ただ「ありがとう」を伝えたい #152
今日は、いつもの小鳥ではありません。
楽しい話でもありません。
だけど1つだけ、みなさまに届いて欲しい想いがあります。
この話しを書くにあたり、背中を押して下さった、葉月さかみちさんに、心から感謝を。
私は毒親のもとで育ちました。
言葉の暴力を受け続けながら生きてきました。
私は人が怖かった。
人が嫌いで、
人が信じられなかった。
親の顔色をうかがい、
機嫌を損ねないように、
怒られないように、
ただそれだけを考えて生きてきた。
自分の感情にふたをしたまま生きてきた。
自分が何者であるのかが、ずっとわからなかった。
自分のことがわからなかったから、何を聞かれても、いつも「わからない」としか言えなかった。
自分のことがわからない人間は、人から信用されない。
私はずっと1人だった。
小学校も、
中学校も、
高校も、
友達がいなかった。
初めて友達ができたのは、大学生の時で、4年間大学に通って、できた友達は1人だけだった。
私はよく、
自信を持ちなさい。と言われた。
けれど、どうすれば自信がつくのかは、誰も教えてはくれなかった。
自信というものは、自分を認めてもらえて、初めてわく感情なのではないでしょうか。
人格を否定され続けて生きてきた人間にとって、
それはあまりにも難しいことなのに、
そして、
自信というものが、いったい何かすらわからないのに、
自信を持てと言われ、
自信をもてない私が悪いと、自分を責める。
そうして、二重に苦しんできた。
ただ。
幸いなことに、大人になってから、私は人との出会いに恵まれた。
薄皮をはぐように、私は、私の身を固めていた鎧を、少しずつ、少しずつ、外せるようになっていった。
それでも、実の両親との溝は一向に埋まらなかった。
私は良き娘であろうと、必死で努力した。
だけど、親はいつまでたっても変わらなかった。
返ってくる言葉に、傷つき、心から血を流し、私はずっと苦しんでいた。
「お前なんかが、なにが楽しくて生きている」
親から放たれたその言葉は、私とっては、
「お前には生きる価値がない」
と言われたのと、同義語でした。
私は。
もう充分大人で、
家庭を持ち、
子どもを育て、
まがりなりにも働き、
誰に迷惑をかけることなく生きてきたつもりでした。
それでも。
私には生きる価値もないのかと。
私がこの時うけた傷はあまりにも深く、
悲しみと絶望と、
私自身をなんとか支えてきたものが、すべて崩れ落ちたような恐怖や焦りに襲われました。
なんとしても、
生きる価値を見つけなければならない。
生きていくことを、許してもらうために。
私がnoteを始めたのは、そんな絶望の淵に立たされている時でした。
ただ書くだけ。
思いを置いておくだけ。
そう思って始めたはずなのに。
私はnoteの世界で、初めて色んな事を知った。
なによりも、noteの世界は優しい言葉であふれていた。
私などが書く記事を、
優しいと言って下さり、
柔らかいと言って下さり、
癒されると言って下さる。
あなたの書く記事が好きだと言って下さり、
あなたが好きだと言って下さる。
私のことを、
優しいと言って下さり、
素直だと言って下さり、
あたたかいと言って下さる。
私はそうやって、みなさまからいただく言葉を受け取ることで、
私ってそうなのかと、
私ってそんな人間なのかと、
他の人から見た私は、そのように映っているのかと。
何者なのかすらわからなかった自分自身のことを、みなさまから教えていただいている。
私はね。
言葉の暴力の中で生きてきた。
だから。
たぶんなのだけれど。
みなさまが「1」嬉しいと感じる何気ない一言が、
私は「100」嬉しいのではないかなと思うのです。
みなさまが「100」嬉しいと感じる優しい一言が、
私は「1000」嬉しいと感じるのではないかなと思うのです。
だから、私のコメントや返信は、
いつも長くて重くなってしまう。
それが嫌だと感じる人も、きっといるだろうと思う。
ごめんなさいね。
みなさまは私に、
ここにいてもいいんだよと、優しい居場所を作って下さった。
私が何者なのかを教えて下さり、
私に自信の欠片を下さった。
人を信じても大丈夫という気持ちを教えて下さり、
誰も私を傷つけない、やさしい世界に身をおくことを許して下さった。
私は、ずっとさみしかったのかもしれない。
誰かに、何者かである私をみつけて欲しかったのかもしれない。
私が言いたかったことはね。
苦しかったでも、辛かったでもなくて。
ただ、みなさまに、
「ありがとう」
って言いたかった。
私がいつもみなさまに、
「ありがとう」って言う。
「大好き」って言う。
その言葉の奥に、どれだけの感謝があるのかを、
ほんの少しだけ、知ってもらいたくなった。
ただ、それだけなのです。
この記事を投稿するのが怖かった。
だから。
もし。
もしよければ。
みなさまの心に浮かんだ、正直な思いを、ほんの少しでも聞かせていただけたら、とても嬉しく思います。
