見出し画像

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』から、いかとセロリのサラダ―大さじひとつで味付ける、白いサラダ

こんにちは。レシピのしおりです。 ▶自己紹介はこちら

今日はまず、お知らせとお礼から。

先日投稿した栗原心平さんのお弁当本の記事が、note公式の「今日の注目記事」コーナーに掲載されました。

驚くほど多くの方に記事を読んでいただき、スキやフォローの通知もたくさん届きまして、投稿してよかったなぁ…と感動しています。ありがとうございます!


さて、今回は「自分」のためだけに作った、ある日のサラダのことをお話ししたいと思います。

平日はいつも昼間はわたしと家族のふたりが家にいるのですが、その日はたまたまわたしだけが在宅していました。

人の気配がないリビングを見渡して、ふと「今日は自分だけのために料理しよう」と思ったんですよね。

そこで手に取ったのは、『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』(Amazon)という本でした。

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』って、どんな本?


📘 書籍情報

書名:ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる
著者:小竹 貴子
出版社:日経BP(発売日:2020年5月28日)
ページ数:192ページ
ISBN:978-4822288679
くわしく見る(Amazon)


著者はレシピ投稿・検索サイトとして有名な「クックパッド」の初代編集長で料理愛好家の小竹貴子さん。子どもの頃から料理が好きで…のような筋金入りの経歴を勝手に想像していたのですが、実は20代なかばまではほとんど料理をしてこなかったそう。

クックパッドで日々投稿される家庭料理のレシピにふれ、あちこち食べ歩きもして、一流シェフの味や技術に接してきた小竹さん。

さらに、自分でも台所に立ち続けてきたことで、料理への理解が深まり、考え方が少しずつ整理されていったといいます。

本書には、これまでに小竹さんの中に蓄積された“料理のコツ”が、毎日のごはん作りにすっと役立つかたちでまとめられています。

サラダから和食、揚げ物まで幅広く紹介されていて、どのジャンルでも共通するのが「大さじ1ずつで味がきまる」というシンプルな調味の考え方。

特別な道具や食材を使わなくても、調味料の比率を大さじで暗記すれば、外食レベルの味が再現できる──そんな心強さのあるレシピ集です。


本書で紹介されている料理は、基本的に順を追って文章で説明されています。
最近このnoteでもご紹介した、ウー・ウェンさんの『最小限の材料でおいしく作る9のこつ』(Amazon)と似たスタイルです。

文章で語られるレシピは、一般的なフォーマットのレシピに加えて、想像力を働かせながら作れるところがあって好きなんですよね。

文字を追っていると、脳内にキッチンの様子を思い浮かべることができ、一度イメージトレーニングをしてから実際の作業に取りかかれるような、そんな良さがあります。

巻末には、一般的なレシピのフォーマットに則って書かれているページもありますので、クイックに材料と手順を確認したい、という時は巻末を参照するとよいでしょう。


きょうの「レシピのしおり」

さて、自分ひとりの日になぜこのレシピ本を手に取ったのか、ですが。

本書の冒頭には小竹さんの考える料理を楽しむためのポイントがいくつか書かれているのですが、そのうちのひとつに「家族のために料理をしない」という項目があるんです。

まずは自分が食べたいものを一番に作る。いつも他人のために料理を作ることは、時に苦しく、「やらなきゃいけない」という呪縛になってしまうためです。

この本を買った数年前にはあまり意識したことがなかったポイントなんですが、この言葉がわたしの心に残っていて、このタイミングで本を手に取るきっかけとなりました。

いかのお刺身はカット済の「いかそうめん」を使いました

本書の第一章「サラダをマスターすれば、料理が得意になる第1歩」から、いかとセロリのサラダを作りました。

材料はお刺身のいかとセロリ、あとはレモン。これだけです。

まずはセロリを切ります。茎は細切りにして、葉は細かく刻んでおきましょう。

この本では、サラダのドレッシングも「オイルと酢を1:1、そこに少しの塩分を加えるだけ」というシンプルな比率で紹介されています。

いかとセロリのサラダはオリーブオイルとレモン、塩少々で味付けます。これを混ぜ合わせたら…

セロリの茎と葉、いかを混ぜるだけで完成です!

仕上げにレモンを少し飾りました

切って和えるだけなので、調理時間は5分ほど。あっという間にできるサラダです。

レモンのさわやかな香りと酸味が、いかによく合いますね。そこにセロリの少しクセがある風味が加わって、全体をオリーブオイルがまろやかにまとめてくれています。

シャキシャキしたセロリとねっとりしたいか、2つの食感の組み合わせも食べていて楽しい。

自分のためにいかのお刺身を買ってきて、ささっと調えたサラダは格別な味わいでした。

毎日「自分のために料理する」はなかなか実践できないですが、時々このポイントを思い出して、自分のために外食レベルのごはんを作りたいなあと思いました。


本書に書かれているサラダのコツのひとつに「野菜の色を同系色でそろえること」があります。そのほうが見た目のおしゃれさが増し、作る時も食べる時もテンションが上がる、と。

いつもキュウリとトマト、コーン…のように、さまざまな色合いの食材をサラダボウルに入れていた私は、今までの自分の料理とまるっきり正反対のことが書かれているこの項を読んで目からウロコがぼろぼろと落ちました。

今回のいかとセロリの白い組み合わせのほかにも、アボカドとキュウリ、紫キャベツとにんじんなどの同系色サラダのレシピが紹介されていて、写真を見ると本当におしゃれなんですよね。これはおもてなしにもぴったり…!

そんな「料理の気づき」がたくさん詰め込まれたこの本、料理初心者の方にも、自分の料理のスタイルが確立しているベテランの方にもおすすめできる一冊です。


📘 書籍情報のおさらい

書名:ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる
著者:小竹 貴子
出版社:日経BP(発売日:2020年5月28日)
ページ数:192ページ
ISBN:978-4822288679
くわしく見る(Amazon)


📚 『レシピのしおり』これまでの記事一覧はこちら
👉 https://note.com/recipe_shiori/all

📘 掲載中のレシピ本一覧はこちら
👉 https://note.com/recipe_shiori/n/n67d1d69ad46c

💼 お仕事のご依頼について
このnoteでは、料理系のライターが趣味で楽しみながら、気になるレシピ本を紹介しています。
もし内容を気に入ってくださった編集・制作関係の方がいらっしゃいましたら、
下記のページに活動概要と連絡先をまとめていますのでご一読ください。
➡︎ 「仕事依頼について」を読む

いいなと思ったら応援しよう!

レシピのしおり よろしければ応援お願いします!いただいたチップはレシピ本の購入に使わせていただきます📚️

この記事が参加している募集