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【プレビュー】第1節 RB大宮アルディージャ VS アルビレックス新潟 26/27


新潟の百年構想リーグ最終戦のやり方 (VS 北海道コンサドーレ札幌)


百年構想からは監督交代なく26/27を迎える新潟のため、どんなサッカーをしていたのか予習する意味で、百年構想最終戦の対札幌戦を軽く見てみた★




新潟スタメン

スタメンと陣形はこんな感じで4-2-3-1
2023年からJ1を舞台にしていた新潟とは随分と試合をしてなかったので、詳しく知ってる選手が少ない…(*別カテゴリーの試合はほぼ見ないのです)。

そんな中でも左SHのシマブクは、昨年藤枝MYFCのサイドでキレキレのドリブル突破を見せていた好プレイヤー。関口とバチバチにやり合っていたのが記憶に新しい。

2列目はそのシマブクに加えて笠井と奥村が入り、CFには若月が入る。後述するけど、新潟の縦に速い攻撃において、この4人が動き回ってスペースを作って、そのスペースに別の選手が入り込んでいく連動した動きをいっぱい見せていた。
特にトップに入った若月の躍動が目立っていた。170 cmと小柄なCFで、裏抜けやアジリティ能力が非常に高く、開いたスペースを見つけ出す眼力と、自らが動いてスペースを作り出す動きが秀逸だった。また相手に完全マークされてる中でも、強引に縦突破する力強さも持ち合わせていて、前線の中心として輝いていた。

DF陣で目立っていたのが182 cmのCB藤原優大。この試合ではマッチアップする札幌のFW大森潰しの任を与えられ、大森に入るロングボールや縦パスをことごとく叩き落として、大森に全く仕事をさせていなかった。試合後にこの試合のMVPに選ばれていたのも、さもありなんといった活躍だったんだけど、百年構想では6試合しか出場していなかったみたい。

GKには怪我だった守護神のバウマンではなく、190 cmの19歳・内山が抜擢されていた。


ビルドアップ時は大きな可変は行わず、4-2-3-1のまま攻めていた感じだが、後ろからの繋ぎにはこだわっておらず、縦に速い攻撃が主軸。
その軸の一つがGKを交えた後ろでのボール回しで相手を引きつけておいてからの、ロングボールひっくり返し作戦。試合序盤はこれが主で、中盤をすっ飛ばして前進していた。そのロングボールの受け手となるのが若月を中心とした前線の4人。特に若月はポジショニングがいいのか、動き出しが速いからなのか、相手DFと競る事なく、空いたスペースでやすやすとロングボールを収めていた。
あとは左サイドの奥にロングボールを蹴り出して、そのスペースをシマブクで一気に裏抜け狙いさせるって狙いも多かった。


守ってはハイプレス&ミドルプレスからの、奪ってショートカウンターが大きな狙い。
いざ奪ってからの、全員のポジトラ移行の速さには目を見張る物があり、何度も札幌守備陣をおびやかしていた。カウンターの際の細かいパスでの前進の際は、縦パスを徹底。更に縦パスを出した選手は、パスの受け手をどんどん追い抜いていく動きを見せており、それがチーム全体で遂行されており、カウンター時の迫力は中々の物だった。




新潟の百年構想リーグ最終戦の試合展開 (VS 北海道コンサドーレ札幌)


4-2-3-1の新潟と、3-4-2-1の札幌との7-8位決定戦だったが、内容的には新潟が上回っていた試合に。

札幌は後ろからのパスの繋ぎを得意とするチームだけど、試合序盤はそんな札幌に対して新潟がハイプレスで襲いかかる。前線4人が3CB+GKに襲いかかるように、4-2-4みたいな形で全力プレッシングをお見舞いする。
新潟のハイプレスに完全に押されてしまい、札幌はいつものようにパス回しからの前進ができなくなる。2分、3分と、連続してショートパスを新潟にインターセプトされ、カウンターからのピンチを迎えてしまっていた。

札幌も負けじと新潟のDFラインにハイプレスをかけるが、新潟はそのプレスをいなすようにロングボールで中盤をすっ飛ばして前線の若月らへ届けてチャンスを構築。この際の若月の、落ちてきたり裏抜けたりしてロングボールを収める動きは流石だった。

目まぐるしかった試合序盤だったが、15分ぐらいから新潟がハイプレスをゆるめ、徐々に札幌がボールを持ち、4-4-2ブロックで新潟が守備をする時間が長くなっていく。
ボールを回してFW大森にボールを届けたい札幌だったが、今日は新潟のCB藤原優大が大森を完全にシャットアウト。ロングボールは高さで撃ち落とし、縦パスも封鎖。札幌は大森に中々ボールが入らず、結果チームとしてシュートまで持っていくことが全くできてなかった。
*前半の札幌のチャンスは、新潟のGK内山のパスミスからのショートカウンターくらいだった

シュートまで持っていけない札幌を尻目に、新潟は17、34、36、39分など、ショートカウンターやロングボールから惜しいシュートまで持っていくも、得点を奪えず、0-0で前半終了。

