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横須賀の中古アパートを3,800万円で購入|#34(第2章)

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前回(第33話)で、投資信託6,000万円をすべて売却し現金化したとお伝えしましたが、その資金のうち約600万円を、この一棟目の物件に充てることになります。2020年12月のことです。

ここまで調べ、考え、準備をしてきましたが、やはり最初の一棟には大きな不安がありました。

本当にうまくいくのか。空室が出てしまったらどうなるのか。想定通りに運営できるのか。

そうした不安もあり、不動産会社にも相談しつつ、最初から無理に大きな物件にいくのではなく、購入価格は5,000万円以下というラインで探すことにしました。

また同時に、節税効果も期待できる中古物件であることも、一つの条件としていました。

そして提案いただいたのが、横須賀にある中古アパートでした。駅から徒歩14分と、決して近い立地ではありませんでしたが、その分、周囲はとても落ち着いた住宅街で、治安も良さそうな印象でした。

また、この物件で特徴的だったのが家賃設定です。周辺の中でも比較的低めの、3万円台の家賃設定となっていました。

一見すると収益性が低そうにも感じますが、その分、入居のハードルが低く、一度入居すると長く住んでもらえる傾向があるとのことでした。

実際に過去の入退去の履歴を見ても、短期間での入れ替わりは少なく、安定して運用されている印象を受けました。

「派手に稼ぐ物件ではないけれど、堅実に回る物件」そんなイメージでした。初めての一棟としては、この安定感が非常に魅力的に感じられました。


📊 物件概要
・所在地:神奈川県横須賀市 最寄駅徒歩14分
・構造/築年数:木造中古2階建 築26年
・部屋数:10室
・購入価格:3,800万円
・満室時賃料(年間):422万円
・表面利回り:11.12%
・頭金:380万円
・融資:ネット銀行 変動金利3.2%


今回、この物件の購入にあたって用意した自己資金は、頭金と諸費用を合わせて約600万円でした。そして、満室時の年間家賃収入は約422万円。

もちろん、ここからローンの返済や経費などが差し引かれるため、そのまま手元に残るわけではありません。ただ、それでも当時の自分にとっては、この数字のインパクトは非常に大きいものでした。

600万円を投じることで、年間422万円の収入を生み出す資産を持つことができる。これまでの個別株や投資信託を積立してきた感覚からすると、あまりにも生み出す収益のスケールが違いすぎて、正直なところ、最初は頭がおかしくなりそうな感覚でした。

本当にこんなことが成り立つのか。どこかで見落としているリスクがあるのではないか。そんな疑問も頭をよぎりました。

それでも、ここまで調べてきたこと、そして不動産会社とのやり取りの中で得た納得感を信じて、この一棟目の購入を決断しました。そして、この判断は結果的に正しかったと、今でははっきりと言えます。

購入後の運用は非常に安定しており、大きなトラブルも一度もなく、家賃収入は継続して入ってきています。

この連載を書いている2026年時点でも、安定して収益を生み続けてくれている、非常に優秀な物件です。

振り返ると、この最初の一歩が資産形成を大きく拡大させる、すべての始まりでした。


次回(第35話)は、相模原の新築アパートを1億5,200万円で購入したときの話です。
一棟目からどのようにして次の投資へと進んでいったのか、そのスケールの変化についてお伝えします。

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