高校サッカーに憧れて強豪校を選ぶ前に。——親子で必ず確認してほしい『3つの大切な視点』
こんにちは。碧凪怜です。
県外のサッカー強豪校へ進学した息子。
現在は地元に帰り、クラブチームに所属しています。
詳しくは、こちらをどうぞ
https://note.com/reiaonagi/n/nfa68f33867a7
今回は、当事者の親の視点から
強豪校を選ぶ時に気をつけること
予め知っておくと良いと感じたポイントを
独自の視点で分かち合いたいと思います。
皆様の、選択がより良いものとなることを
応援しています✨
本当に欲しい選手は、中2や中3になる前の春休みまでにスカウトされる
スカウトされるような選手は、中3の春休みには高校側からのオファーがあり、セレクションを受けて入学が決まっています。
これは、私の推測ではありますが、スカウトマンも、独自で交通費をかけ時間を作り良い選手を探しにいくわけです。
すると当然ながら「効率よく探す」というのも大切になってきます。
そのため、県レベルの高い「県トレセン」や「関東トレセン」などの
選抜チームに探しに行きます。
息子のチームでも、春休みの段階でスカウトで決まっていた選手は
県トレセンや関東トレセンの選手のみでした。
しかし、県トレセンの決め方にも色々と疑問があります。
県トレセンレベルの子がトレセン入っていないということもあります。
ここには、大人の事情も関与しているのを感じます。
強豪校ほど早く始まるセレクション
5月のGWあたりから、セレクションが始まります。
超強豪校に関しては、ここ2年くらいで部員の数を制限する傾向にあります。
ほとんどはスカウト組で決まっているので、公のセレクションでは、合格を出すのは数人という噂を耳にします。
取りこぼしがないかを確認するために、一般公募セレクションを行っているようでした。
練習会という名目で、セレクションを行う高校もあれば、
セレクション一次、二次といった項目で行う高校もあります。
超強豪校であっても、一般受験で入学した生徒なら部活に入れるという高校もあります。
ただ、その場合、部活内での扱いは前線から外されたような扱いの可能性が高いです。
市民を優先する強豪校のセレクションもある
一般に情報を公開していないセレクションもいくつかあります。
例えば、市立高校の強豪校は、市民や市内のクラブを限定的に、セレクションの案内があったそうです。
市外の選手でも、情報をキャッチしていればセレクションに参加できるとか。
このようなクローズドな情報もたくさん存在します。
クラブチーム向けの練習会
一般公開されている練習会より前に、クラブチームのみにお知らせを送る強豪校もありました。
一般公開されているものは、10月11月ごろに対し、クラブチーム向けのものは、6、7月頃行われていました。
中には、とあるクラブチーム限定の練習会などもあります。
足元の技術が高く、クラブチームと高校側の欲しい選手の系統が一致しているため、先輩も多く繋がりが評判となっているようでした。
練習会という名目で、推薦のお話をいただくことが多くあります。
また練習会自体が、実はセレクションだったという高校もあります。
慎重に選んで欲しい、県外の強豪校
県内や近隣の県の高校の練習会であれば、何度か参加してから選ぶことができますが、遠方の県外だと何度も足を運ぶことは難しいもの。
クラブチームの活動や、受験勉強など、中学3年生は忙しいものです。
そのため、1度しか参加せずに決めてしまうこともあるかと思います。
しかも、普段の練習に参加できるなら良いのですが、練習会向けの練習や練習試合に参加する形だと、学校側も良いところだけを見せようとします。
そのため、普段の学校の素顔はなかなか見えないものです。
どんな練習をしているのか、部員は何人体制で指導者は何人いるのか。
練習場所はホームグラウンドだけなのか。
指導者の声がけや、指導内容はどのようなものなのか。
ここが不明瞭のまま、決めてしまうこともあるのではないでしょうか。
息子も特待という待遇に惹かれて、よく考えずに入学を決めてしまいました。
特待や推薦のお話をいただくと、返事に期日を設けられます。
その月の月末まで・・・などかなりシビアな期日が多いです。
そのため、急いで決めてしまうのですよね。
そして決めたあとは、必ず入学するといった一筆を書かされます。
本人だけでなく、保護者、所属クラブの監督のサインまで。
これでは、そうそう乗り換えられません💦
学校側としても、囲い込みを行い、早い段階で良い選手をたくさん確保したいという目的があります。
ここで、予め理解しておきたいのが、高体連は高校にとってどんな役回りなのかということです。
高体連は「教育」か、それとも「経営」か
「高体連は学校の宣伝、経営戦略の側面が大きい」——。 この事実に直面したとき、私は大きなショックを受けました。
もちろん、純粋に指導に情熱を燃やす先生方もいらっしゃいます。 けれど、学校という組織にとって、スポーツでの華々しい戦績は「生徒募集」という名の強力な広告塔なのです。
「特待」や「推薦」という甘い言葉の裏側には、学校側がいかに早く、効率的に、有望な「商品(選手)」を確保し、囲い込むかという経営的判断が働いています。
早い段階で一筆書かされる誓約書は、いわばその「契約成立」の証。
まだ中学生という幼い魂が、大人の事情が複雑に絡み合うシステムの中に、知らず知らずのうちに組み込まれていくのです。
「選ばれる側」から「選ぶ側」へ
私たちはつい、「推薦をもらえるか」「スカウトされるか」という、**“選ばれる側”**の視点に立ってしまいがちです。
けれど、今一度、冷静に自分たちの足元を見つめ直してほしいのです。
特待で入学したとしても、そこは100人、200人という選手がひしめき合うピラミッド。 怪我をしたら? 指導者と合わなかったら?
経営戦略の駒としてではなく、一人の「人間」として大切に扱われる環境なのか。
その「設計図」は、誰が描いたものなのか。
「知らない」ということは、相手の設計図の中で生きるということです。
情報を自分たちで能動的に取りに行き、違和感を見逃さないこと。
それが、親が子供に提供できる唯一の「安全装置」なのかもしれません。
価値観をリノベーションする勇気を
息子が高体連を離れ、通信制高校とクラブチームという道を選んだ今、私たちはようやく「自分たちのリズム」を取り戻しました。
もし、今の選択に苦しさを感じているなら。
あるいは、これから始まる熾烈な争いに息苦しさを覚えているなら。
それは、あなたが**「自分自身の価値観をアップデートするタイミング」**に来ているサインです。
強豪校という看板がなくても、サッカーはできる。
むしろ、その看板を脱ぎ捨てた瞬間に、今まで見えなかった新しい可能性という風が吹き抜けることもあります。
私は、高体連を否定しているのではありません。もちろん素晴らしい側面がたくさんあることも理解しています。
しかし、今回お伝えした3つの視点:①情報の鮮度、②学校の経営戦略、③本人の自立、を意識した上で選ぶことも大切だと思い、記事にしました。
あなたの、そして大切なお子様の未来が、 誰かの引いたレールの上ではなく、 自分たちで描き直した「最高の設計図」の上で輝くことを、 心から願っています。
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Rei Aonagi💠
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強豪校サッカー部の特待生・寮生活における『学校説明会では語られない現実』を、親の視点から淡々と綴った全4回の実録手記➕記事です。進路選択で…
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