双極性障害の高校生。朝起きられない毎日…ビプレッソの服用時間を見直した結果#38
こんにちは。
ADHDの夫と、ADHDと双極性障害を併発した息子を支えて25年。
2児の母(๑˃̵ᴗ˂̵)
はれこ と申します。
今日も笑顔でいられるよう、noteを書きます
息子は双極性の治療薬として、毎日寝る前にビプレッソを服用しています。
服用を始めたのは1年以上前ですが、本人の口から繰り返し出るようになった言葉があります。
「とにかく眠い」
この薬は眠くなる副作用があります。
それに、もともと朝は得意ではありません。
ADHDの特性、思春期の影響、そして双極性の波。
4月から大きなうつの波がきてたので
ビプレッソを50mg→100mgへ増量しております。
そろそろ、うつ期も抜けた雰囲気なので
次回の受診では減量が叶いそうではあります。
うつによる睡眠コントロール不良あるけど、薬の副作用による「眠気の訴え」が気になります。
薬の副作用は寝る時間を早めるか、そもそも服用時間を早めるで対処できないものでしょうか。
主治医に電話で相談してみることにしました。
すると返ってきたのは、「食事から2時間空いていれば、服薬時間は少し早めても問題ありませんよ」という言葉でした。
そこから私は、息子の夜の流れをもう一度見直すことにしました。
夕食は19時頃。
ただ、その後が問題でした。
食事から2時間あけるとの事でしたが、
寝るまでの間、ちょこちょことした間食が続いていたのです。
✳︎ではなぜ、ビプレッソの服用時間を早めたら朝の副作用が減ると思ったのか?
ビプレッソの体内濃度
服薬開始して平均6時間で体内濃度が最大になる。個人差があり(4〜12時間の人もいる)
つまり、服用開始して6時間経過した時が、体の中で薬が1番濃い時間という事になります。
つまり、副作用も1番感じやすいはず!
ならば寝る前23時に飲ませなくても、影響のない範囲で早めに飲ませれたら、朝方スッキリ起きれるのではないか!?という仮説です。
✳︎では、なぜビプレッソは食事から2時間あけないと、いけないのか??
ビプレッソは高脂肪食も低脂肪食でも、
食直後と食後2時間(空腹時)では体内における薬の濃度は2倍差がある。
食事と服薬の時間が近いと、
薬は体の中での濃度が濃くなるというのです。
正しい薬の効果が期待できないだけではなく
副作用も強まるということですね!!
外国のデータでは
高脂肪でのみ、1.2〜1.5倍の体内濃度の差があり
300kcal以下の間食は薬の吸収には影響はなし
これは、日本人データではありませんが
食事の内容によっても、薬の吸収に差が出るという考え方もあるのですね。
「もしかして、これが関係してるのかもしれない!」
そこから小さな調整を始めました。
高脂肪の食事は息子は大好きです(笑)
ですが、それを食べる時間は夕食までにして貰いました。
服薬は夕食から2時間以上あけて22時頃に
間食は脂質の多いものを控える
ポテトチップスやソーセージは避け、バナナや低脂肪ヨーグルトなどに置き換える
睡眠は23時を目標に
間食自体を辞めれれば良かったのですが、息子はそれは嫌だった様で、せめて低脂肪食で300kcal以下にする様相談しました。
たったこれだけですが、生活の中では意外と大きな変化でした。
早速実行してみました!
実はこれを思い立ったのは6月中旬の時です。
そして現在も実行中。
始める前までは朝、声かけても体が動かない息子です。
◎開始から1週間
1日目(火)声かけから1時間で起床。8:00
2日目(水)この日は起きれないと10:00起床
3日目(木)声かけから30分で起床。7:30起床
4日目(金)声かけからすぐ起きる7:15起床
5日目(土)予定もあり声かけ後すぐ起床6:45
6日目(日)10:00まで寝ると決めてた日
7日目(月)声かけから40分で起床。7:45
息子いわく
服薬の時間をずらした最初の1週間は安定しなかったけど、徐々に体がどうしても動かない状況は減ってきたと話をしてました。
◎開始から2週間
声かけても2〜3時間も起きれなかった日は無くなり、30〜60分くらいで起きれる様になってきました。
◎開始から3週間
声かけから平均15〜30分前後で体を起こせる様になってきました。
(この頃にはうつ症状は減ってました。)
もちろん、これがすべて薬の時間調整の効果なのか、それとも生活リズム全体が整ってきた結果なのかは分かりません。
今、私は息子の生活を記録するためにソーシャルリズムメトリックをつけています。⇩過去note
双極性のケアでは、日々のリズムをできるだけ一定に保つことが大切だと言われています。
起床時間、食事時間、服薬時間、睡眠時間。
それらをなるべく一定にする様、心がけてます。
少しずつ整っていくことで、気分の波もより穏やかに見える瞬間があります。
習慣を整えると、確かに「何かが少しずつ変わっている」と思います。
今は、朝が起きられない息子の体調の答えをすぐ出そうとは思っていません。
「これが正解だ」と決めつけることもありません。
ただ、崩さないこと。
無理に変えすぎないこと。
そして、観察を続けること。
その積み重ねの中に、息子にとってのちょうどいいリズムが見つかるのではないかと感じています。
この小さな調整が、未来にどうつながっていくのかはまだ分かりません。
それでも今は、「少し楽になったかもしれない」という感覚を大切にしながら、静かに見守っていこうと思います。
そして、息子にとってのちょうど良いリズムに近づけたら、服薬・睡眠の管理を少しずつ息子に委ねていこうと思います。
それは今後来るかもしれない自立に向けて。
本人は一人暮らしをしてみたいと言ってるのですから。少しずつ心の準備を進めていかないとです。
以下は夏休みになって3日間だけ一人暮らしをさせた記事です。どうなったでしょうか⇩
また何か変化があればnoteに書いて報告させて下さい。宜しくお願いします。
