相模原の新築アパートを1億5,200万円で購入|#35(第2章)
一棟目のアパートを購入してからしばらくの間、運用面で大きなトラブルは一切ありませんでした。
空室が急に増えることもなく、想定通りに家賃が入り続ける。何か特別な対応を求められることもなく、気がつけば時間だけが静かに過ぎていきました。
一棟目を購入したのは2020年12月。そこから約2年半が経っていましたが、家賃収入は確実に積み上がっていました。
そして、その収入は一円も使わず、すべて次の物件のために貯めていました。
「このお金は、さらに資産を増やすために使う」
そう決めていたからです。
そして2022年8月。二棟目の購入に進むことになります。今回の物件価格は、1億5,200万円。一棟目と比べると、規模は一気に大きくなりました。
この二棟目の物件も、一棟目と同じ不動産会社にご紹介いただいたものです。一棟目の購入から1年以上が経過していたこともあり、私のほうから新しい物件の紹介をお願いしました。ちょうどそのタイミングで紹介いただいたのが、この物件でした。
この二棟目は、一棟目とは少し位置づけが異なっていました。一棟目はどちらかというと、節税の側面も意識した物件でしたが、今回の二棟目は純粋に「収益を取りにいく物件」としての意味合いが強いものでした。
そのため、選定の基準も「安定して収益が出るかどうか」により重きを置いて検討しました。また、このタイミングで法人を設立し、融資も法人で受ける形となりました。
融資審査の結果は、想像以上のものでした。
頭金なしのフルローンでの承認。
物件自体も高評価だったことに加え、これまで積み上げてきた現預金の状況や、一棟目の運用実績などが、金融機関の評価としてプラスに働いたようでした。
自分としては「まだ一棟目を買ったばかり」という感覚でしたが、金融機関から見ると、それでも十分に評価対象になるのだということを実感しました。
📊 物件概要
・所在地:神奈川県相模原市 最寄駅徒歩14分
・構造/築年数:木造新築3階建て
・部屋数:15室
・購入価格:1億5,200万円
・想定年間家賃収入:1,101万円
・表面利回り:7.25%
・頭金:なし
・融資:地方銀行 変動金利1.8%
今回の物件は新築のアパートで、外観も室内も非常にきれいな状態でした。3階建てで、全15室。一棟目が2階建てだったこともあり、実際に見たときには「かなり大きいな」という印象を受けました。
立地は駅から徒歩14分と、一棟目と同じく決して駅近ではありませんでしたが、駅前には商業施設もあり、そこから住宅街へと続く導線の中に位置していました。
そのため、実際の距離ほど遠さを感じない立地でした。また、周囲には新しい物件があまり多くなく、この物件自体もすでに9割以上の部屋が入居予約で埋まっている状態でした。
入居付けの面でも安心感があり、「しっかり回る物件」という印象でした。
満室時の年間家賃収入は、約1,101万円。一棟目と比べると、収入の規模は一気に大きくなりました。今回の購入にあたって実際に支払った自己資金は、諸費用としての約200万円のみです。
頭金はゼロ。自分の資金をほとんど使わずに、毎年1,000万円規模の家賃収入を生み出す資産を持つことになる。
この感覚には、まだまったく慣れていませんでした。
前回の一棟目でも同じような驚きはありましたが、今回はそのスケールがさらに大きくなっていたため、正直なところ、再び圧倒されていました。
そして、この二棟目を購入したことで、毎月の家賃収入は合計で100万円を超えるようになりました。
給与とは別に、毎月安定して入ってくる収入がある状態。それは、これまでの自分にとってはまったく想像していなかった世界でした。
本当にこの形で資産が積み上がっていくのか。まだどこか現実感が追いついていないような、不思議な感覚でした。
それでも、一棟目で得た経験があったことで、「この流れは再現できる」という確信も少しずつ生まれてきていました。
ここから、不動産投資は「特別な出来事」ではなく、「再現性のある安定した資産形成の手段」として、自分の中で位置づけが変わっていきます。
次回(第36話)は、千葉県花見川区の新築アパートを1億300万円で購入したときの話です。
二棟目で見えてきた再現性が、どのように三棟目へとつながっていったのかをお伝えします。
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