

FIRE生活に入ってから、時間の使い方を自分で決められるようになりました。「行きたいから行く」。それを、以前より自然に選べるようになったのです。今回のイベントも、まさにそうでした。好きなものを、好きなタイミングで楽しみに行く。そのこと自体が、自分にとっては大きな変化でした。


以前、第77話↗でも詳しくお話しましたが、自分と水曜どうでしょうの関係は、かなり昔にさかのぼります。

元々、北海道の地方都市出身でしたが、1998年の大学時代から社会人にかけて、HTB(テレビ局)の近くの平岸という場所に住んでいました。大学生であった当時、自分はピザハットでアルバイトをしていました。そして、HTBから注文が入ると、内心かなり期待していました。

もしかしたら、ディレクター陣に会えるかもしれない。藤村さんや嬉野さんに会えるかもしれない。

そんなことを思いながら、HTBへの配達があると、率先して行っていました。でも、結局その時は会えませんでした。今思うと、かなり微笑ましい話です。ただ、それくらい当時から水曜どうでしょうが好きだったのだと思います。

だからこそ、今日のイベントで実際に藤村さん、嬉野さんにお会いできたことは、自分にとってかなり大きな出来事でした。


イベントでは、藤村さん、嬉野さんのお話を直接聞くことができました。

水曜どうでしょうの面白さは、単に企画が面白いからではないと思っています。完成されすぎていない空気感、人間臭さ、疲労感、ちょっとした間。無理に格好つけない感じ。そういうものが積み重なって、「人間そのものが面白く見える」番組になっているのだと思います。

今日のお二人の話を聞いていても、その空気はそのままでした。特別に作り込まれた講演というより、目の前で人間がそのまま話している感じがありました。それがとても心地よかったです。

そして今回、自分はイベント前日に質問を送っていました。

「早期退職をしてFIRE生活をしています。時間ができ、お金を増やすことより、どう時間を使うかを考えるようになりました。年齢を重ねる中で、人生で大事なものはどう変わっていきましたか?」

この質問を、嬉野さんのパートで拾っていただきました。これだけでも十分うれしい出来事でした。自分が今まさに考えているテーマを、あの場で取り上げていただけた。しかも、会場の空気の中でその話が広がっていった。それだけで、「今日来てよかった」と思えるくらいでした。


ところが、その後にさらに想像していなかった展開がありました。

本イベントに引き続き、同じ会場で、飲み物を飲みながらゆっくりお二人とお話しできる懇親会の場が用意されていたのですが、その前に15分ほど休憩時間がありました。

その休憩に入るタイミングで、普段からこうしたイベントへ参加されている熱心なファンの方が、個別に声をかけてくださいました。

自分がFIRE生活をしていることや、資産形成の話を先ほどの嬉野さんパートで触れていただいたこともあり、「藤村さんも、こういう話好きだと思うので、ぜひ話してみてくださいよ」と自然につないでくださったのです。

そのおかげで、この短い休憩時間の間に、藤村さんとお金の増やし方について、ずっと雑談をすることができました。

正直、藤村さんと直接お話しできたこと自体、かなり驚きでした。でも、それ以上に驚いたのは、初対面の自分に対して、本当に気兼ねなく話してくださったことでした。こちらが恐縮してしまうくらい、自然に、普通に、懐深く接してくださった。そのことに、かなり感動しました。