シュート数「新潟:7 VS 札幌:0」と、札幌を完全にシャットアウトした新潟であった。またボール奪取も42.5 mと非常に高く、プレスで高い位置で奪ってからのショートカウンターが有効に機能していた事がわかる。



後半(前半途中から)、プレスがロングボールですかされるとわかった札幌もハイプレスを抑えるようになり、札幌がボールを握る展開が続く。が、新潟の守備を崩すことができず、遠い位置からのシュートを撃つのがやっとで、中々にフラストレーションが溜まる展開。

一方の新潟は前半から引き続き、強力なカウンターを中心に、若月の強引な突破や、途中出場の船木のスーパーフィードなどからチャンスを多く構築。
特にATの自陣で奪ってからの数的優位下でのカウンターは本当に惜しかった。この時の前線の選手の動き出しによるスペース構築と、そこに別の選手が走り込んでいく様は迫力があった。

が、押し気味の新潟にゴールは最後まで生まれず、0-0のまま延長突入。
延長戦でもスコアは動かず、最後はPKで新潟が勝利した。

最終的なシュート数は「新潟:17 VS 札幌:7」
札幌は延長戦に何本か撃てていた印象。新潟の枠内シュートは12本であったが、ゴール期待値は「新潟:1.04 VS 札幌:0.41」と、意外と伸びなかったなぁといった感想。
それでも試合を通しては、新潟が終始試合の主導権を握っていたような展開であった。


新潟注目選手

GK バウマン

百年構想リーグにおいて、各所からJ2 No.1 GKの評価を得ていたプレイヤー。何よりシュートストップの反応が凄まじいとの評価で、新潟の順位を彼一人で何個も上げたなどと言われていた。
個人的にはEAST-B以外の試合をほぼ見ていなかったので、生で初めてプレーを見るのが楽しみな選手。

MF 古長谷千博

昨年ロアッソ熊本で躍動していた攻撃型MF。
大木監督のあの特殊なパス&機動力サッカーにおいて、トップ下やWGを任され、アジリティの高さとパス精度で熊本の攻撃の中心となっていた (モンテディオ山形戦ではボランチもやってたなぁ)。
百年構想で新潟に加入も、開幕前に全治5ヶ月の大怪我を負ってしまい、リーグでの出場はゼロに。再起を図る26/27での躍動が期待されるプレイヤー。開幕戦に間に合ってほしいなぁ。

FW 若月大和

スイス1部のFCシオン移籍経験もある、札幌戦で躍動していたFW。
動き出しがうまく、裏に抜け出したり、空いたスペースに走り込んだりが得意なプレー。また、ボールを持てば強引に縦突破もしてくる。スペースを見つけるのがうまいためか、ロングボールをフリーで受けるのも非常に巧妙だった。
*現在は怪我との噂も…



大宮展望

昇格を本気で狙っていく26/27シーズンの大宮の開幕戦の相手は、久々の対戦となるアルビレックス新潟。

船越監督が続投の中、百年構想の時とそこまで大きくやり方は変わらないだろうとは思うんだけど、今オフに取り組んでることとか、プレシーズンマッチの結果とかは追ってないので、どんなサッカーをやって来るかは未知数。


ちなみに近オフの新潟のIN/OUTはこんな感じ。

IN
FW イウリ・カスティーリョ (コリチーバFC)
MF 前田 椋介 (愛媛FC)
GK 松浦 大翔 (新潟ユース)

OUT
MF 島村 拓弥 (柏レイソルへレンタルバック後、横浜FCへ)
GK 田代 琉我 (栃木SC)
MF 秋山 裕紀 (SVダルムシュタット98 *独2部)

出入りはそこまで大きくなかったけど、昔、水戸ホーリーホックにいた前田や、レノファ山口にいたイウリなど、実績のある選手を獲得。一方で、主力だった秋山が海外移籍を果たしている。
イウリは加入したばかりなので開幕戦での出場は不透明だけど、前田はスタメンに入ってくるんじゃあないかな?

また、山形とのプレシーズンマッチのスタメンは下記。4-2-3-1だったのかな?

GKバウマン
DF加藤徹也 DF藤原奏哉 DF藤原優大 DF船木翔
MF笠井佳祐 MF大西悠介 MFシマブクカズヨシ MF奥村仁 MF前田椋介
FW桑山侃士


浦和戦では新布陣の4-1-2-3で挑み、同点だった大宮。途中交代した選手(カルリ、尾崎、山本)の具合いは少し心配だけど、もし無事ならスタメンはそのまま同じメンバーで来るのかと思われ。
まだまだ暑い中、ハイプレスは抑えめに、ミドルプレスと後ろからの繋ぎという、浦和戦で見せたような戦い方で新潟を迎え撃つはず。浦和戦では足を攣った選手も多かった中、暑さを考慮した試合運びと選手交代も重要になってきそう。
*勿論、浦和戦はブラフで、肝心のやり方を実は色々隠してたって展開があっても面白いけど…

とにかく26/27の開幕!快進撃を始めよう!

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