【HUNTER×HUNTER】パームの見た目が変わった理由と、いまどこにいるのか

パーム=シベリアで検索すると、「怖い」「変わった」「蟻」「その後」あたりが並びます。途中から絵柄ごと別人のようになるので、あれは何が起きたのかを確かめたくなる人が多いんだと思います。わたしも初読のときは、正直よく分からないまま話が進んでいきました。

この記事では、作中で描かれたことを出てきた順に並べます。解釈は最後にまとめて、事実と分けて書きます。

この記事でわかること

  • パームの見た目が途中で変わった理由として、作中で何が描かれているか

  • 初登場から現在までの流れ(編ごと)

  • 作中で確定していること/読者の推測にとどまっていること

  • 「そのあと死んだのでは」と思われがちな理由


結論:敵側に捕らえられて改造されたから。そして今も生きています

⚠ ここから、キメラアント編の中盤以降と、その先の王位継承戦の展開に触れます。未読の方はご注意ください。

パームの姿が変わったのは、キメラアント側に捕らえられ、体を作り替えられたからとして描かれています。自分から変身したわけでも、能力を進化させたわけでもありません。

そして重要なのは、そこで退場しなかったことです。改造された状態でゴンたちの前に現れ、再会をきっかけに自我を取り戻します。以降は味方の側で動き、宮殿での戦いの終盤では、王に使われた爆弾がどういうものだったのかを語る役を担います。

さらにその後の王位継承戦でも登場していて、**2026-08時点の最新巻の時点で生存しています。**順に追います。


パームが作中でどう描かれてきたか

キメラアント編の前半 — ノヴの弟子として合流する

パームの初登場は、キメラアントに対抗するチームを集める流れの中です。ノヴの弟子として紹介され、戦闘要員ではなく偵察・監視を担う念能力者として描かれます。

能力は、対象を離れた場所から見張るタイプのものです。相手に一度触れておくと、その後の行動を水面越しに追える——という形で説明されます。接近戦で押し切るタイプではなく、情報を取るための能力という位置づけです。

この編のパームは、感情の振れ幅が大きい人物として描かれます。落ち着いた口調から急に態度が変わる場面が何度もあって、周囲もその扱いに戸惑っている。ゴンに対して好意を向ける場面があり、二人のあいだで「約束」が交わされるのもこの時期です。この約束は、あとの再会の場面で効いてきます。

東ゴルトー潜入 — 単独で敵地の内側を見に行く

チームが東ゴルトーへ入ったあと、パームは単独行動で王宮の周辺を探る役を引き受けます。戦えないぶん、見て情報を持ち帰る仕事です。

ここが分かれ目でした。**パームは敵側に見つかり、捕らえられます。**そして、王直属の護衛のひとりの手で体を作り替えられ、キメラアント側の兵として使われる状態になります。

この時点で読者にも「パームはもう戻らないのでは」と思わせる描かれ方をします。実際、味方側もパームの消息を掴めていません。

宮殿突入のころ — 別人の姿で現れる

そして、あの姿で再登場します。目つきも髪も口調も変わっていて、同じ人物だと一目では分からない絵として描かれます。

ただ、ここで作中は「完全に別人になった」とは描きません。**ゴンと再会したとき、パームは自分が誰だったかを思い出します。**改造で上書きされたはずのものが、再会をきっかけに戻ってくる。ここは、この編の中でもかなり印象に残る場面だと思います。

**戻ったあとのパームは、味方として動きます。**しかも、改造の影響で以前より広い範囲を見張れるようになっていて、宮殿内の状況を掴む役として機能します。皮肉な話で、敵に体を変えられたことが、そのまま能力の強化になってしまっているわけです。

宮殿での戦いの終盤(30巻) — 爆弾について語る

宮殿での戦いが終わりに向かう局面で、**パームが「王に使った爆弾の正体」を語る場面があります。

戦闘そのものではなく、**何が起きたのかを説明する側に回る。**偵察役として始まった人物が、最後に情報を持ってくる位置で締めくくられるのは、役割としては一貫しています。

王位継承戦 — 現在地

キメラアント編が終わったあと、物語は暗黒大陸を目指す船の上へ移ります。ここでもパームは登場していて、クラピカの側について動く人物として描かれます。

やっていることは、初登場のころとそう変わりません。**戦うのではなく、内側に入り込んで見てくる。**継承戦は王子ごとに陣営が分かれる構造なので、他の陣営の内側を見られる人材は貴重で、パームの能力はそのまま使えます。

