見出し画像

今日を仕舞う #135

夜。

娘たちの寝かしつけが終わり、
二人の寝息に包まれている。

耳に残っている、
日中の二人の笑い声が聞こえてくる。

涙が、止めどなく溢れてきた。


私はどちらかというと多分、
未来のことを考えて不安になることが多い。

自分にとって
大切な存在ができてからは尚更。

毎日が、
儚くてキラキラと輝いていて、
本当に大切で。

だから、時々物凄く怖くなる。

この当たり前な幸せが、
約束されていない未来が。


二人の寝息に挟まれて、
寝室の天井の小さな灯りを見上げながら、
気づけばひとしきり泣いていた。

胸の中は、
いくらかすっきりとしたかもしれない。

未来は、約束されていない。

でも、
過去になった今日は、
絶対に消えることはない。


だから毎晩この胸の中に、
「今日」を大切にしまい続けていこう。

一つ、ひとつ。


◯関連記事

いいなと思ったら応援しよう!