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【山歩エッセイ】鳥海山回顧録【フィクション混じり】


1998.9.4~9.6 秋田旅行

大学同期の友人とともに。


※ 9/4 寒風山より大潟村を見わたす。見事な大平原(?)。
 彼が言うには、「カップル御用達」とのことである。

 寒風山に行く前、空港から秋田市内へ。
 私の用意したトレッキングシューズを見て、彼は「それはダメ。山を舐めすぎ。ちゃんとしたものを買おう」と言い、秋田市内で私にちゃんとした靴を見繕ってくれた。4万円くらいしたかな?……その場で購入した。

 そのとき購入した登山靴はあしかけ7年間履いて、買い換えた。
 買い換えた店の従業員はこう言っていた。
「ここまで使ってくれたなら、この靴も本望でしょう」と。


 ちなみに彼は登山ガチ勢。嫁もガチ勢だ。

 そうそう、思い出した。
 彼の嫁は、私が本当に男なのかどうか、空港まで確認に来た。
 私が登山用の靴を買った後、安心して帰宅した。

 翌日、鳥海山に登る約束をしていた。
 彼は秋田人なので、秋田側のガイドのURLを貼る。

9.5 鳥海山(2,236m)

07:10 鉾立 (人多い)
08:30 御浜 晴れている。陽光が眩しい。
09:30 千蛇谷
 彼が吹いているのか、こう言った。
「ここは冬なら積雪50mだ」とのこと。
 本当か?しかし、今でも雪が残っている。汚いが。
10:20 大物忌神社
 雲が出てきやがった。
 眺めは期待できなくなった。

10:35 新山(鳥海山山頂)

 眺めまったくない。頂上は狭い。3~4畳くらいか。
 人がたくさん居る。
 岩がゴロゴロと積み重なっている。
11:05 大物忌神社で昼食(~11:40)
 新山から下りる途中で、万年雪を見た。薄汚れていた。
12:25 七五三掛(しめがけ)
12:55 御浜
14:04 鉾立

下山後、象潟で入浴して汗を洗い流した。
彼は10分程度で風呂から上がった。
私は空気を読まず、30分ほど長風呂してしまった。
彼には悪いことをした……。
20分も待たせた……。

9/6 田沢湖と稲庭うどん(宮中御用達)

田沢湖については、何も記していない。
「へぇ~」で終わったのだろう。

稲庭うどんについても、何も記していない。
「ふ~ん、美味しいな」で済んだのだろう。
いわゆる日本三大なんちゃらである。

こういうものは、だいたい、文句なしの第一位、一応の由緒のある第二位(稲庭うどんは『宮中御用達』だからこれ)と、そして、地元民すら疑うか呆れる第三位(ほとんどの場合、役所と地元の観光業界がそう主張しており、根拠は『有名人が(リップサービスで)そう言った』程度のものしかない)である。
何処とは敢えて言うまい。

個人的には「牽強付会」という言葉の、生々しい実例だと思う。

続編

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