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スパイス✕梅干し、意外な組み合わせがご飯に合う─『梅干しは万能調味料』鶏もも肉の梅クミン焼き

こんにちは。レシピのしおりです。 ▶自己紹介はこちら

先日の11月まとめ記事で少し触れましたが、実家からたくさんの食材が届きました。その中には母が今年漬けたという梅干しの瓶も。

大粒の梅がいくつも入っていて、ご飯のお供にするだけでは食べ切るのに長い時間がかかりそう。

そこでふと思い出したのが、ワタナベマキさんの『梅干しは万能調味料』(Amazon)という本です。

『梅干しは万能調味料』って、どんな本?

📘 書籍情報

書名:梅干しは万能調味料: ワタナベマキのさしすせそ「う」 1年中おいしい私の梅レシピ
著者:ワタナベマキ
出版社:主婦と生活社(発売日:2025年4月4日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4391164794
くわしく見る(Amazon)


わたしはワタナベマキさんの料理が好きで、いくつものレシピ本が家の本棚に並んています。本noteでも、バナナケーキ塩トマトを作ってご紹介していました。

いくつかの著書を読んで、梅干しを使ったレシピがよく登場するな、きっとマキさんは梅干しがお好きなんだろうな、と昔から思っていました。

ひじきと長ねぎの梅煮

特に『冷凍保存ですぐできる絶品おかず』という本に掲載されていた「ひじきと長ねぎの梅煮」は何度もくり返し作るほどお気に入りのレシピで、すっかり我が家の味として定着しています。

マキさんの梅干し料理を集めた本が出ないかな……と思っていたら、今年の春、本屋さんでワタナベマキさんの梅干しの本を発見。その場ですぐに買い求めました。

本書は、ワタナベマキさんの「基本の調味料である砂糖、塩、酢、醤油、味噌に続く『第六の調味料』として、梅干しを日々の料理に使ってほしい」という思いが込められた一冊です。

構成は、焼く、炒める、和えるなどの調理法別のレシピ、卵や乳製品など意外な食材と組み合わせて新しい梅干しのおいしさを追求したレシピと続き、ワタナベマキさんの梅仕事についても触れられている、充実した内容の一冊です。


きょうの「レシピのしおり」

母の梅干しを、どの料理でおいしく食べようか。本をぱらぱらめくっていたら、梅干しの新しいおいしさを追求する章の「鶏もも肉の梅クミン焼き」のページでふと手が止まりました。

クミンはオリエンタルな風味や味わいを料理に加えてくれるスパイスですが、これを梅干しと合わせると日本の食卓にもよく馴染む味わいになるそう。

ちょうど家にクミンパウダーと鶏もも肉があったので、こちらを作ってみることにしました。

なにがなにやら…な絵面ですが、重しを乗せて鶏皮をパリッと焼いているところです

フライパンにオリーブオイルを熱し、下ごしらえをした鶏もも肉を皮目から中火で焼いていきます。ヘラで押さえたり、重しを乗せると皮がパリッと焼けますよ。

レシピではクミンシードを炒めて香りを出してから鶏肉を焼きますが、今回はクミンパウダーを使うため、仕上げの段階で入れることにしました。

鶏肉を焼きながら、その他の材料の準備をすすめます。

梅干しは種を除いてあらく刻み、玉ねぎは薄切りにしました。

レシピではもも肉1枚ですが、家族分に足りないので2枚焼いています

鶏皮に焼き色がついたら返し、空いているスペースで玉ねぎを炒めます。火を弱めてじっくりと熱を通しましょう。

中火に戻して刻んだ梅干しと調味料を加え、ここでクミンパウダーも入れました。

あとは全体に味をからめながら、汁気が飛ぶまで加熱して完成です!

鶏肉をカットして皿に並べ、くたくたの玉ねぎと梅干しをソースのように肉の上に乗せて。好みでブラックペッパーも少しだけ振りました。

こんがり焼けた皮が見た目にもおいしそう。梅干しとクミンの混ざった香りが湯気とともにたちのぼります。

今までも鶏もも肉を梅干しで煮たことはありますが、そこにクミンが加わると、味にふくよかさが出ます。

単なるカレー風味のチキンということでもなく、さっぱりとした梅干し煮ともまた違う。

スパイスと梅干しの両方の良いところが、鶏肉にしっかりとした味わいをもたらしてくれていました。

パリッと焼いた香ばしい皮の風味も、ジューシーなもも肉の旨みも、玉ねぎの甘みも、全部が絶妙なバランスでした。ご飯に汁ごとかけて食べても、とてもおいしかったですよ。

本によると、クミン&梅干しの組み合わせはほかの肉や魚とも相性がよく、覚えておくと便利だそう。次は豚肉や魚との組み合わせも試してみたいです。


本書にはまだまだ作ってみたいものがたくさんあります。

クレソンと牛肉の梅和え、梅干しのフィッシュカレー、絹さやと新ごぼうの梅ナムル…味付けがなんとなく想像できるものから、全く見当のつかないものまで。

多彩な料理が紹介されているので、一つ一つどんな味わいになるかを想像しながらページをめくっています。

梅干しをここまで巧みに使った、梅干し愛の感じられるレシピ本というのはなかなかお目にかかれません。これからも、この本で梅干しをたくさん活用していきたいと思っています。

梅干しが好きな方はもちろん、おにぎりやお弁当にしか使っていないという方も、ぜひこちらの本で梅干しの新しい使い方を発見してみてください。母から届いた梅干しも、この本があればもっと楽しく消費できそうです。


📘 書籍情報のおさらい

書名:梅干しは万能調味料: ワタナベマキのさしすせそ「う」 1年中おいしい私の梅レシピ
著者:ワタナベマキ
出版社:主婦と生活社(発売日:2025年4月4日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4391164794
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