「心に残る出来事なんてない…」の後に生み出した言葉
みなさん「心に残る出来事はなんですか?」と聴かれた時、すぐに答えられますか?
今日は「言葉」についてお話します。
言葉を出すということ
「好きな言葉を言ってください」
AIで音楽を作るときや、ちょっとした会話の中でも、よくこんなことを求められる場面があります。
でも、実はこの「言葉を出す」という行為が一番むずかしいのではないかと、私は思うのです。
「好きな言葉」を出す難しさ
AIを使えば、言葉を入れるだけで簡単に歌は作れます。
でも、その言葉をどう出してくるかが一番のポイント!
なぜなら、言葉というのはただ思いつきで出てくるものではなく、その人の中の体験や感情があってこそ出せるものだから。
嬉しい、悲しい、気づきがあった…そんな出来事があってはじめて「言葉」になるのです。
昨日のAI音楽体験会からの気づき
体験会に参加された70代の女性も、最初は「心に残る出来事なんて…ない」とおっしゃっていました。
その瞬間身体全体が固まったように、無表情になってしまったのです。
でも、時間をかけて少しずつ問いかけをしていくと…
「歌を聴きながら食事ができるお店に行った」
「演芸場に」
「歌舞伎や劇団四季のミュージカルも」
「漫才も好き」
思い出がポツポツと語られ始めました。それまでは、どこまでお声がけしていいんだろう?と思うくらい殻に閉じこもった感じでしたが
「歌が好きで…」というキーワードが出た瞬間、表情がふっと明るくなり、笑顔になっていったのがとても印象的でした。

言葉を探す旅
このとき改めて思いました。
言葉は「自分の中の小さな体験や感情」を整理することではじめて出てくるものだということ。
AIで歌を作るときも、誰かと対話するときも、同じです。
自分の経験を振り返り、感情をたどることで、自分の言葉が生まれるのです。
そしてそのプロセス自体が、とても大切なのだと感じました。
まとめ
言葉を出すのは簡単なようでいて、実は自分自身と向き合う作業です。
でも、その中から紡がれた言葉は、誰のものでもない、自分だけの宝物。
自分の経験や感情を整理することで初めて生まれる。
そしてそのプロセス自体が、自分を理解し、人生をより豊かにしていくとても大切な時間となるのです。
私はキャリアコンサルタントとして、その「言葉を探す旅」に寄り添いたいと考えています。
今日もみなさんの中に小さな「自分の言葉」が生まれますように…。
✨あなたの中から生まれた言葉、よかったらコメントで聴かせてくださいね。
