note1万フォロワーのライターが伝える、あなたの記事がもっと読まれるようになるためのコツ
「日記でもノウハウでも、読者に“自分のための記事”と思ってもらえるnoteは読まれるんです」
そう話すのは、個人の情報発信をサポートする「パーソナル編集者®︎」としても活動する作家・ライターのいしかわゆき(以下、ゆぴ)さんです。
「自分のnoteをもっと多くの人に読んでもらいたい」と感じている方は多いはず。しかし、自分が書いた文章を客観的に見つめ直し、ブラッシュアップするのはなかなかむずかしいものです。
2025年3月10日、「パーソナル編集者®︎」ユーザーコミュニティでは、ゆぴさんと代表のみずのによる「noteコンサル会」を初開催しました。参加者のnoteをその場で直接フィードバックし、今すぐ使えるnoteのポイントがたくさん登場した今回のイベント。
もっと読まれるようにするために、「導入で読者を惹きつける」「テンポ感を意識する」など具体的なアドバイスが続々と飛び出しました!そんなコンサル会の様子を一部ピックアップしてお届けします。
登壇者プロフィール

いしかわゆき(ゆぴ)
Webメディア「新R25」編集部を経て2019年にライターとして独立。取材やコラムを中心に執筆する。ADHDとHSPを抱えながら、生きづらい世界をいい感じに泳ぐために発信を続ける。著書『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』は4.5万部超でベストセラーに。その他著書に『ポンコツなわたしで、生きていく。』『聞く習慣』『ADHD会社員、フリーランスになる。』など。
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みずのけいすけ
goodbuff inc. 代表。企業と個人のブランディング支援をしている。2006年、明治大学政治経済学部を卒業後、広告代理店でのプランナー勤務を経て、株式会社マイナビでメディア運営に従事。2018年、note株式会社に入社後、プラットフォームの急拡大期にディレクターとして関わり、2021年に独立。これまでに、のべ500社以上の情報発信をサポート。法人のメディア運用や、SNS活用法のアドバイスを行っている。
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パーソナル編集者がみんなのnoteを読んでみたら
「はじめまして」の読者でも、自分ごと化できるフックをつくる
まずは、フリーランス歴25年の介護ライター・まなみさんのnoteから。100いいねを超えたのは、このnoteがはじめてなのだとか。
「駆け出しフリーランスに向けた連載企画の1本目です!これからこのテーマで書いていくにあたって率直なフィードバックがほしい」とコメントをいただきました。
ゆぴ:いい企画!「曜日ごとにテーマを分けて発信する」と宣言しているのも、それぞれのテーマにファンがつきそうでいいですね。

ただ、導入でまなみさんがどんな人かわからないのは少しもったいないかも。たとえば「25年間フリーランスとして活躍してきた私が、今日は〜について話します」など、初見の読者にも肩書きや権威性が伝わるといいですね!
数あるnoteのなかから読んでもらうためには、1行目から本題に入るのがポイントです。クリックした瞬間に「これは、私のための記事だ!」と思ってもらえるようなエッセンスを入れましょう!
みずの:権威性や自分の強みを自分で書くって、結構むずかしいですよね。「歴25年の」と書こうとしても、謙遜して結局バックスペースキーを叩いてしまう気持ちもよくわかります。
ゆぴ:私は読んでもらうために「使えるものはすべて使う」マインドです。これだけ世の中にコンテンツがあふれているなかで、クリックしてもらえただけでも奇跡じゃないですか!自分の文章なんて、誰もしっかり読んでいないと思っているくらいでちょうどいいんです。
でも、気恥ずかしさがあるなら、「ポンコツながらもがんばってきました」みたいなお茶目なエピソードをはさんだりフランクな表現にしてみたり、できるだけえらそうな感じが出ないようにバランスを取るのがいいんじゃないでしょうか。
💡読まれるポイント
・1行目で読者に「私のための記事!」と思ってもらえるエッセンスを
・肩書きや権威性など、読んでもらうために使えるものはすべて使う
読者はどこまで知っている?ノウハウ系は「想像力」を持って書く
お次は、AIツールや効率化が好きだというつぶあんさんのnote。「最近書いたなかでは、読まれているほうなのですが、もっと伸ばすためのアドバイスがほしいです」とのこと。
ゆぴ:これは効率好きさんからの需要が高そう……!
みずの:「家事」と「Slack」「プロジェクト」など、一見遠いように思えるテーマをかけ合わせているのがいいですよね。タイトルでギャップを見せることができていて、「お!なんだ?」と興味が湧いてくる。
ゆぴ:共感を誘う導入もGood!わかりやすい具体例を並べていて、1行読むごとに読者があいづちを打ちたくなります。
みずの:1行目でどうふるまうかで、その後の流れが変わってくるなか、このnoteは1行目で読者とパッと目が合う。お客さんをきちんと意識できているのが、ノウハウnoteとして強いと思います。

ゆぴ:しいて言えば、このリマインダーの設定方法をnote内で教えてもらえるとうれしいかも。役に立つ情報だけでなく、今すぐ試せる「方法」まで書いてあると親切だと感じました。
みずの:たしかに、noteのコードブロック機能を使って設定用のコードをそのまま書いてあげてもいいかもしれません。

