公開前の5分で変わる。ChatGPT Workに「言い切り」を点検させる
まず、文章を三つに分けて見る
記事を書き終えたとき、最後に見るのは誤字だけではない。
「この表現は言い切りすぎていないか」「根拠のない約束になっていないか」「古い情報を、今も有効なように書いていないか」
個人事業主の発信は、一本ごとの信頼が積み上がる。
だから公開前に、ChatGPT Workへ原稿を渡して点検させる。
ただし、Workに「正しいか確認して」とだけ頼むのでは足りない。
公開前の原稿には、三種類の文章が混ざっている。
確認できる事実
自分の判断や評価
これから起きるかもしれない予測
この三つが混ざると、読者には全部が事実のように見える。
たとえば、「この方法なら、必ず売上が伸びます」は事実ではない。結果を約束する表現だ。
一方で、「私は、問い合わせ前に条件を確認することで、後からの行き違いを減らせると考えています」は自分の判断だ。
事実、判断、予測を分けるだけで、記事の信頼感は変わる。
Workには「書き直し」ではなく「危ない箇所の抽出」を頼む
公開前に原稿を渡し、次のように頼む。
この原稿は書き直さないでください。公開前に私が確認すべき箇所だけを抽出してください。
次の五つに分けてください。
根拠が必要な事実
古い可能性がある情報
言い切りすぎている表現
自分の判断だと明示したほうがよい箇所
読者が誤解しそうな条件や例外
各項目について、該当する文、確認が必要な理由、私が確認すべき資料を示してください。資料で確認できないことは、推測で補わず[未確認]と表示してください。
これなら、Workが勝手に文章を整えるのではなく、自分が確認すべき場所を先に出せる。
とくに見落としやすい言葉
次の言葉が入っていたら、一度止まる。
必ず
誰でも
最新
無料
最安
すぐに
安心
問題ない
全部が使ってはいけない言葉ではない。ただし、条件、時点、対象が必要になることが多い。
「無料」と書くなら、何が無料なのか。「最新」と書くなら、いつ時点なのか。「誰でも」と書くなら、対象外はないのか。
一文を弱くするためではない。読者に誤解されない形にするためだ。
最後に確認するのは、自分が責任を持つ部分
Workが危ない箇所を示しても、最終判断は自分で行う。
価格や納期を約束する表現
制度や契約条件の説明
顧客にとって重要な注意点
自分の意見として言い切る部分
公開するかどうか
Workは、見落としを減らすための確認役になる。でも、自分の仕事として出す文章の責任までは渡さない。
今日やること
公開予定の記事を一つ選ぶ
根拠にした資料を添える
上の依頼文で、確認が必要な箇所だけを出させる
指摘の中から一つだけ、自分で元の資料に戻って確認する
直すべきところだけ直して公開する
※ChatGPT Workは、途中の成果を見直し、同じ作業の中で修正や追加の依頼を続けられます。公開前の点検も、完成原稿を受け取ったあとに終わらせず、最後の確認工程として使うとよいでしょう。参考:OpenAI Help Center「ChatGPT Work and Codex」、OpenAI Academy「How to use ChatGPT Work for everyday tasks」
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前回:一本の記事を、次の仕事に変える。ChatGPT Workでつくる「再利用セット」まず、文章を三つに分けて見る
記事を書き終えたとき、最後に見るのは誤字だけではない。
「この表現は言い切りすぎていないか」「根拠のない約束になっていないか」「古い情報を、今も有効なように書いていないか」
個人事業主の発信は、一本ごとの信頼が積み上がる。
だから公開前に、ChatGPT Workへ原稿を渡して点検させる。
ただし、Workに「正しいか確認して」とだけ頼むのでは足りない。
公開前の原稿には、三種類の文章が混ざっている。
確認できる事実
自分の判断や評価
これから起きるかもしれない予測
この三つが混ざると、読者には全部が事実のように見える。
たとえば、「この方法なら、必ず売上が伸びます」は事実ではない。結果を約束する表現だ。
一方で、「私は、問い合わせ前に条件を確認することで、後からの行き違いを減らせると考えています」は自分の判断だ。
事実、判断、予測を分けるだけで、記事の信頼感は変わる。
Workには「書き直し」ではなく「危ない箇所の抽出」を頼む
公開前に原稿を渡し、次のように頼む。
この原稿は書き直さないでください。公開前に私が確認すべき箇所だけを抽出してください。
次の五つに分けてください。
根拠が必要な事実
古い可能性がある情報
言い切りすぎている表現
自分の判断だと明示したほうがよい箇所
読者が誤解しそうな条件や例外
各項目について、該当する文、確認が必要な理由、私が確認すべき資料を示してください。資料で確認できないことは、推測で補わず[未確認]と表示してください。
これなら、Workが勝手に文章を整えるのではなく、自分が確認すべき場所を先に出せる。
とくに見落としやすい言葉
次の言葉が入っていたら、一度止まる。
必ず
誰でも
最新
無料
最安
すぐに
安心
問題ない
全部が使ってはいけない言葉ではない。ただし、条件、時点、対象が必要になることが多い。
「無料」と書くなら、何が無料なのか。「最新」と書くなら、いつ時点なのか。「誰でも」と書くなら、対象外はないのか。
一文を弱くするためではない。読者に誤解されない形にするためだ。
最後に確認するのは、自分が責任を持つ部分
Workが危ない箇所を示しても、最終判断は自分で行う。
価格や納期を約束する表現
制度や契約条件の説明
顧客にとって重要な注意点
自分の意見として言い切る部分
公開するかどうか
Workは、見落としを減らすための確認役になる。でも、自分の仕事として出す文章の責任までは渡さない。
今日やること
公開予定の記事を一つ選ぶ
根拠にした資料を添える
上の依頼文で、確認が必要な箇所だけを出させる
指摘の中から一つだけ、自分で元の資料に戻って確認する
直すべきところだけ直して公開する
※ChatGPT Workは、途中の成果を見直し、同じ作業の中で修正や追加の依頼を続けられます。公開前の点検も、完成原稿を受け取ったあとに終わらせず、最後の確認工程として使うとよいでしょう。参考:OpenAI Help Center「ChatGPT Work and Codex」、OpenAI Academy「How to use ChatGPT Work for everyday tasks」
▼あわせて読む
・一本の記事を、次の仕事に変える。ChatGPT Workでつくる「再利用セット」
https://note.com/poliplus/n/n785102d456ff
・今週、何をやったか思い出せない人へ。ChatGPT Workでつくる「週次レビュー」
https://note.com/poliplus/n/ncc28addb2b67
・1本の動画を複数媒体へ展開するAI運用設計――人間に残す判断と責任
https://note.com/poliplus/n/nfa84bc37af7a
・「調べておいて」では足りない。ChatGPT Workに渡すべき「判断の条件」
https://note.com/poliplus/n/n0898a5cf89dd
・過去記事を渡すだけでは足りない。ChatGPT Workに引き継ぐべき「自分の判断」
https://note.com/poliplus/n/nb7900c15ad04
▼このテーマのまとめ
・AI×発信ノウハウまとめ
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