遂に再起動 | 運と縁 【自分史を紐解く④】
こんばんは!低音に静かな情熱を注ぐアラフィフ、チューバ吹きのサンチです。
今回は、大学1年のときに図らずも距離をおくことになったチューバと、なぜまた共に歩むことになったのか、そのきっかけについてお話したいと思います。
学生の頃等にのめり込んだことをいったん諦めた経験のある方や、再度始めたいことがあるけど迷っている20代、30代の方には、共感いただける内容かもしれません。
私は、前回お話した大学1年春の一件以降、興味のあった語学(中国語、たまに英語)の勉強と家庭教師のバイトに勤しむ日々を送りました。
※前回のお話を知らない方はこちらをどーぞ!
大学3年からは、所属したゼミの教授が課すハードな課題に忙殺される日々を送りました。
ゼミのメンバーとは苦楽を共にした仲間としてとても仲良くなり、みんなでよく飲み会や小旅行に行ったりと、それなりに充実した大学生活を送っておりました。
その結果、良くも悪くも、チューバのことは、いよいよ遠い過去の思い出のような存在になっていきました。
そして社会人になってからは、今までの浮ついた学生気分が吹き飛ぶような厳しい毎日が待っていました。
最初の部署は、大変忙しいところだったこともあり、手取り足取り教えてくれるなどということは全くなく、「見て学べ」ぐらいの徒弟制度的なノリ。
今振り返ると、そのときの経験は社会人として大事な内容が多かったなーとしみじみ思うわけですが、当時の右も左も分からない自分には、理不尽としか感じられませんでした。
さらに頻繁に部署を異動していく過程で、今の基準では完全アウトな上司と遭遇したりもしたので、身も心もすり減っていきました。(正直今もあまり振り返りたくはない日々でしたね💧)
週末は、ただただ疲労回復のための時間という感じで、およそ趣味に、そして音楽に目を向ける心の余裕も失っていました。
しかし、人生の転機というものは突然訪れるもので。
時が過ぎ、社会人3年目に入った春のこと。
ある日の週末、いつものように一人暮らしのアパートの部屋でぼーっとしていたとき、ふと
今、何かやりたいことはあるか?
という考えが、ふわりと頭の中に浮かびました。
新しいゲーム機を買う?
映画を観る?
旅行に行く?
いくつかのアイディアが浮かんでは、(しっくりこないものとして)消えたあと、
心のなかで「ポッ」と小さい火が灯るように
またチューバを吹きたいな
という考えが浮かんだとき。
その小さな灯火が一気に輝きを増し、空虚な胸の内から、なんか無性にやる気が湧いてきたんですよね。
すっかり錆びついてた発電機のタービンが、きしんだ音を立てつつも急に高回転で回りだすかのように。
私は、弾かれたように部屋の隅の小さい座卓にあるノートPCを立ち上げ、近所で活動しているアマチュア吹奏楽団がないかについて、一心にネット検索を始めました。
すると、偶然にも、アパートから徒歩3分(表通りに出て斜向かい)のビルで活動している吹奏楽団がすぐ見つかったんです。
(大げさな言い方ですが)運命のようなものを感じました。
皆さんにも、「運命」を感じるような瞬間ってきっとあると思います。
今あの時のことを思い出すと、自分の予感を信じて、迷わず一歩前に踏み出して、本当に良かったと思っています。
さて、話を元に戻して。
まさに千載一遇の好機!と意気込む私でしたが、ここで最大の問題が。
そうです、肝心の楽器が手元にありません。
チューバを何としても手に入れないと。
チューバは金管楽器の中でも一番サイズが大きい楽器になります。
その分当然値も張ります。
とはいえ、せっかくMyチューバを手にするのであれば、自分が納得できるそれなりに良い楽器を買いたい。
できれば、中高時代から憧れていたロータリー式のチューバが欲しい!
それから約1か月間、私は週末のたびにチューバ探しに励みました。
ネット検索はもちろん、チューバが店頭に置いてある楽器屋さんも何軒か回って実際に試奏させていただいたりもしました。
ただ、吹いていていいなーと思う楽器(B&S、ミラフォン、ヤマハ等)は軒並み100万円近く。
(現在は、原材料価格高騰の影響で、恐らくその1.5〜2倍近くはするかもです💦)
意中のチューバ探しの道のりは決して順調ではありませんでしたが、飽きっぽい性分の自分にしては珍しく、ワクワク感を原動力に、辛抱強くこつこつ続けました。
そして、まだ梅雨空の続く6月末のある日、中古品も含め探さざるを得ないだろうか、などと思いながらネット検索をしていた私は、ついに銀色に輝く「相棒」の写真を見つけたのです✨️
次回「自分史を紐解く⑤:相棒との出会い」
お楽しみに!
私のnoteライフの記念碑、初投稿はこちらです!
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