じゃがいもと引き換えに奪われたもの
夫との出会いを書いてみたので
よかったら覗いていってください。
①ルッキズムを捨てて出会ってみた話
②初めて会った日、なぁんか微妙。
③この記事
初めて会った、スタバの日以降
男性とLINEでやり取りするようになったが
私は、多分そっけない態度をとっていた。
男性は「また会いたいです!」
って感じだったのだが、
前回書いたように
当時の私には会う時間がなかった。
(会う気もあまりなかった。)
会う時間ないくせに
マッチングアプリすんなよー!
という声が聞こえてきそうだ…
ご存知の方もいるかもしれないが
私は、バカ正直な人間である。
マッチングアプリの自己紹介文にも
「今はなかなか会う時間がとれません。」
「長い目で見ていただける方がいいです。」
のようなことを書いていた。
だから、会えないことも
事前に了承を得たことになっているはずだ。(?)
そう、私は顔出ししないどころか
あえてマイナスアピールもしまくっていた。
なのに、そんな私とマッチングした
夫はちょっと変わってると思う。
話を戻すが、
男性とは会う時間をとらないまま
LINEだけ気が向いたら返す感じだった。
そろそろフェードアウトかな…
と思っていたところに事件は起こった。
男性からこんなLINEがきた。
「じゃがいもって、好きですか?」
「実家から大量に送られてきて…。」
「もしよかったら届けに行くので、もらってくれませんか?」
「忙しいと思うので、渡したらすぐ帰ります!」
なぬ!!?!??
じゃがいも好きですか?だと!?
好きに決まってるだろ!
しかも大量にって…
こいつ、
じゃがいもで私を釣ろうとしてるな。
けど欲しい…
私「じゃがいも大好きです!でも届けにきてもらうだけなんて、なんか悪いです。いいんですか?」
こんな感じで返したと思う。笑
私は、看護学校のスケジュールを確認した。
1日、90分×4コマの講義なのだが
時々空きコマがあるので、
その時間にじゃがいもを頂こうという
悪魔のような考えが浮かんだ。
私「◯日の、⬜︎時から90分間は空きコマなので、その間に持ってきてもらえるとありがたいです!」
この時点で、
私がじゃがいもにしか興味がないことは
男性も気づいたと思う。
しかし、返信はこんなものだった。
「その日は、私も都合がいいです!」
「もしよければ、その90分の空き時間、丸々私にください!!🙇♀️」
私は、心臓が止まるかと思った。
一言で表すなら、
「ズキューーーーーーン!!」である。
なんだこの、真っ直ぐな男は。
私は、じゃがいもというエサだけを
かっさらって逃げようとしてたのに…
そんな見え透いたずるい作戦ごと
包み込まれた気がして、
私は完全にやられてしまった。
その瞬間、
それまでの数々の塩対応を思い出して
急に、申し訳ない気持ちになった。
なんであんなに雑に扱ってたんだろう、って。
思い返せば、そんな塩対応にも
男性はずっと変わらず接してくれた。
じゃがいもは、
最後の作戦だったのかもしれない。
最後だったからなのか、
あの時は本気で
90分を取りにきてくれたんだと思う。
そんな姿に
心を打たれないはずがなかった。
あの時の夫の一押しがなければ
たぶん今一緒にいることはない。
見た目や条件なんか
全部どうでもよくなってた。
私が求めてたのは
そんなものじゃなかったんだと思う。
じゃがいもと引き換えに、
90分どころか
いろんなものを持ってかれた気がしてる。
・・じゃがいも、好きなんだもん!
