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優しいつながりへの5つのステップ~対人関係に悩むすべてのあなたへ贈る、癒しの旅~第2部 セカンドSTEP 他人を好きになる【第1章・第2章】

第1部をまだ読んでいない方は
こちらから読んでいただくと
より理解が深まりますのでぜひ読んでみて下さい。

【第1部】1章・2章はコチラ

【第1部】3章・4章はコチラ

【第1部】5章・6章はコチラ


はじめに

自分を少しずつ好きになれたら、次に訪れるのは「他人を好きになる」ステップです。

これは、決して「誰でも好きにならなきゃいけない」ということではありません。

むしろ、「この人は苦手だな」「どうしても合わないな」と感じる気持ちを、否定せずに抱えながら、

それでも「この人も、一人の人間として、痛みや願いを持っているのかもしれない」と、優しく目を向けること。

人間関係の悩みの多くは、「相手が自分の期待通りに動いてくれない」「相手が自分を理解してくれない」という、 すれ違いから生まれます。

でも、相手もまた、同じように「わかってもらえない」という痛みを抱えていることが、 とても多いのです。

この部では、 「他人を好きになる」ことの難しさと、 それでも少しずつ優しくなっていける理由を、 一緒に探っていきます。

急がなくていい。 ただ、 心の窓を、 少しだけ開けてみてください。

【1章 「この人、 嫌い」と思ったときの、心の奥】

誰かを「嫌い」と思ったとき、 私たちの心の中では何が起きているのでしょうか。

多くの場合、 それは「この人は、 私の大切にしている価値観や、 私の痛みに、 触れてくる存在」だからです。

または、「この人の態度が、 過去に傷つけた誰かを思い出させる」からかもしれません。

例えば、 職場に、 いつも無愛想で、 挨拶を返さない同僚がいたとします。

最初は「感じ悪い人だな」と思います。

でも、 ある日、 その同僚が 幼い子供を一人で育てていて、 夜通し泣く子に付き合って睡眠不足だったことを、 ふと耳にします。

その瞬間、 「感じ悪い」と思っていた気持ちが、 少し揺らぎます。

「もしかして、 あの人も、 必死で生きてるのかもしれない」と。

この「もしかして」は、 他人を好きになるための、 とても優しい入り口です。

「この人、 嫌い」と思ったとき、 すぐにその気持ちを「いけない」と抑え込まなくていい。

ただ、 その気持ちの奥に、 「どんな痛みや事情が隠れているのかな?」と、 そっと問いかける。

それだけで、 心の硬さが、少しずつ溶け始めます。

【2章 共感と、 自分を守る境界の、 優しいバランス】

「他人を好きになる」といっても、 自分を犠牲にしてまで相手に合わせる必要はありません。

むしろ、 自分を大切にしながら、 相手のことも大切に思うこと。

それが、 健全な「他人を好きになる」姿です。

共感しすぎて、 相手の痛みを全部背負ってしまうと、 自分まで沈んでしまいます。

逆に、 一切共感せず「自分さえよければ」と突き進むと、 孤独になります。

大事なのは、 「共感する自分」と「自分を守る自分」の、 両方を認めることです。

例えば、 友達が愚痴を言ってきたとき。

「大変だね」と寄り添う気持ちと、 「でも、 私は今、 自分のことで手一杯だから、 長くは聞けないかも」と、 自分の限界を伝える気持ち。

どちらも、 間違っていません。

「他人を好きになる」ことは、 「相手のすべてを受け入れる」ことではなく、

「相手の人間らしさを、 尊重する」ことです。

そして、 同時に「自分の人間らしさも、 尊重する」ことです。

このバランスを、 完璧に取ろうとしなくていい。

今日は少し共感しすぎて疲れたら、 明日 は少し距離を置いて自分を休める。

それで、 十分です。

第3章へ続く

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