あなたが思わず行動したくなる理由
前回
現代社会は、選択肢が多すぎる。
だからこそ、
自分なりの方向性を持つこと。
そのために、
まずは、価値観を整理してみる。
そんな話をしました。
前回の記事はこちら▼▼
第1章:コメントがつく投稿とは
あなたは、
noteでスキがたくさん付いている記事。
読む方ですか?
私は、たまに読むようにしています。
すると、
気付くことがあります。
特別なノウハウを書いているわけでもない。
難しい専門知識を書いているわけでもない。
それなのに、たくさんのスキが付いている。
さらに言えば、
こういった記事って、
明らかな“特徴”があります。
それが、
コメントもたくさん付いていること。
なぜなのでしょう?
もちろん文章力もあると思います。
構成もあると思います。
でも、それ以上に大きいのが、
読んだ人の感情が動いていること。
コメント欄を見てみると、
「私も同じです」
「まさに今、それで悩んでいました」
「勇気をもらいました」
そんな言葉が並んでいる。
ではなぜ、コメントしたくなるのでしょう?
それは、
記事の内容を、
“自分事”として受け取れたから
なのかもしれません。
過去に似た経験があった。
今まさに同じことで悩んでいる。
あるいは、
うまく言葉にはできなかったけれど、
ずっと感じていたことだった。
すると、
「わかる」
「それ、私も思っていた」
となる。
だから、心が動く。
そして、思わずコメントしたくなる。
価値観が近い人の言葉ほど、
理解しやすく、
納得しやすく、
共感しやすい。
だから、
心が動き、行動にも繋がる。
「なんか、価値観って重要かも?」と
あらためて思ったのではないでしょうか。

第2章:価値観を言葉にする勇気
価値観というのは、
普段感じていることを、
自分の言葉として整理したもの。
私は、そんなイメージを持っています。
しかし、
言葉を整理した後にも、
意外と“大きな壁”があるのかもしれません。
なぜなら、
「私はこう思う」
と言うことになるからです。
否定されるかもしれない。
変な人だと思われるかもしれない。
共感されないかもしれない。
だから、
無難な言葉を選びたくなる。
すると、相手はどうなるか。
悲しいことを言いますが、
「ふ~ん、そうなんだ」で終わる。
理解はできる。
でも、
納得まではいかない。
共感まではいかない。
だから、行動にも繋がりにくい。
もしかしたら、
本当に思っていること。
本当に感じていること。
を言葉にすることでしか、
共感は得られないのかもしれません。
行動に繋がらないのかもしれません。

少なくとも、
コメントがたくさん付く投稿には、
それがあるのではないでしょうか。
だから、
最初は小さくていい。
発信しなくてもいい。
誰かに見せなくてもいい。
まずは、
思ったことを、書き出してみる。
それだけでも、大きな一歩です。
第3章:価値観を見つけるヒント
では、
どうやって価値観を見つければ良いのでしょう?
一言で言えば、自問自答です。
自分に質問して、自分で答える。
その繰り返しです。
例えば、
子供に強く言い過ぎて、落ち込んだとします。
おそらく、要因は一つではありません。
仕事で疲れていたのかもしれない。
時間に追われていたのかもしれない。
何度言っても伝わらず、イライラしていたのかもしれない。
本当は、
もっと優しく言いたかったのかもしれない。
子供に申し訳ないと思ったのかもしれない。
感情というのは、
一つの原因で生まれることは少なく、
いくつもの要因が重なって、大きく動くことが多い。
だから、
すぐに答えを出そうとするのではなく、
「なぜだろう?」と自分に問いかけてみる。
すると、少しずつ、
自分が何を大切にしているのか。
何に反応しているのか。
見えてきます。

第4章:リフォーム詐欺の話
ここで、
ちょっと考えて欲しいことがあります。
あなたがリフォーム業を営んでいるとします。
そこに、
リフォーム詐欺のニュースが流れ込んできます。
すると、どう思うでしょうか?
一部の悪徳業者のせいで、業界全体の悪評に繋がる。
ちゃんと仕事をしている私まで、
疑いの目で見られるかもしれない。
お客さんも、不安になるかもしれない。
今、宣伝広告をしても、
反応が取れないかもしれない。
極めて、真っ当な考え方だと思います。
しかし、
ここで少し視点を変えてみます。
確かに、ニュースや世の中の流れは、
自分ではコントロールできません。
でも、その中で、
自分にできることは何だろう?
と考えることはできます。
例えば、
お客さんに、正しい情報を届けること。
不安を減らすこと。誤解を減らすこと。
安心して相談できる存在になること。
そんな風に、できることへ目を向けていく。
そして、せめて、
私の目の届く範囲の人には、
そんな目に遭ってほしくない。
そういった答えに、たどり着くのではないでしょうか。
もちろん、実際の当事者になると、
そこまで簡単ではありません。
目の前の仕事。
売上。資金繰り。
従業員のこと。
考えなければいけないことが、
たくさんあるからです。
でも、
こうして少し客観的に考えることができれば、
案外、今やるべきことが見えてきます。
そして、その根底にあるのが、
価値観です。
最初は、
自分を守るためかもしれません。
会社を守るためかもしれません。
従業員を守るためかもしれません。
しかし、そのためには、
お客さんとの信頼関係が必要になる。
信頼関係を作るためには、
まず知ってもらう必要がある。
認知してもらう必要がある。
そして、
何を伝えればいいのだろう?
どんな言葉なら伝わるのだろう?
どうすれば安心してもらえるのだろう?
そんなことを、考えるようになる。
先程は、
価値観を言葉にするには、勇気がいる。
そんな話をしました。
でも、危機的な状況になればなるほど、
どうすれば、
ちゃんと相手に伝わるのか。
必死に考えるようになります。
そんなことを考えていくうちに、
自分が本当に大切にしているもの。
つまり、
価値観が見えてくるのではないでしょうか。

第5章:まとめ
今回は、
価値観について考えてみました。
価値観というと、
何か特別なもののように感じるかもしれません。
でも、実際はそうではありません。
嬉しかったこと。
モヤモヤしたこと。
腹が立ったこと。
感動したこと。
そんな日々の感情の中に、価値観は隠れています。
そして、自問自答を繰り返していくうちに、
少しずつ見えてくる。
また、
どうすれば相手に伝わるのか。
何を伝えれば安心してもらえるのか。
そんなことを真剣に考えていく中で、
見えてくることもある。
価値観というのは、
探そうとして見つかるというより、
向き合っているうちに見えてくるものなのかもしれません。
さて、次回はヴィジョンについて。
価値観が、人生や仕事のコンパスだとしたら、
ヴィジョンは目的地のようなものです。
しかし、未来を考えようとすると、
多くの人は無意識のうちにブレーキをかけてしまいます。
なぜ、
未来を描くことが難しいのか。
そして、
どうすれば自分らしい未来を描けるのか。
そんな話をしてみたいと思います。
続きはこちら▼▼