みずの:ノウハウ系は「どのレベルの人まで読んでくれるのか」書き手の想像力が試されます。自分が詳しいことこそ、ひと呼吸置いて、初心者目線に立ち戻ってみてもいいかもしれませんね。
💡読まれるポイント
・導入部分で読者と“目線合わせ”を
・すぐにアクションを起こせるよう“情報”に加えて“方法”を書いてあげる
内容と同じくらい「見た目」にもこだわる
続いて送られてきたのは「すでにパーソナル編集者の渋谷さんに見てもらったのですが、せっかくなので公開前におふたりにもチェックしてほしい」というこちらのnote。
ゆぴ:タイトルと1行目のリズム感がとても好き!ラップ調で声に出して読みたくなる文章ですよね。

太字や見出し設定の使い方、引用や画像の入れ方がうまく、全体的にメリハリがあって飽きずに読めるデザイン性の高さにグッときました。

ゆぴ:じつは文章は内容と同じくらい「見た目」も大切。目立たせたい文の前後の行間をあえてとってみるなど、強弱をつけると、たとえ長くてもすらすら読めるんですよね。
みずの:そうそう、文章のテンポが筆者に合っているのがこのnoteの魅力だと思います。話す、叫ぶ、休むを文章のなかで自然と表現できていて、書き手の声や呼吸が聞こえてくるよう。
ゆぴ:綺麗にまとめようとして無難なかたちに落ち着くよりも、こうして自分の言葉で書くことがなによりも大事です!
💡読まれるポイント
・太字や見出し設定、引用や画像で文章にメリハリをつける
・自分の言葉やテンポ感を大切にする
読まれる日記に必要なのは「読者と対話する瞬間」
「気合いを入れたnoteよりも、ポロっとしたひとりごとのようなnoteが案外読まれるんです……」というコメントとともに送られてきたこちらのnote。
ゆぴ:「ヒットを打とうと思ったら打てないのに、なんかバットを振ったらホームラン打てちゃった」ってあるあるですよね。私も自分のnoteでよく読まれているのは「ゆぴの10分日記」なので、じんさんの困惑する気持ちがよくわかります(笑)。
でもじんさんがnoteに書く日記は、じんさんがその時に感じている熱量がそのまま反映されているから、短くても読者に伝わるのだと思います。
「無職なのに、上がる自己肯定感」というタイトルもキャッチーでいいですよね。「無職」と「自己肯定感」のギャップが、受け手にとっていい違和感になるからつい惹かれてしまう。
みずの:これを「無職なのに自己肯定感が上がる“方法”」にしてしまうと、また違うんですよね。このnoteがすてきなのは、書き手が答えを断定するのではなく、読者側が答えを探せる余白があること。とても健全な印象を受けます。

ゆぴ:あと、きちんと読者へのメッセージがあって、日記のようでじつは「ただの日記」ではないところもすごい。
人の日記をのぞき見していたと思ったら、いきなり話しかけられちゃった、みたいな。そんなちょっとしたうれしさがあって、読者が励まされるnoteにまとまっていると思います。
最後は無理やりにでもポジティブに終わらせることは、私もnoteを書くときに意識しています。「いいね」はハッピーな読後感の勢いで押したくなるものだと思っているので!
みずの:1行目と同じくらい、締め方も大切。壮大なことを書く必要はなくて、「なんか長くなっちゃってすみません(笑)」でもいいんです。読者と対話する瞬間が1つでもあると「いいnoteを読んだな」という気分になります。
いいエッセイは書き手の声や表情が伝わってくると、つねづね思っていますが、じんさんのこのnoteにはそれがある。タイトルに負けていない、満足感のあるnoteだと思います!
💡読まれるポイント
・日記を書くときは読者へのメッセージを添える
・締めの1行は、“ポジティブな読後感”を意識して
人のnoteを読むことで気づく“視点”がたくさんあった

1時間で集まったnoteは全部で9本。そのすべてにコメントしてきたおふたりに今回のコンサル会の感想を聞いてみると……。
みずの:まず、noteをこの場に出してくれた勇気がうれしいですよね。ゆぴさんはいかがでしたか?
ゆぴ:「パーソナル編集者®︎」ユーザーコミュニティはめちゃくちゃエンゲージメントが高いですね!平日のお昼どきなのに、こんなにたくさんの人が集まってくれて。
自分のnoteはもちろんですが、ほかの人のnoteに対するフィードバックを聞くこともすごく勉強になると思うので、ぜひ今後もラジオ感覚で聴いてもらえたらうれしいですね。コンサルなんて大仰なものではなく…ゆるっといきましょう(笑)。
みずの:ですね。やってみて、ゆぴさんにお願いして本当によかったです。
企画した者としては、ユーザーコミュニティのこうしたイベントは、「パーソナル編集者®︎」のサービスを利用いただくうえでの「福利厚生」のようなものだと思ってます。編集者との伴走に加えて、みんなで学べたり相談できる機会を今後も設けていきたいと感じました。
次回のコンサル会は4月7日に開催!
「自分のnoteをもっとよくしたい」という熱意が画面越しにも伝わってきて、まさにやる気の渦のような空間となった初回のコンサル会。
実践的で具体的なポイントが次々と共有され、メモを取る手が止まらないほど充実感のある時間となりました。
次回のコンサル会は、2025年4月7日(月)12:00~13:00に開催します。
※「パーソナル編集者®」ユーザー限定のイベントです
「パーソナル編集者®」に興味を持たれた方は、こちらよりお問い合わせください。
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