6年間で資産5.8億円を作ってわかったこと|#98(第5章)
6年前の自分は、ごく普通の会社員でした。
特別な才能があったわけでもありません。投資のプロだったわけでもありませんし、最初から資産形成の知識が豊富だったわけでもありません。
むしろ最初は、「払えません」という言葉から始まったような人生でした。
そこから少しずつ、お金の流れを見直し、給料を管理し、投資を始め、仕組みを作り、気づけば資産5.8億円という数字まで来ていました。
でも、今振り返ると、一番不思議なのは「5.8億円を目指していたわけではない」ということです。
最初から「○億円を作るぞ」と思っていたわけではありません。
むしろ当時の自分は、「まず500万円」「次は1,000万円」と、本当に目の前のことを積み上げていただけでした。
そして気づけば、その積み上げがかなり大きなものになっていました。
この6年間を振り返って、一番大きかったものは何かと聞かれたら、自分は「継続」と答えると思います。
結局、途中で辞めなかった。
これがかなり大きかったです。
毎月積み立てる。給料が入ったら先に投資へ回す。生活費を把握する。固定費を管理する。
やっていること自体は、そこまで特別ではありません。
でも、それを何年も続けるのは、思っていた以上に難しい。
途中で相場が下がる時もあります。周囲と比較して不安になる時もあります。「本当にこのやり方でいいのか」と迷う時もあります。
それでも、自分は「仕組み化」をかなり意識していました。
毎回気合いで頑張るのではなく、できるだけ自動化する。
積立投資もそうですし、給料管理もそうです。不動産投資も、債券投資も、最終的には「自分が動かなくても回る状態」を目指していました。
今思うと、自分は「投資がうまかった」というより、「仕組みを作るのが好きだった」のかもしれません。
そして、資産形成で意外と重要だったのは、「増やすこと」より、「残すこと」でした。
若い頃は、「いかに増やすか」ばかり考えていました。
でも途中から、「生活水準を急激に上げないこと」の方が重要だと感じるようになりました。
例えば、給料が増えても、すぐ生活費を増やさない。
資産が増えても、毎回高級品を買わない。
もちろん、多少は使います。でも、「固定費を上げすぎない」はかなり意識していました。
一度上げた生活水準は、下げるのが大変だからです。
また、この6年間で、自分は投資対象もかなり変わりました。
最初は個別株、そこから投資信託へ移りました。
積立投資で、世界経済全体へゆっくり投資する形です。
さらにその後、不動産投資へ進みました。
そして最終的には、債券とキャッシュフロー重視へたどり着きました。
つまり、自分はずっと同じ投資をしていたわけではありません。
その時々で、自分の年齢、資産額、価値観、リスク許容度に合わせて、考え方を変えてきました。
ここもかなり重要だったと思います。
昔の自分に合っていた投資が、今の自分にも合うとは限らない。
逆に、今の自分に合う投資を、昔の自分ができたとも思いません。
だから、「変えること」は悪いことではないと思っています。
そして、この6年間でかなり実感したのは、「資産形成はメンタルのゲーム」ということでした。
暴落時、不安になります。
資産が減ると怖い。
SNSを見ると、もっと儲かっている人がいる。
逆に、自分だけ取り残されている気もする。
でも結局、その時に極端な行動をしないことが重要でした。
だからこそ、自分は途中から、「眠れる構造」をかなり重視するようになりました。
毎日値動きが気になって眠れない投資は、自分には合わない。
逆に、多少リターンが落ちても、安心して眠れるなら、その方が長く続けられる。
この感覚は、FIRE後にさらに強くなりました。
実際、FIREして分かったのは、「資産額だけでは安心しない」ということです。
5.8億円という数字だけを見ると、大きく見えるかもしれません。
でも、人間の不安は、数字だけでは消えません。
むしろ重要だったのは、「毎月どれだけ安定して入ってくるか」でした。
だから最終的に、自分はキャッシュフロー重視になりました。
不動産収入。債券の配当。MMF。生活費とのバランス。
そういう「毎月の流れ」が整ってくると、精神的安心感がかなり変わりました。
そして今思うのは、資産形成の本質は、「お金を増やすこと」そのものではなかったということです。
本当は、「人生の選択肢を増やすこと」だったのだと思います。
働き方を選べる。
住む場所を選べる。
時間の使い方を選べる。
好きなことを後回しにしなくていい。
そういう状態を作るために、自分は資産形成をしていたのかもしれません。
もちろん、ここまで来るのは簡単ではありませんでした。
途中で不安になったことも何度もあります。
「本当にこれでいいのか」と思ったこともあります。
でも、それでも続けてきた。
結局、資産形成は「一発逆転」ではなく、「地味な積み上げ」の連続でした。
そして、その積み上げは、普通の会社員でも、ある程度までは再現可能だと思っています。
特別な才能が必要だったわけではありません。
ただ、「途中で辞めないこと」は、思っていた以上に難しかった。
だからこそ、今振り返ると、一番大きかったのは、やはり継続だったのだと思います。
次回(第99話)は、普通の会社員でもここまで来られた理由についてお話しします。
この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。
📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?
A:資産形成で一番大事なのは、投資の知識や手法だと思う
B:資産形成で一番大事なのは、継続や仕組み化だと思う
どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。
■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。
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