見出し画像

【実家じまい】プロローグ#3母の旅立ち【飯子さんちの実家じまい】


こんにちは!
引井田飯子(ぴいた・ぱんこ)
40代主婦です。


実家じまいの体験記・プロローグです。


#1】【#2】◀前回の記事|次回の記事▶【#4


今回は【プロローグ#3母の旅立ちをお送りします。


辛いシーンがあるかも知れません(´・ω・`)



▷止めておこう、という方
ここまで来てくださってありがとうございますm(__)m
笑える漫画もやってます>コチラ


▶読む!という方
ありがとうございます!(∩´∀`)∩ワーイ
どうぞ最後までお付き合いくださいm(__)m










では、始めます。





母の旅立ち(2024年の日記より)


病室を去らねばならない。
母との別れ。



頑張ったね・・・・

柄にもなく、頭をなでてあげる。

大切な、お母さん。


お疲れ様ね・・・・


最後にかけた言葉はいつものあいさつ。

「また来るからね!」




聞こえているはずだから。

「さよなら」は言わない。




私たちは一旦、隣県にある自宅に帰りました。


普段私はスマホはキッチンに置き去りにして寝るのですが、
さすがにその日は枕元に置いて寝ることにしました。





姉からの連絡が来ないことを祈って・・・





一家爆睡。





夜中に地震があり、何かが揺れる音で目が覚めました。


起きたついでに、スマホをチェック。





ホ・・・・
何事も





あった!_| ̄|○ il||li





お休みモード解除するの忘れてた!!!


バカ!

バカ!


バカ!!!!!



私のバカーーーーーーーーーッ!!!








私が爆睡している間に






お母さん




天国に行っちゃった・・・・・







母が旅立った夜


私が寝ている間に
母は天国へ旅立っていきました。



病院にいるムビ子姉さんが
直ぐに電話をくれていたにも関わらず

私はスマホのお休みモードを解除し忘れて
着信に気が付かなかったのです・・・・




ボル子姉さんは直ぐに駆けつけ、
カズヨシさん(ムビ子夫)と三人で
母の最期に立ち会う事が出来たそうです。





しかしよりによって



お母さんの最期という


これ以上の肝心な事は無い時に
寝過ごしてしまうとは・・・・!!!!



マヌケ過ぎる・・・・!!!




子供の頃も、私だけ全くあてにされていなかった事を不意に思い出しました。



これじゃぁ何の進歩もない。
子供の頃のまんまじゃないか・・・・




「お母さんに最期まで充てにされなかったのか・・・・」



とも思いましたが




いつも実家に遊びに行くと、
帰り道を心配してくれた母。

「生きてる人が一番なんだからね」
とよく言われたものです。

寝過ごしたのは
「夜中に山道を急いで来たら危ないよ」
という母からのメッセージなのかも知れません。




兎美子は変わり果てた婆ちゃんの姿にショックを受けていたし
OTTOも長距離運転で相当疲れていました。


そうだ!本当ならばこの日、
OTTOは斉藤和義のライブに行くはずなのでした。


前から楽しみにしていたのに・・・・
こんなことになってしまうとは・・・



ムビ子夫のカズヨシはギターも弾かなきゃ 歌も歌わないよ。。。。



とにもかくにも
「朝まで二人をゆっくり寝かしてあげよう」と決めました。



今更私がジタバタしてもしょうがない・・・



姉たちからも
「朝になったら連絡するね」と言われています。




何より
「明るくなってからおいで」と
母なら言うだろうから。



夜明け


母が亡くなった事を知った午前2時。


私は、父の訃報を受けた時のことを思い出していました。


あれは13年前・・・



気がつけば父の思い出の地をドライブしていた。
父の聖地巡礼か?


この時は、父の魂を乗せているとしか思えないような
不思議な体験をしたのでした。



「団子」ってそんなに大事なの??
この時「団子団子」言ってた叔母も、もういない・・・


その後は葬祭屋さんが来るまで、自宅でウダウダ。

叔母(父の妹)を筆頭に、
「団子は誰が作る」とか
「団子は何個作る」とか
「団子は古来から隣組の長が」とか

枕元に備える「団子」について夜通し議論。

「そんなに団子って重要なアイテムなの??」
と愕然としたものでした。



とにもかくにも、父の時は親戚一同、皆で
あーだこーだ言いながら
夜明けまで寝ずに過ごしたのでした。

この時間は無駄と言えば無駄な時間でしたが、重要と言えば重要な時間だったような気がします。「父の死」を皆で共有することで、心のダメージがぐんと少なくなったような気がするのです。


今頃姉たちも「団子、団子!」と騒いでいるのでしょうか・・・。

その時間を共有できていないのは淋しいものです。



父が亡くなった晩の母の叫び
「『運命の人』の最終回見るの忘れた!」という言葉が忘れられない。
『運命の人』はモックンが主演でしたね。山崎豊子の小説が原作の社会派ドラマでした。



ちなみに今回はスピリチュアルな体験は全くありませんでした。
霊的な直感は何も働かず、更にはうっかり寝過ごすという不覚・・・・!!

そういえば数々の霊障を巻き起こした父は、生前ロマンチストでした。


これってもしかして、死に手側の問題??



とにもかくにも


全く眠れません。



今は午前2時。
電話をしたら姉たちも迷惑かも・・・
でも・・
こんな時には遠慮なんか要らないのかしら・・・

飯子・心の声



悶々と過ごしてたら






夜が明けてしまいました。


ようやく、OTTOに母の死を告げることができました。




訃報を聞いたOTTOは、約120km離れた単身赴任先のアパートに礼服を取りに向かいました・・・。



おかげで枕経には間に合いませんでした。
(;´д`)トホホ…



※枕経とは
納官の前に故人の枕元でお坊さんにお教を上げてもらうこと。




母のいない世界の一日目は
そんな朝から始まりました。





書いてみたらまだまだ続く、長いプロローグ。
でも、サクッとなんて描けないもんだなぁ〜・・・と思いました。

人が居て、家がある。最期の物語こそ、実家じまいというものなのかも。
と思い始めた自分がいます。

またお付き合いいただけたら嬉しいです(о´∀`о)


次回【#4】は葬祭会館に向かいます。
この辺りから「実家じまい」がだんだんと現実味を帯びて来ます。



最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました!

引井田飯子(ぴいた・ぱんこ)でした〜〜〜\(^o^)/




⬇マガジンをまとめて読む






⬇笑える漫画も、ある!(*゚∀゚)


⬇暗い気分を吹きとばせ!


⬇笑えるTシャツだって、ある!!


いいなと思ったら応援しよう!

引井田飯子(ぴいたぱんこ) いただいたチップは世のため人のために使わせていただきます! それからいつも寒そうなOTTOとムスメに服を買ってやります。 ついでに紙とペンを買います。

この記事が参加している募集