そして懇親会が始まると、藤村さんが、

「やっぱり俺たちもお金を増やすことをやろう。さっき話してくれた彼に、どうやって増やしたかみんなの前で説明してもらおう」

というような流れにしてくださいました。

そこから、イベントに集まった皆さまの前で、マイクを持って30分ほど、自分がこのnoteに書いてきた資産形成の流れを説明させていただくことになりました。

月5万円の貯金から始めたこと。株式投資を経験したこと。投資信託へ移ったこと。不動産投資を始めたこと。債券へ進んだこと。そして、最終的にFIRE生活へ入ったこと。

この連載で書いてきたことを、会場の皆さんの前でお話しする形になりました。

気づけば、藤村さん、嬉野さん、私の3人でのトークイベントのような形になってしまい、正直かなり恐縮しました。でも同時に、不思議な気持ちにもなりました。

自分は、ただ水曜どうでしょうが好きで、このイベントに参加しただけです。でも、その場で自分の人生や資産形成の話をすることになった。しかも、それを藤村さん、嬉野さんの前で話している。数年前の自分なら、まったく想像できなかったことです。

これも、FIRE生活を始めて、自分で時間を作り、思い切ってこのイベントに参加したからこそ起きたことなのだと思います。

もし、会社員時代のままだったらどうだったでしょうか。忙しいから。翌日仕事だから。疲れているから。また今度でいいか。そんなふうに考えて、参加しなかったかもしれません。

参加していたとしても、どこかで仕事のことが頭に残っていたかもしれません。でも今日は、ただその場にいることを楽しめました。


好きな人たちの話を聞き、好きな番組について考え、自分の話までさせていただいた。これは、特別な贅沢ではないかもしれません。高級車を買ったわけでも、高級時計を買ったわけでもありません。

でも、自分にとっては、かなり大きな満足感のある一日でした。

そして今日、改めて思いました。

資産形成で手に入れたかったものは、単にお金そのものではなかったのかもしれません。「好きなことを後回しにしなくていい状態」。これだったのだと思います。

昔の自分は、好きなことを後回しにするのが普通でした。仕事があるから。時間がないから。疲れているから。今は無理だから。そうやって、少しずつ自分の好きなものを後ろへ送っていた気がします。

でもFIRE後は、その感覚が少し変わりました。

もちろん、毎日好き勝手に過ごしているわけではありません。家族もいますし、生活もあります。やるべきこともあります。

それでも、「これは行きたい」と思った時に、自分で時間を作れる。「好きだから行く」と決められる。この小さな自由は、思っていた以上に大きいです。

そして今日のような体験をすると、「こういう時間のために、これまで資産形成をしてきたのかもしれない」と感じます。

お金は、ただ増やすためにあるのではない。自分の時間を取り戻すためにある。好きなことを後回しにしないためにある。

人生の中で、「行きたい」「会いたい」「やってみたい」と思ったことに、ちゃんと手を伸ばせるようにするためにある。

今日のイベントは、そのことを強く感じさせてくれる一日でした。


藤村さん、嬉野さんともご一緒にたくさん写真を撮らせていただきました。

会場で購入したサイン入り書籍とDVD

また、熱心なファンの方々(通称:「氏子」のみなさま)が、お二人とのやりとりや写真撮影にあたり、大変手厚くサポートやしてくださり、大変感謝していますmm

写真を見返すたびに、たぶん今日の空気を思い出すと思います。武蔵新城まで行ったこと。会場の雰囲気。藤村さんと話したこと。嬉野さんに質問を拾っていただいたこと。そして、会場の皆さんの前で、自分の資産形成の話をしたこと。

すべてが、少し現実味のないような、でも確かに自分に起きた出来事でした。

FIREしてよかったと思う瞬間はいくつかあります。でも今日のように、「好きなことを、今できている」と感じる時間は、その中でもかなり大きいものだと思います。

FIRE後に手に入ったのは、“何もしなくていい自由”だけではありませんでした。むしろ、自分にとって大きかったのは、「好きなことを後回しにしなくていい自由」だったのかもしれません。

(※今日はすっかり興奮してしまい、だいぶ趣味に寄った記事になってしまい失礼いたしました。。)


次回(第98話)は、6年間で資産5.8億円を作ってわかったことについてお話しします。

この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?

A:好きなことは、できるだけ今やった方がいいと思う
B:好きなことも、仕事や生活が落ち着いてからでいいと思う

どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。


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このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。

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