見出し画像

『1年のいたわりごはん日記』から、かぼちゃ入りアイスタルト─ハロウィン前日でも間に合う、季節を楽しむおやつ


こんにちは。レシピのしおりです。 ▶自己紹介はこちら

10月もあと少しでおしまいですね。

いつも慌ただしくて、あっという間に季節が過ぎ去ってしまう…。そんな毎日でも、ふと季節を感じる瞬間がほしいという方におすすめしたいエッセイ漫画『1年のいたわりごはん日記』(Amazon)をご紹介します。

『1年のいたわりごはん日記』って、どんな本?

📘 書籍情報

書名:1年のいたわりごはん日記
著者:中山 有香里(レシピ制作:ほりえさちこ)
出版社:ワン・パブリッシング(発売日:2024年9月26日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4651203096
くわしく見る(Amazon)


著者は「天国での暮らしはどうですか」「泣きたい夜の甘味処」などのコミックが大人気のイラストレーター・中山有香里さん。

少し悲しいけれど心温まるストーリーと、やわらかいタッチのイラストが人気で、「泣きたい夜の甘味処」では第9回「料理レシピ本大賞」のコミック賞を受賞されました。

そんな中山さん、専業のイラストレーターではなく、なんと現役の看護師さんとしても活躍されています。

SNSで中山さんの漫画や新刊報告を見るたびに、看護師として働きながら、次々と作品を生み出しつづける姿に、尊敬の気持ちを覚えます。

本書は、そんな多忙な中山さんが「忙しい毎日、がんばれなくても、季節を意識したごはんを楽しみたい」と、四季のうつろいを感じられる料理を作っていく様子を描いたエッセイ本です。

掲載されているレシピは、料理家のほりえさちこさんが制作を担当しており、中山さんレベルに忙しい方でも作れるよう「手間を省いた」ものばかり。

電子レンジやポリ袋、市販品を活用して、短時間でラクに作れるよう工夫されています。

読んでいると「これなら作れるかも!」という気持ちがじわじわと湧いてきますよ。


きょうの「レシピのしおり」

今回は「ハロウィン」に関するページにしおりをはさみました。

本書では、中山さんが前日にハロウィンの存在を思い出すところからエピソードが始まります。

クリスマスやバレンタインと違って、ハロウィンは日本に浸透してから日が浅いから、どうしても忘れがちになるよね…と思わず共感しました。

一度はハロウィンぽいことをしてみたい!と発起した中山さんは、家にあったかぼちゃを使って「かぼちゃ入りアイスタルト」を作りはじめるのです。

メイン材料はビスケットとかぼちゃ、そしてバニラアイスクリームです。

今回はタンブラーの底で叩いて砕きました

まずはビスケットを袋に入れて、麺棒などで砕きます。

空き瓶にラップを巻いたものを押し付けて、形を作りました

ビスケットと溶かしバターを混ぜたら、ラップを敷いたココットに入れ、上からぎゅっと押し付けて、タルトカップ風の入れ物を作ります。

ここでしっかり押し固めておくと、盛り付けの時に安定して形をキープできますよ。

カップの形が整ったら、冷蔵庫に入れておきましょう。

続いて、切ったかぼちゃをレンジで加熱してマッシュ。砂糖などを加えて、甘いかぼちゃのペーストを作ります。こちらも冷蔵庫で冷やしておきます。

数時間後、冷蔵庫から出したカップをココット型から外し、かぼちゃペーストとバニラアイスを乗せたら完成です!

仕上げに、少しだけシナモンパウダーを振ってアレンジしました。

それでは、さっそくいただきます。

かぼちゃのやさしい甘さにコクのあるバニラアイスが溶け合い、クリーミーな甘みを堪能できます。そこにサクサクのタルト生地が食感のアクセントを加えてくれます。

スプーンですくって一度に食べると、異なる味や食感が混ざり合い、とても賑やかな印象に。まるで思い思いの仮装をして楽しむハロウィンのパレードのよう!

かぼちゃの風味だけでなく、食感や味わいの組み合わせでもハロウィンを感じられるスイーツでした。

冷やし固める時間は必要ですが、実際に手を動かしていた時間は15分ほど。これなら、忙しくても少しのすきま時間でかわいいハロウィンおやつが作れますね。


簡単に手作りを楽しめるおやつレシピ、過去にバナナのカラメリゼをご紹介していました。バナナを冷凍庫で冷やしてからカラメルがけすることで、パリパリ食感を楽しめます。


中山さんの漫画で、わたしが特に好きなところが「随所に散りばめられた小さなユーモア」なのですが、本書にもその要素がたっぷり。

中山さんの自画像(ワニさん)

一番のお気に入りは、調理中のコマ。中山さんの自画像はワニさんなのですが、調理中に作業している手は人間の形をしていて、けれども色はワニさんの薄緑色のまま。このシュールな表現がおかしくて大好きです。

そんな笑いどころも、しんみりするシーンも、でき上がった料理のおいしそうなイラストも満載の一冊。

中山有香里さんの漫画が好きな方はもちろん、忙しくても季節を感じるごはんを楽しみたいという方にもおすすめしたい一冊です。


📘 書籍情報のおさらい

書名:1年のいたわりごはん日記
著者:中山 有香里(レシピ制作:ほりえさちこ)
出版社:ワン・パブリッシング(発売日:2024年9月26日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4651203096
くわしく見る(Amazon)


📚 『レシピのしおり』これまでの記事一覧はこちら
👉 https://note.com/recipe_shiori

📘 掲載中のレシピ本一覧はこちら
👉 https://note.com/recipe_shiori/n/n67d1d69ad46c

💼 お仕事のご依頼について
このnoteでは、料理系のライターが趣味で楽しみながら、気になるレシピ本を紹介しています。
もし内容を気に入ってくださった編集・制作関係の方がいらっしゃいましたら、
下記のページに活動概要と連絡先をまとめていますのでご一読ください。
➡︎ 「仕事依頼について」を読む

いいなと思ったら応援しよう!

レシピのしおり よろしければ応援お願いします!いただいたチップはレシピ本の購入に使わせていただきます📚️