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闘病記2:新型コロナ陰性の罠と検査地獄

強くてニューゲーム(ハードモード)Quest.2

「難病発覚に至るまで──落ち着いた今、気づいたこと」

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「陰性でした」の安堵と違和感

翌日、病院から電話が入った。
「新型コロナウイルス検査は陰性でした」
用件だけの短い連絡に、少し肩の力が抜ける。だが安心したのも束の間──熱は下がらず、咳も止まらない。体の奥でじわじわと火がくすぶるような感覚が続いていた。
電話を切られそうになって、「え、ちょっと待ってください。じゃあ、この熱は!?」と食い下がり、再び予約を取った。さらに2日後に受診することになった。

二度目の検査、再び陰性

朝一番、病院が開く少し前に到着。まずはもう一度コロナ検査を受ける。前回のような駐車場の特設会場ではなく、今回は院内の診察室に通された。冷房が効いていて涼しい。椅子に腰を下ろすと、外の暑さと前回の過酷さがよみがえる。
検査結果は15分ほどで出た。やはり陰性。前回は1日も待たされたのに……と思うが、混雑状況や方法の違いだろうと自分に言い聞かせた。

白く染まる肺の影

しかし、そこからが長かった。診察に呼ばれたのは正午を回った頃。
診察室に現れたのは50代ほどの男性医師。少しふっくらした体型に、胸元の聴診器。柔らかな声で応じてくれ、長い待ち時間で荒んだ気持ちが少し和らいだ。

検査後に迎えてくれた担当医。穏やそうな先生でした。

だが、胸部レントゲンに映ったのは左肺の白い影だった。素人目にも異常とわかる。「肺炎なんだけど…」と先生は歯切れが悪い。
原因は不明。さらにCTを撮ることになり、また待たされることになった。

枯渇する体力

外来はもうすぐ終了時間。売店は閉まり、持参の水筒も空っぽ。空腹と高熱で体は限界に近づいていた。一人取り残された待合室でぼんやりと時間が過ぎていく。

ようやく見つけた自販機で水を買った。非常に冷たい。一口、二口…。あまりの冷たさに「うわっ」と声が漏れた。すると、全身がガクガクと震えだした。高熱に加え、空腹でもうエネルギーが切れていたのかもしれない。

近くにいた看護師さんに声をかけると、「少し休みますか」とベッドに案内された。横になって深呼吸、そして咳き込む。
体はボロボロだったが、「ここは病院だから、最悪どうにかなる」と思いながら目を閉じた。そのまましばらく動けなかった。

長い一日の果てに

すべてが終わったのは午後5時ごろ。担当医はすでに帰宅しており、CTの結果は後日へ持ち越しとなった。長い一日を過ごした末に、肝心な答えはまだ得られない。
病院を出て外の暑さにまた目眩がする。薬局に寄って処方箋を受け取り、ようやく帰路についた。

朝からの一日は、まるで長いクエストのようだった。
体力ゲージは真っ赤、満足度はゼロ。次に待ち受けるのは、予想外の展開と新たなステージだった。
(つづく)

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