2026-08時点の最新巻までの範囲で、パームが退場したという描写はありません。


確定していること/していないこと

作中で描かれているのは、このあたりです。

  • ノヴの弟子で、対キメラアントのチームに加わっていたこと

  • 対象を離れた場所から監視するタイプの念能力者であること

  • 敵側に捕らえられ、体を作り替えられたこと

  • ゴンとの再会をきっかけに自我を取り戻し、味方として動いたこと

  • 改造後、探知できる範囲が広がったこと

  • 王に使われた爆弾について語る場面があること(30巻)

  • 王位継承戦でも登場していること

一方、作中で断定されておらず、読者の推測にとどまっているのはこのあたりです。

  • 改造の影響が、いま体のどこまで残っているのか

  • 自我が戻った理由が、ゴンとの約束そのものにあったのかどうか

  • 継承戦での最終的な立ち回りがどうなるのか

  • 戦闘能力がどのくらいなのか(作中に序列の明示がない)

まとめ記事だと、このあたりが断定形で書かれていることがよくあります。分けて読むと、パームについて確定していることは意外と少ないと分かります。


読み方が分かれるところ

⚠ ここから、再会の場面の受け取り方にも踏み込みます。

「戻った」のか「変わったまま」なのか

自我を取り戻したあとのパームを、元に戻ったと読むか、変わった部分を抱えたまま続いていると読むかで、その後の印象がかなり変わります。

見た目は戻っていません。能力も改造前の状態には戻っていない。それでも本人の意思は本人のものとして描かれる。わたしは、**戻ったというより「変えられた体のまま、自分で立て直した」**という読み方をしています。そう読むと、継承戦で淡々と潜入をこなしている姿にも筋が通ります。

ゴンとの約束をどう見るか

再会の場面を「恋愛の話」として読むこともできるし、「自分を人として扱った相手がいたという記憶の話」として読むこともできます。作中はどちらとも断定していません。

ただ、パームがそれ以前から周囲との距離感で不安定だったことを踏まえると、約束の内容よりも「約束が残っていたこと」のほうが効いている——というのが、わたしの読み方です。ここは人によって違って当然だと思います。

「退場した」と思われがちな理由

捕まって改造された時点で、物語の作りとしては退場のパターンに見えます。実際そこで読むのをやめると、そう覚えたまま終わってしまう。

作中では退場していません。ただし、捕らわれた場面の描かれ方が重いのは確かで、そう受け取った人が多いのも分かります。

まだ次に何を読むか決めていないなら、スワイプで漫画を探せるサイトに表紙とあらすじを流してあります。読み終わったあとの「次どうしよう」が毎回しんどくて、自分用に作ったものです。

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よくある質問

Q. パームは死んでいませんか?
A. 死んでいません。捕らえられて姿が変わったあとも登場を続け、王位継承戦にも出てきます(2026-08時点の最新巻までの範囲)。

Q. なぜ見た目が変わったのですか?
A. キメラアント側に捕らえられ、体を作り替えられたためです。自分の意思で変身したわけではありません。

Q. パームの念能力は何ですか?
A. 対象を離れた場所から監視するタイプの能力として描かれます。一度接触した相手の行動を、水面越しに追える形です。

Q. 改造されたあと、能力は弱くなったのですか?
A. 逆で、探知できる範囲が広がった描写があります。作中では、それが宮殿内の情報を掴むのに使われます。

Q. いま何をしているのですか?
A. 暗黒大陸を目指す船の上で、クラピカの側について動いています。役割は初登場のころと同じく、戦闘ではなく内側を見ることです。


まとめ

  • パームの見た目が変わったのは、敵に捕らえられて体を作り替えられたから

  • ゴンとの再会をきっかけに自我を取り戻し、そのまま味方として動く

  • 改造の結果として監視できる範囲が広がり、宮殿内での情報役になる

  • 王位継承戦にも登場していて、2026-08時点の最新巻の時点で退場していない

パームで面白いのは、最初から最後まで「見る人」であり続けているところだと思っています。戦う力を得たわけではなく、体を変えられてもなお、やっていることは偵察のままです。読み返すと、初登場の時点でその役割がもう決まっていたことが分かります。

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