終わった仕事を、次の仕事の味方にする。ChatGPT Workに残す「自分の型」
ひとつの仕事が終わると、すぐに次の用事が入ってきます。
案内メールを送った。
見積もりを出した。
資料をつくって、打ち合わせを終えた。
送ったメールや完成したPDFは残ります。でも、次に似た仕事が来たときに必要なのは、完成品だけではありません。
「前回、最初に何を確認したか」
「どこで迷って、何をやめたか」
「相手に伝わったのは、どの説明だったか」
こういう部分は、仕事が終わった瞬間から消えていきます。
数週間後に同じような依頼が来ると、またゼロから考えることになる。その繰り返しが、少人数で仕事をしている人の時間をじわじわ奪います。
完成品だけでは、次回に使いにくい
たとえば、既存のお客さんに新サービスを案内するメールを送ったとします。
メール本文を保存しておけば、次回も使えそうに見えます。
でも実際には、送る相手も、案内したい内容も、少しずつ違います。そのままコピーすると、今度は言葉が合わない。
再利用したいのは、文章そのものよりも、その前にした判断です。
最初の一文で何を伝えたか
価格の説明を本文に入れたか
説明を長くしすぎないために何を削ったか
送る相手ごとに、どこを書き換えたか
この判断が残っていれば、次回は「前のメールを探す」ところから始めなくて済みます。
仕事が終わったら、5分だけ振り返る
ここでChatGPT Workを使います。
大げさな報告書をつくる必要はありません。仕事が終わったあと、5分だけメモを渡せば十分です。
今日終えた仕事を、次回に使える形で整理してください。
【やったこと】
既存のお客さんに新サービスの案内メールを送った
【相手】
以前から取引のあるお客さん
【今回意識したこと】
売り込みすぎず、既存サービスとの違いを最初に伝えた
【迷ったこと】
価格を本文に書くかどうか
【次回も使えそうなこと】
メールは短くし、相手ごとに冒頭だけ変える
【整理してほしいこと】
・次回の確認項目
・そのまま使える進め方
・相手によって変える部分
・今回の仕事で残すべき判断この内容を残しておけば、次の依頼が来たときに、ChatGPT Workへ「前回の型を使って」と渡せます。
型は、同じ仕事を繰り返すためのものではない
「型」と聞くと、毎回同じように仕事をするためのものに思えます。
でも、個人事業主の仕事は毎回少しずつ違います。相手の状況も、締切も、予算も変わります。
だから型にするのは、答えではありません。
変えなくてよい部分と、毎回考え直す部分を分けることです。
たとえば案内メールなら、
変えなくてよい部分:確認する材料、文章の長さ、送る前の見直し項目
変える部分:相手の名前、困りごと、案内する内容、冒頭の一文
ここが分かれているだけで、仕事の始め方が変わります。
自分の判断を残すほど、相談が早くなる
ChatGPT Workに仕事の型を残す意味は、作業を自動化することだけではありません。
「自分は何を大切にしているか」を、次の仕事でも使えるようにすることです。
たとえば、
強い売り込みはしたくない
最初に相手の状況を確認したい
専門用語を使わずに説明したい
返信が必要なところを、はっきり書きたい
こうした判断をその都度考え直す必要はありません。
仕事を終えるたびに少しだけ残す。すると、ChatGPT Workは単なる下書きの相手ではなく、自分の仕事の進め方を覚えておく場所になっていきます。
次の仕事を速く始めるために、今日終えた仕事を5分だけ振り返ってみてください。完成品の横に、自分の判断を残す。それが、次回の仕事を助けてくれます。
次回は、こうして残した型を使い、毎朝「今日は何からやるか」を短時間で決める方法を紹介します。
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・「やること」が増えるほど、仕事は抜ける。ChatGPT Workに任せる“次の一手”の整理術
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・「記事を書いて」だけでは、ChatGPT Workは使い切れない
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▼このテーマのまとめ
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