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夏合宿で、TVゲームに夢中になった夜 |「自由」の味を知った話 【自分史を紐解く 第2部③】

こんばんは!
低音に静かな情熱を注ぐアラフィフ、チューバ吹きのサンチです。

前回、自分史(中学編)②では、私の今の相棒の出会いにも影響を与えた「銀色の元相棒」についてお話しました。
※前回のお話が気になるという方はこちらをどーぞ!

今夜は、中学時代、いろいろな意味で印象深かった夏合宿の思い出についてお話したいと思います。



中学1年のとき、初めての夏合宿に参加する私は、フェリー乗り場に向かうバスの中で、ワクワク感の最中にいました。


中学入学後、初めて行く学校での宿泊イベント。

しかも、入団当初よりも打ち解けて仲良くなった同級生や先輩達と行く小旅行は、楽しくなる予感しかしませんでした。


バスで1時間ほど行った先でフェリーに乗り換え、その後再度バスにて隣県にある海沿いの民宿へ。


3泊4日の夏合宿の始まりです✨️



…ここで、本来なら、普段と違う長時間練習のしんどさとそこから得られるもの、汗と涙の練習風景等、吹奏楽部ならではの青春の1ページを書くべきなんでしょうね。

実際、この夏合宿での練習のお陰で、私は、チューバ演奏の大変さ、自らの未熟さ、そしてその先にある楽しさをより深く知ることができました。


ただ、中1の私にとって印象的、かつ刺激的だったのは、実は練習以外の時間での体験だったのです。


まず、同期・先輩方と過ごす共同生活。

潮の香りがする民宿でみんなで雑魚寝するという非日常は、私を含め、普段の学校とは違う「素」の姿でのびのび過ごせる楽しい時間でした。


また、海沿いの民宿ならではの海の幸も最高でした。


しかし、何より私がこの合宿で刺激的だったのは…


みんなで遊ぶTVゲームだったんですよね笑。 

(おいおい、チューバはどこいったというツッコミの幻聴が複数聴こえてきますが、ひらにご容赦を…)



ときは夏合宿1日目。

民宿に到着するやいなや、先輩方がいち早く各部屋のTVに取り付き、何やらガチャガチャTV裏の配線をいじっていました。

何をしているんだろうと様子をのぞいていると、先輩のカバンから、


スーファミ!


PCエンジン!!


メガドライブ!!!


ネオ・ジオ!!!?


ドラえもんの四次元ポケットのように、各種ゲーム機が取り出され、各部屋のテレビに繋げられていきます。

スーファミしかやったことのない私にとって、それらはまさに「未知との遭遇」であり、「宝の山」でした。



夕食が終わった後、消灯までの自由時間。


私は、先輩達に混じって、ゲームに夢中になりました。

ここには、ゲームの時間を厳しく管理する親はいません。

思う存分好きなゲームを、好きなだけプレイすることができます!

特に個人的に強く印象に残っているのは、夏合宿最後の夜に、「スナッチャー」というPCエンジンのゲームをみんなでプレイしたことですね。

スナッチャーは、メタルギアソリッドシリーズの生みの親、小島秀夫氏の初期の名作。

主人公の捜査官ギリアン・シードとなって、人間になりすまして都市に潜む、スナッチャーと呼ばれるアンドロイドの謎を解き明かすアドベンチャーゲームです。

まず、主要登場人物の台詞がリアルな音声で流れることに軽く衝撃を受けました。


また、映画「ブレードランナー」に影響を受けたとされるサイバーパンクな世界観。

当時からハリウッドのアクションやSFの映画が好きだった自分がハマらないはずがありません。


さらに、謎解きの楽しさ。

聞き込みの相手がスナッチャーかもしれないとき、それをどう確かめるか?

手に汗握るやりとりと、その後突如シームレスに始まるガンシューティング。


専ら先輩のプレイを横で見ているだけでしたが、みんなでワイガヤしながら夢中で過ごしました。



夜中に入ってだいぶ眠くなってきたんですが、

どうせならエンディングまで観たい!

と、 途中みんなウトウトしつつも歯を食いしばって、プレイヤーを交代しつつストーリーを進めていきました。


そして、たぶん朝5時前、窓辺に映る空が徐々に明るさを見せてきた頃、何とかエンディングまでたどりつきました。


人生初の完徹でした。


何かを成し遂げたような奇妙な達成感に包まれた我々。


しかし、その代償は小さくはなく…


朝食を食べる頃には、猛烈な眠気と疲労感に襲われ、ボロボロに。


半ばゾンビ状態で帰宅することになり、異変に気付いた両親から問い詰められた挙句、

「(部活の合宿に行ったはずなのに)そんなくだらないことして!」

とこっぴどく叱られてしまいました。


こんな顛末ではありましたが、それでも、あの夜のことは今でも鮮明に覚えています。

正直、チューバの練習のことより、ずっと。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


次回は、自分史を綴る第4回

「10kgの相棒を10年後も背負っていたい私」です。

また来週会いましょう〜😊!


📖中学時代のチューバ、あの頃の思い出を振り返る記録【第2部・水曜夜隔週更新】

📚️ 私のチューバとの出会い、15年のブランク、そして再起動までの全記録【第1部・全11話】

👋 このnoteについて、そして私について




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